かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

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返済を止めた理由は遅延損害金

2015-08-10 | 事例
毎月1000円づつ払って、もう15年以上だ。年齢も78歳となりました。
黙って居ても、保証協会は、年に1回、必ず振り込み用紙を送ってくれます。
しかし今回は届かなかった。
もう免責してくれたのかなと思ったがどうも気になる。
つい、「切れたから、後を送ってください。」と電話をしてしまった。

何時もは担当と名乗る女の人が出たが、今回出たのは男。今度は私が担当になりましたと
挨拶のあと、
「残高確認の用紙を一緒に送ります。これにサインして送り返してください。」と云う。
「結構です。今までもありました。返送します。」
今までもたまにあった。
その都度、残高は同じようなものでした。1ヶ月1000円では仕方ないな。と思ったものです。
でも今回は減って居るかなと毎回期待して居ますが、自分勝手の考えですね。

書類が届いた。
振り込み用紙が今回はなぜか6回分だ。
それに残高確認の用紙です。
それにメモが入って居ました。
「残は別紙の通りです。
 ついては毎月の振込額を少し上げて呉れませんか。
 一度お目にかかって話し合いましょう。」

「上げるつもりで振り込み用紙を6枚しか送ってないのだな。」
枚数の少ない理由が分かった気がします。

それで残高確認書を見て驚いた。
元金残、6200万、遅延損害金残 13500万。
両方の合算は書いてありませんが、合わせると2億に近いです。

今までこんな様になって居れば、私はサインはしていなかったでしょう。
今までは元金残、書いてある数字はこれだけです。
遅延損害金は金額でなく、その他遅延損害金等と付帯文句があっただけです。
だから金利が別にあるのだくらいにしか思っていませんでした。

ですから100万か200万ならば数字で書いてあっても、驚かなかったでしょうが、
この遅延損害金には文句も出ず、放心状態となったくらいです。

保証協会の金利は14%と聞いていたがそれにしてもこんなに高いものとは思いもしなかった。
毎年、12000円は支払いで減って行っても、遅延損害金で1000万も増えて行ったのです。
高利貸以上の最高の商売でしょう。
これが民間の仕事でなく、官の事業として認められて居るのです。

今までは死ぬまでにきれいに返済して、閻魔さまと対面しようと思っていましたが、
これでそんなことは絶対無理と判りました。
なまじ私が返済して居るから、保証協会も取れると思って遅延損害金を取ろうとしているのでしょう。
以前のように付帯費用があるという書き方は回収の意向もないが今回のようにはっきり書くのは、
振り込み用紙を催促したり、私が支払う意思があるために金額に直して、サインを取ろうとしているのでしょう。

それだったら、もう返しても無駄だ。逆に回収できない金を多くして、全員が不幸になる元をつくっている。
返すのは止めよう。
お金もないし、返しても罪を深くしているだけだ。

返すくらいならば、その金で宝くじをかって、万一当たれば全額返した方が気分がすっぱりするだけ、自分のためだ。

また返済を止めれば、直ぐに差し押さえをやって来るかも知れないが、差し押さえになるような物は何にもない。

保証協会も私からは回収を諦めるよりほかないだろう。
すると、こんな罪の遅延損害金も生じない。

さて、そう決めたからのはもう何もしない。
保証協会はどんな事をやって来るだろうか。