あけぼの

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ウェイスト・バッグ置き忘れ事件簿、続編

2020-05-10 11:18:53 | 講演・アート・音楽・スピーチ

   

(2) 香港空港ではトイレにWaist Bagを20分間置き忘れ

下痢に襲われた夫が、開いていたハンディキャップ用のトイレでW. Bagを外し置き忘れた。出国時、「あ、バックがない!」。血の気が引いた夫、トイレへの置き忘れに気づいたが20分は過ぎていた。慌てふためき頭の中は真っ白、無我夢中でそのトイレまで走った。走りつつ、「ムンバイ-カシミール間の航空券、移動ハイヤー代、ホテル9泊代金等、$3500は入っていたなあ!」と気付き、「なんて遠いんだ!」。

  1. Bagは「あった!」。中身もそのままで、パスポート、財布、予備の現金$500もあった。通常のトイレなら消えていても不思議はないだろう。「幸運」としか言いようがなかった。旅行中W. Bagを身体から放すのはトイレと夜の睡眠時だけだ。「年齢と共に冷や汗をかく確率が高まったナ!」と夫。運に助けられたのだった。

(3) シンシナティ、USAの古物マーケットのトイレにも置き忘れ

シンシナティの古物マーケット、グッドウィル内を5分程度うろついてからW. Bagが無いことに気付いた夫、慌ててトイレへ。「あった!よかった!」。だが中味を確かめたら現金$100が無い。カードその他の貴重品はそのままだった。「足のつかないお札だけ盗んだんだね。出来心は仕方がない。忘れた方が悪いんだよね!」と言いつつ悔しそうな夫の顔。

(4) イランではBC時代の遺跡見学で置き忘れ

遺跡の見学コースから離れたトイレで、W. Bagをはずし、つけ忘れて出てきた。トイレを出てから5mほど離れたところで係員が声をかけてくれたが、その手には夫のバッグが!それを見て夫は置き忘れに気付いた。貴重品が全部入っているW. Bagだ。有難うございます!「用便が済むと目の前にあるものさえ忘れてしまうのだからしょうがないね!」と反省しきりの夫だったが、イランは遺跡にも人情にも感動、ホントに良い国だった。友人が今も招いてくれている。有難うイランの皆さん! 

 以上、(1)災難、(2)幸運、(3)アホ、(4)多謝 がテーマの事件簿でした!(彩の渦輪)写真:1.2.イランにて 3.愛用のW.Bag