好運!キョンちゃんとの出会い 韓国本土では前回古寺巡礼中心の旅をし、仏国寺、昌徳宮、海印寺は訪問済み、今回はのんびり温泉でも、と、殆んどノープランで出かけた。飛行機とホテルのセットをネットで購入、仁川空港から急行列車でソウル駅へ、地下鉄に乗り換えて明洞まですんなり。出口でホテルへの行き方と換金所を聞いた若い女性が「案内してあげます!」と。換金も一番レートのよい店へ。夕食を共にしたら、「私、聖心女子大で学び、プリンスホテルで働き、8年間日本にいて、昨年秋に帰国しました!」。時は旧暦の年末、彼女はその夜から会社が正月休み、つい1週間前の話だ。ホテルは部屋に電話無し、深夜はレセプション不在、という「究極の合理化ホテル」。だが受付は好青年で最良の部屋をくれ、これが親切に会う事始め。その夜キョンちゃんから電話、「日本語を忘れたくないので明日ご案内したい」と。勿論願ったりだ。景福宮の衛兵交代儀式や国立博物館、固有の文化を守り看板に一切外国語を使用しない民族系繁華街、仁寺洞へ、南大門市場へとほぼ丸1日案内して頂いた。
親切に会い続けた温泉行き 元旦は自分たちで行動の日、周囲約5Kmの城郭が取り囲む長閑な街、スウォン(水原)へ地下鉄で1時間。言葉が通じないのでスマホで日本語の説明を見せ乗り換え駅を教えてくれた人、反対ホームまで連れて行ってくれた若者。水原駅では駅舎外のバス乗り場まで案内してくれた人、等。水原の城郭では街並みを見下ろしながら半周し、そっくりの城壁歩き、英国のヨークを懐かしんだ。その後湯陽温泉へ。日本の銭湯に似た温泉だったが、中で裸の女性の喧嘩があった。相手に石鹸を投げつけたり、と結構派手な喧嘩だった。元旦ゆえ食事処は全て閉店、3個1000ウォン(100円)の鯛焼きでお腹を満たした。屋台の鯛焼きは熱々で最高だった!(続く)