柳青める黄金週間の良き日、やっと出来た、我がレコード!ホントはCDだが昔風にレコードと書かせてね。「終活を始めた」と約2年前及び1年前に当Blogに書いた。「ピアノ練習と寿命の競走」とも。終活には色々あろうが、先ずは「わが葬儀のプロジュースは自分で」と楽しいことから始めたのだ。捨てるのでなく生み出す終活だ。葬儀中流れるBGMとして「思い出の曲を自分でピアノ演奏し、準備しておきたい」と。ピアノの先生が「良い考えです。ピアノ教師の自分でさえ思いつきもしませんでした!」と1曲ずつ録音してくださり、6曲まではすんなり、だったが、最後の曲、琴の曲「春の海」で手こずった。春の海辺で足元に打ち寄せるさざ波のように優しいひとときを表現したくとも「冬の氷河」になってしまい、練習だけがのたりのたりと春の海になっていた。音大生の協力もあり、この連休に先生が興奮した声で、「売れそうに素敵なレコードが出来ました!」と、家まで持参してくださった。その直後、まだ連休中に親友、TAMIO君がPCと格闘して数枚焼き付けし、カバーまで印刷、本当に売れそうなレコードに仕上がった。寿命に終活が勝ったのだ!たった1つの終活だけど。練習しては録音してもらい、思い出7曲、20分のCDが出来るまで2年も経たけれど、先生が興奮してくださるほど素敵なレコードだと自画自賛、いや自奏自賛した。実を言うと「楽しき農夫」は1部で1音左へずれてるように聞こえるけれど・・・後の6曲はホント、Amazing!
彩の渦輪:思い出の特選7曲
1.春の海:宮城道雄作曲、アメリカの大学やパーティーで着物姿で演奏した琴の曲。
2.スパニッシュワイゼン:踊り出したくなるような軽快な曲。マンドリン名曲集より。
3.楽しき農夫:初めてのピアノ発表会で駕籠を背負った農夫姿で弾いた曲。
4.水色のワルツ変奏曲(Variations on Waltz in Pale Blue):鳥取県が生んだ天才作曲家、高木東六さんの曲。しみじみと始まり、1-19までvariationがある美しい曲。
5.雨降りお月さん:父が入院した時病院で父母と一緒に何度も歌った思い出の曲。
6.木曾節による小狂想曲:アメリカのパーティーで演奏した曲。マンドリン名曲集より。
7.虹:筆者のFirst NameやBlog名「彩の渦輪」の由来する曲。西条八十作詞、近衛秀麿作曲のこの歌は今小川地球村塾の塾歌だ。(彩の渦輪)
朝の散歩道風景 いつも会うチーちゃん
私も歩いてみたいです。