「始まりはじまり!」と書き始めたが実は既に始まっていた。彩の渦輪が新田医院で腰痛をもらったのはお盆前日。以来お盆の間中横たわり、痛みで寝返りも出来ず、一人で起き上がれなくなってから今日で11日目だが、彩の渦輪の事故の3日後、自悠人が脚立から落下、地面にあった石か何かに顔を打ちつけ、顎から出血が止まらず、お盆に開いている医院を探して2針縫ってもらい、その日以来毎日医院へ消毒に。昨日あたりから胸も痛むと言い出したので本日医者へ。今頃レントゲン撮影中だろう、と、これを書いているとき自悠人が帰宅した。胸にRib Bandというコルセットを巻かれて。レントゲン撮影の結果、上から5番目の肋骨が折れており温湿布治療。「1か月は安静が必要だそうだ!」とソファーにゴロン。顎の抜糸は1週間後だ、と。かくの如く、腰痛と胸の痛みにウンウン唸って共にソファーに横たわる夫婦となった。が、それでも「がまん、がまん!いつか治るなら感謝しなきゃ!」と、気弱になりがちな夫にはっぱをかけ、野良猫の鼠小僧に餌をあげる筆者だ。「え?事故と野良ちゃんにどんな関係があるの?」ですって?ブータンで学んだ生きもの聡幸福が重要だと思って。それに、鼠小僧は脚立の上の自悠人を心配そうに見てくれたようだし。 (彩の渦輪)