写真はハロン湾と鍾乳洞
景勝地ハロン湾
翡翠色の海面に大小2000近くの奇岩がきり立ち、幻想的な風景といわれる場所。中国の桂林より魅せられると聞いていたが、珍しい光景ぐらいの感覚だった。多くの観光船が行き交い、世界中から観光客が来る場所だった。昼食込みの乗船だったのでハマグリやしゃこエビなど食べることに追われて肝心なハロン湾風景が二の次になった感がある。奇岩群の大きさ、色合い、位置関係、遠近間隔感が船の進行によって次々と変化し、現われては消える。奇岩にまだらに生息する緑の灌木は独特の風情だ。墨絵の世界に値するだろう。観光船の停泊場所、バイチャイ港のそばの山の横穴から登る鍾乳洞は天井が巨大で複雑、見上げれば空も覗ける登り型ゆえ水滴がほとんどない。いずこの鍾乳洞も同じだと思った。
民族の活力
治安の良さと廉価に支えられ移動手段もまずまずで観光上魅力ありと見れば世界の目はヴェトナムに向く。ホーチミン市やハノイ市の数人乗りのバイク群から察せられるように人や国に活力がある。外資を受け入れ、海外の国の生産拠点が郊外に連なっている。生産物の品質を人々が唱えるあたり社会主義国の先輩に負けない気慨がひしひしと感じられる。勤勉で勤労意欲に長けた民族性は良く知られたところ。知恵を出し合い根性で国の発展を願い、支えている。過去は過去として丁重にアメリカとも世界とも友好関係を築こうと努力しているヴェトナムから学ぶことが多い。(自悠人)
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