かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

無反応の競売開始

2015-08-19 | 雑感
ついに競売開始決定の通知が届いた。
殆ど同時に3か所から電話があった。

先ずは調査官。「物件を調べたり、貴方の話も聞かないといけないが、何時頃訪問すればよいでしょうか。せめて月内にはお願いします。」言葉使いが丁重だ。

続いて市。「まだ期日がこない固定資産税を繰り上げて、ただちに払ってください。そうでないと当方も、自宅を差し押さえしなければなりません。」
「人手に渡ってからの不動産の税金を、なんで自分が払わないといけないのか。当方で負担するのか。」不満が噴き出す。

税務署からもあった。「分割支払いをお願いしている消費税をただちに完納だ。」これも完納するまで、差押さえをするらしい。
官の仕事って、何かがあると直ぐに差押さえが出来て良いな。

場所は良いところだから、競売になると、早く終わりますよと原告信組の意見だった。
それじゃあ困る。此方は目下仕事中で、競売や移転など考えた事がない。
いや考えてもどうしようもないことが分かったからだ。以後は一切考えていない。

仕事は続けて居る。小型成型の仕事だから成型機の移転・据え付けだけも簡単ではない。

この自宅兼工場をどうするかが一番の問題だが、前述のように考えてもどうしようもないからなるようになれと腹を括っている。
調査官にも力説したい。
落札になった時に、どうなるかということだ。
その時に首でも括れれば面白いかもしれないな。

いずれにせよ、その時は生涯の一番重要な時だが、いまは、全然反応がない。
人間って、やることが無くなった時は、こんな無反応となるかも知れない。

8月15日(土)のつぶやき

2015-08-16 | 雑感

大学教授の退職金

2015-08-15 | 雑感
「いや、大した事はありません。
 僕はね、兼業もなく、同じ大学に40年勤務をして定年退職をしました。
 退職金は辞める時の給料の2年分はなかったです。
 全部では4000万を超えていましたが、手取りは3000万台でした。」

それにしても大きな退職金です。
それより驚いたのは給料の良さです。2年で4000万としても月収は170万です。
国立大学の数学を出て、理科系大手の大学に勤めていてこの額です。
もっと日のあたる大学や勤めの人の収入はもっと多いかもしれませんね。

論評はしません。
私が付き合っている中小企業の人に比して何たる相違かと思うだけです。
唯大学も大きな国庫補助があるから支給もできるのでしょう。

この人と同じ兄妹で、妹の夫は会社がリストラ、以後職に恵まれず、ボーナスも出ない会社で
苦労して居ます。妹の収入が頼りです。
子供が奨学金をもらえなければ大学にもいけないでしょう。

こうした面だけを考えると、やっぱり中小企業より、大樹、それも国庫金の補助が主のところが一番良い。
中小企業の再建策なんて以下の補助金を貰うか考えるべきかも知れませんね。


大学教授の退職金

2015-08-15 | 雑感
「いや、大した事はありません。
 僕はね、兼業もなく、同じ大学に40年勤務をして定年退職をしました。
 退職金は辞める時の給料の2年分はなかったです。
 全部では4000万を超えていましたが、手取りは3000万台でした。」

それにしても大きな退職金です。
それより驚いたのは給料の良さです。2年で4000万としても月収は170万です。
国立大学の数学を出て、理科系大手の大学に勤めていてこの額です。
もっと日のあたる大学や勤めの人の収入はもっと多いかもしれませんね。

論評はしません。
私が付き合っている中小企業の人に比して何たる相違かと思うだけです。
唯大学も大きな国庫補助があるから支給もできるのでしょう。

この人と同じ兄妹で、妹の夫は会社がリストラ、以後職に恵まれず、ボーナスも出ない会社で
苦労して居ます。妹の収入が頼りです。
子供が奨学金をもらえなければ大学にもいけないでしょう。

こうした面だけを考えると、やっぱり中小企業より、大樹、それも国庫金の補助が主のところが一番良い。
中小企業の再建策なんて以下の補助金を貰うか考えるべきかも知れませんね。


36年払いの和解金

2015-08-11 | 事例
サービサーとの和解契約書を見せてくれた。
「元金は2200万です。この10%を相手は主張しましたが、当方は5%を主張し、
 結局は支払い方法に色を付けて8%つまり総額176万で妥協しました。」
「ああ、あいうえ順でもABC順でも必ずトップになるあのサービサーですね。
 結果として、残額の何%で決まったとは言いますが、何%のしましょうと言う交渉は、
 聞いた事がありませんよ。それはそれとして、ちょっと高いかもしれないが頑張ったですね。
 それで色を付けてた支払い方法とは?」
これで驚いた。

毎月4000円を440ヶ月支払うとある。36年以上。今の支払者が生きている可能性は微妙なところ。

「この交渉は、総額ではない。要は私は、月に4000円以上は払えないと主張し、相手がそれを認めたのです。
 後は支払い期間の長短さえ決めればよかったです。
 私も440回払いなんて夢にも考えませんでした。でもそれで決まっちゃったのです。
 ここに相手が正式に捺印した契約書がありますから。私が捺印して送り返し、
 後は何時まで第1回の4000円を振り込めば正式に成立です。」

ただ嫌らしい文句が一つある。
「支払者が2回以上払わないか、または支払いが遅れた場合は、サービサーはこの契約書を破棄し、
 再度協議をし直す。ただしその場合は今までの支払い分を元金から引いた額を元金とする。
 その他の条件は、過去の条件に捉われない。」となっている。
公正証書までにはなっていないが、あくどい事で有名なこのサービサー、
2回くらいの延滞は直ぐに起こるだろう。
そしたら支払条件を変えて、また契約しなせば良いと思っているだろう。
あるいは最初から、これを狙っているかと勘繰りたくなる。

「支払額が多くても少なくても、それが続いている内は借金が残っているという重圧が絶えずありますよ。
 貴方も出来れば一括返済に切り替えたいですね。
 この契約はこのまま結びましょう。するとこれ以上に悪くはなりません。
 其のうえで。支払条件の変更を申しこみましょう。
 
 面倒見て呉れる人が出来たと言って、総額を値切ってください。私は50万にはなると
 思います。どんなに悪くても80万でしょう。
 それ以上高かったら、今の440回を続けましょう。」

発生して13年もたった債務。いくつのサービサーを振り回されただろうか。
サービサーも普通では回収不可能とふんで居たに違いない。

それにしても440回の回収は本当に回収するつもりだったろうか。




返済を止めた理由は遅延損害金

2015-08-10 | 事例
毎月1000円づつ払って、もう15年以上だ。年齢も78歳となりました。
黙って居ても、保証協会は、年に1回、必ず振り込み用紙を送ってくれます。
しかし今回は届かなかった。
もう免責してくれたのかなと思ったがどうも気になる。
つい、「切れたから、後を送ってください。」と電話をしてしまった。

何時もは担当と名乗る女の人が出たが、今回出たのは男。今度は私が担当になりましたと
挨拶のあと、
「残高確認の用紙を一緒に送ります。これにサインして送り返してください。」と云う。
「結構です。今までもありました。返送します。」
今までもたまにあった。
その都度、残高は同じようなものでした。1ヶ月1000円では仕方ないな。と思ったものです。
でも今回は減って居るかなと毎回期待して居ますが、自分勝手の考えですね。

書類が届いた。
振り込み用紙が今回はなぜか6回分だ。
それに残高確認の用紙です。
それにメモが入って居ました。
「残は別紙の通りです。
 ついては毎月の振込額を少し上げて呉れませんか。
 一度お目にかかって話し合いましょう。」

「上げるつもりで振り込み用紙を6枚しか送ってないのだな。」
枚数の少ない理由が分かった気がします。

それで残高確認書を見て驚いた。
元金残、6200万、遅延損害金残 13500万。
両方の合算は書いてありませんが、合わせると2億に近いです。

今までこんな様になって居れば、私はサインはしていなかったでしょう。
今までは元金残、書いてある数字はこれだけです。
遅延損害金は金額でなく、その他遅延損害金等と付帯文句があっただけです。
だから金利が別にあるのだくらいにしか思っていませんでした。

ですから100万か200万ならば数字で書いてあっても、驚かなかったでしょうが、
この遅延損害金には文句も出ず、放心状態となったくらいです。

保証協会の金利は14%と聞いていたがそれにしてもこんなに高いものとは思いもしなかった。
毎年、12000円は支払いで減って行っても、遅延損害金で1000万も増えて行ったのです。
高利貸以上の最高の商売でしょう。
これが民間の仕事でなく、官の事業として認められて居るのです。

今までは死ぬまでにきれいに返済して、閻魔さまと対面しようと思っていましたが、
これでそんなことは絶対無理と判りました。
なまじ私が返済して居るから、保証協会も取れると思って遅延損害金を取ろうとしているのでしょう。
以前のように付帯費用があるという書き方は回収の意向もないが今回のようにはっきり書くのは、
振り込み用紙を催促したり、私が支払う意思があるために金額に直して、サインを取ろうとしているのでしょう。

それだったら、もう返しても無駄だ。逆に回収できない金を多くして、全員が不幸になる元をつくっている。
返すのは止めよう。
お金もないし、返しても罪を深くしているだけだ。

返すくらいならば、その金で宝くじをかって、万一当たれば全額返した方が気分がすっぱりするだけ、自分のためだ。

また返済を止めれば、直ぐに差し押さえをやって来るかも知れないが、差し押さえになるような物は何にもない。

保証協会も私からは回収を諦めるよりほかないだろう。
すると、こんな罪の遅延損害金も生じない。

さて、そう決めたからのはもう何もしない。
保証協会はどんな事をやって来るだろうか。




虫に思う

2015-08-07 | 雑感
蝉の鳴き声が間違いなく少なくなっている。
5-6年前、居なくなった蝉が戻ってきたかと間違う、鳴き声が戻った時もあった。
今は完全に少なくなって、居るか居ないか判らない存在になってきている。

子供のころから昆虫は好きだった。蝉なども、鳴き声からその姿の発見は人より早かった。
子供が幼稚園のころ、お盆休みの夕方は、大概、蝉のヌタ取をしたものだ。
地面に開いた小さな穴から、中に居る蝉の幼虫を探すのだ。そんな事が得意だった。

蝉の鳴き声を煩いと思った事はない。
その点、芭蕉と心境は同じだ。
いい年をして、蝉を追いかけている。
そんな光景が、やがて秋になり、天神様の木立の真上を蝙蝠が飛び交うまで続いたものだ。

その蝉が少なくんなっている。
姿はおろか、蝉しぐれなど聞いたことも見たことも無くなってきた。
同様に、赤とんぼや、蛙なども、何年も見てない。

最近深大寺に行った時、近くの子供だろうか、小川の溜まりで、ざる蟹釣りをしていた。
昭和30年代までは、この辺は、沼や溜まりが多く、そのいずれもざる蟹だらけだった。
今はもう、その水は何処かに行っちゃて、あるのは小さなセセラギだけ。
ざる蟹なんて居る筈がない。でも気になるから黙って見て居た。
そんなに長くない、10分くらいであったろうか。
見事、ざる蟹は、餌に抱きついて釣れたのである。

まだ居るんだ。
無性に嬉しかった。

まだこのあたり、昆虫の種が残っているかもしれない。
ホタル園ガあることなど良い例だ。
今は我々のころと違って、子供も昆虫を出鱈目に取らないだろう。大人も農薬の使用が
少なくなってきただろう。
唯、大きな木が減っていくのが致命傷かもしれないが、昆虫も何とか復活をしようと頑張っているかも知れない。

そうあって欲しいな。