東京ミッドタウンのとらやさんで、先週8月21日(木)に「夏の茶話会」が開催されました。
季節にちなみ、ガラスと夏のお菓子についてのお話をうかがうというイベントです。ミッドタウン店では、店内スペースで季節ごとに企画展が開催されており、今夏は作家さんたちのガラス作品が紹介されているのですが、本展に出展している木村硝子のデザイナーの方たちがお話にきてくださいました。きれいにカッティングされたグラスもよいですが、シンプルなうすはりガラスもすてきですね。これで飲むお水は、きっととてもおいしいだろうな。
さて、気になる夏のお菓子ですが・・・
涼しげな寒天をつかったお菓子のご紹介です。上は「水の宿(やどり)」、ブルーの琥珀羹とみぞれ羹の竿物です。ほんとにきれいな色 芸術的です。
それから、「粟羊羹」(左)に「水羊羹」(右)。とらやさんの水羊羹はくずをつかっているそうですよ。黒糖のこっくりした甘みがおいしい!
次は「くずきり」。こしがあって、つるんとしたのど越し!さすがのお味です。蜜は和三盆。甘みにコクがあります~。こういう「くずきり」ならまた食べたいな。
さらに!かき氷も!!
抹茶蜜がまたおいしいのです。よいお茶をつかってるんでしょうね。下には小豆餡。これがまたほどよいゆるさで、かき氷にちょうどあうのです。とらやのかき氷、こんなにおいしかったなんて!!!油断してました。。。
これだけでも十分満足な上に、なんとおみやげも。
「霙饅」(みぞれまん)と「花氷」。「霙饅」は、道明寺羹(みぞれ羹)の中にこしあんがはいったお菓子。「花氷」は、白小豆をつかったきんとん!紅色の錦玉と白の色遣いがかわいい♪中のこしあんのセンターには、くずの水羊羹がはいっている贅沢なお菓子です。
こんなに盛りだくさんのイベントで、会費は¥2500。大感激です(涙)。
茶話会、今回が初めての企画とのことですが、ぜひぜひ、また開催してほしいと思います。
そうそう、9月と10月に、なんと和菓子教室が予定されています!とらやさんの教室ってはじめてききましたよ?同じくミッドタウンにあるABCクッキングでの開催です。
(以前、淡交が主催する和菓子講習会にいっていたことがあるのですが、この講習会は老松や鶴屋吉信、鶴屋八幡、一幸庵・・・等々、錚々たる店の職人さんが講師に登場するスゴイ教室。でも、とらやさんはきてなかったんですよね・・・残念ながら。)
とらや HP & okashihime