広い講堂のあちこちで7つの10人グループがDiscussion
大学セミナーハウスで毎年実施されるこの教員免許証更新講習は8月と12月、先生方のお休みの時に行われる。筆者は今年も「異文化理解と共生の教育&グローバル教育者に変身!」を受け持った。特に重要な部分はグローバル教育・共生の教育、及び個人のグローバル化。Keywordは「意見表明の重要性」。戦争をせず世界の信頼を得るには、政治家は外交で、われわれは民間交流で、意見表明・発言していかねばならない。具体的教材「文化のカプセル」を使って文化摩擦と異文化理解について学習。後半では「挑戦に適齢期無し:自己の壁、年齢の壁、文化の壁に挑戦」や「目標の重要性」について。鶴竜の父上のJ-Angle記事も資料の1つにし、こちらのKeywordは「目標必達」。今回も参加型にし、「意見表明の難しさ、重要性とその効用」や「魅力ある教師像」のテーマでグループ討議の後、参加者の意見をグループ別にまとめて発表していただいたが、具体的に役立つ意見が多く、素晴らしい発表だった。壁に挑戦し、未来を開こう:人生は壁乗り越える泣き笑い:壁は乗り越えられる、諦めないことが肝要、と、筆者のバックパッカー時の心得、3無(あわてない、当てにしない、諦めない)も紹介。最後は「自己実現と共生活動の交点」。共生活動とは言わば人のための活動だ。交点には両方あるが、自己実現と共生活動両方を実現した(Or 努力中の)人生は素晴らしい。日常の忙しさの中に置き忘れてしまいそうな人生の目標や夢を、せめて新鮮に保つ努力だけでもし続けたいですね。(彩の渦輪)