約1か月前の事件…野外で眩暈がしてふらつき後ろ向きで転倒、尖った枝に掴った掌が切れ、救急病院で7針を縫合したが、動脈が切れた傷による出血で止血に3時間を要した。3か所病院を移動した後やっとの手術だった上に、処置後の医者の対応のまずさ…破傷風の注射を忘れたから早朝来院してくれ、と夜中に電話してきた…等、その間の耐痛や心痛で休む暇なしの状況だった。その後脳外科でのMRIと運転機能診断のテストを受け、テストは合格したが、年齢的に運転はやめた方が良いと医者に言われた。後は筆者の決断のみだが、条件付き運転や、車の無い生活のシュミレーションをしてから、等、期間の問題だ。
それにしても新聞その他、報道機関は高齢者の事故例を強調する。その上、友達や身内からの進言などで高齢運転者は八方塞がりだ。都心で発生したアクセルとブレーキの踏み間違い事故の2、3例を取りあげ、「老人は社会の敵、85歳を過ぎて運転すれば殺人候補者」というような取扱いで社会の眼を惹く。個人差は無関係だ。日本は10羽1絡げで棲みにくい。また、踏み間違い事故に対応出来る技術が開発されたとしても、その装置は所詮機械、相手次第でやはり事故は起こりうる。相手を避けようとし、咄嗟のことなのでアクセルとブレーキを踏み間違えるのだろう。それが高齢者の事故に繋がるのかもしれない。まして歩道に乗り上げれば言語道断の事故となりうる。運も大きいだろうが、乗らないに越したことはないようですね。(自悠人)