過去何年だろうか、娘から届く母の日の花は新鮮で良い香りの赤いカーネーション、種々の薔薇と芸術的にAssortされ、包み紙さえ二色の和紙で美しく、リボンも可愛く、カードも素敵で花瓶に張り付け感謝して飾った。ところが、初めてのことだが、今年は母の日より3日も早く届き、箱は天井に届くほど大きかったが、カーネーションの花弁は下半分が袴状に垂れ下がり、完全にドライフラワーになった薔薇もあり、全体の2/3は枯れていたのだ。本番の母の日の前に店が枯れた花を片付けようとしたとしか思えない枯れ花群だった。「言おうか、言うまいか」と夜まで迷った。注文店を変えたのだろうと思ったが、娘のせいではないと思うなら伝えた方がいいとの結論に達し、電話した。「箱の中に何か紙が無い?」。探したら「母の日お花の相談窓口」という紙切れが。翌日勇気を出して電話した。はじめは電話がプツンと切られたり、で諦めかけたが、花が枯れていた旨を一応伝え、それきりだった。娘の方は注文店に電話したようだ。やがての頃「母の日お花の相談窓口」から丁寧な女性の声で、「代わりに蘭を送ったら受け取って頂けますか?」筆者:「発注店からもしかしてお詫びの花が来るかもしれないんですが」「そちらから来ても来なくてもこの窓口として手配したいのです」。娘の注文店から翌日、こんどは立派な花束が届き(2本を除き)、責任者と名乗る男性から「ご迷惑をおかけしました」と丁寧なお詫び電話。そして本日、時間は経ったが、「母の日お花の相談窓口」から何と紅白のデンファレという蘭が届き、ビックリ!「母の日お花の相談窓口」にお礼の電話をしたら「お客様に喜んでいただけるよう努力しています!」と。いまどきこんなことが起こるんですね。(彩の渦輪)
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