「日本人?どうぞ!」とパトカーが乗せてくれた!
キルギス共和国の首都、ビシュケクは万年雪を頂いたアラ・トーの山々が見える、高地で美しい街だ。着いた翌日はVictory Dayだった。イヴェントに満ちた楽しいお祭りと聞き、タクシーは外で拾う方が安いと言われてホテル前で立っていたら、通りかかったパトカーが、「日本人?お祭りに行くの?どうぞ乗って!」と親切にも同乗させ、会場へ送ってくれた。友人、祐子さんから頂いた手作りカードを持参していたので、2人のポリさんにお礼に差し上げたらとても喜んで頂け、こちらは得難い体験に感謝した。Victory Day会場では様々なイヴェントがあったが、若い人のバンド演奏が多く、あまりの混雑で夫と離ればなれに。動けば迷子になる場所、その辺で待つより仕方なかった。20分は待っただろうか、ようやく夫と会えた。ヤレヤレ!帰路の道端の風景には懐かしさひとしお。出店が風船や塗り絵など、筆者の子どもの頃のお祭りの出店と同じものを売っていたのだ!キルギス人の方がカザフスタン人よりも日本人に一層酷似しており、つい、「あら、おばちゃん!」「おじいさん!「佳子さんじゃない?」などと声をかけてしまったが、言葉は通じなくとも皆さん、優しい笑顔を返してくれた。(彩の渦輪)
写真 1.このパトカーが乗せてくれた 2.道の向こうのお祭り会場に向かう人々 3.お祭り会場 4.道端の出店