1月末に近いある日、大学セミナーハウスにて教員免許証更新講習があり、また講師をさせて頂いた。幼保一体化とかで幼稚園や保育園の先生の参加もあり、それ以外にもいつものごとく小、中、高の先生とで80余名の受講者だった。異文化背景の生徒をクラスに抱える先生は今回少なかったようだが、スキットの演技はお上手、文化のカプセルにも大変興味を示され、質問や意見が多く、活発なクラスだった。日本全国から素敵な先生方が集まっておられるので講師が一方的に講義するのではなく、グループ学習(簡単に自己紹介し合い、テーマを持ってDiscussionし、議長がまとめて発表する)の時間を今回も設け、参加型クラスを喜んでいただけた。授業終了前の論文には魅力ある教師像、理想の教師像と共に、それに近づくよう頑張るぞ!という決意が多く語られていた。曰く、「3無=あわてない、当てにしない、諦めない、を胸に頑張ります」、「今日のスキットには考えさせられた。色んな題材を選び劇化して話し合いの場を作るのは面白いし、自分でも作れそうだ。挑戦したい」、「説得力のある意見表明が出来るよう頑張る」、「目標必達、頑張る」、「自己実現を目指すとともに、人のための共生活動を常に考えたい」、「今人生の岐路、40歳では遅いと思っていたのですが、先生(筆者)は52歳で渡米、大学院へ、そして110か国バックパックとは、目からウロコ。自分はまだこれからだと学びました」、「自信を持って意見表明できる人間になれるよう、そして共生活動も頑張ります」、等々。決意に燃える純真で素敵な先生たちとの出会いにほのぼの、心温められた。(彩の渦輪) 先生によるスキット風景