CincinnatiではUC 時代の仲間、DawnとLong Horn Steakhouseで再会した。この近くにはかつて筆者の和・英文の本、「Across the Milky Way(流るる月も心して)」を売ってくれたJoseph-Bethという本屋もあり懐かしいモールだ。ぶ厚くて柔らかいステーキもジャンボサーモンも超美味だ。DawnはCincinnatiに戻るたび真っ先に会う人だ。彼女はUC(University of Cincinnati)の報道関係の責任者、筆者は日本文化を教えていたが猫好き同志で親友となり、筆者帰国後も愛猫の写真をよくメールしてくれる。娘と同年齢だがアメリカでは年齢など友情に無関係だ。Dawnのお土産は彼女の就職時から長年UC の学長だった日系人サンタ・小野さんの人形だった。多くの教授連、職員たちに慕われていたDr. Santa Ono はこのたびUniversity of British Columbiaの学長として移動され「残念でお人形買って来た!」と。筆者も残念!この学長には思い出がある。UCの学長に就任なさり教授連が歓迎会を開いた折のこと。当然乍ら教授たちが新学長にシャンパンを注いであげてあちこちからカッチンカッチンと乾杯の音。ところが筆者を見つけた学長さんは自らワインボトルを取りに行き筆者にワインを注ぎ、色々質問してくださったのだ。この幸運は多分筆者だけだった。オノ学長様、次の大学でもご活躍を!Computer Scienceを教えていたBettieとも再会、Enaともここで食事した。22年住み、毎年1回戻ってくるCincinnatiは第二の故郷、生まれ故郷以上に懐かしい。(彩の渦輪)