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<小ミカン> 桜島小ミカン

2022-10-26 08:11:42 | 果物

 「桜島小ミカン」

 糖度は13内外になる。甘さはすばらしい。耐病性強く、温州みかんの一種で育て易い。正月には「葉付きみかん」として飾り物にもなる。

*http://www.ykken.jp/14680320817877 より

 「桜島小みかん」は、鹿児島県の「桜島(1)」で栽培されている果実が極めて小さな「みかん」です。
 果実は小さいものの、果肉は柔らかく多汁で、甘さと酸味のバランスがとれた食味の良さが特徴です。また、果皮には、柑橘系特有の爽やかな香気があり、薬味としても利用されています。
  「桜島小みかん 」の収穫期は概ね11月下旬から12月下旬で、出荷量には限りがあるため、希少価値が高く、地元の市場関係者からは高い評価を受けています。

「桜島小みかん」の栽培は、活火山である「桜島」の降灰の被害を防ぐとともに、適切な水分管理を行うため、「屋根掛けハウス(2)」で行います。
 生産者は、「桜島小みかんの出荷規格」を遵守し、傷及び病害虫被害等の少ない、形状の良い果実を出荷します。なお、「桜島小みかんの出荷規格」を満たしているものの、着色不良等、外観が劣るものは、青果として出荷はできませんが、加工用として利用することができます。

「桜島」は周囲を海に囲まれ年間を通して温暖で日照条件にも恵まれており、古くから「小みかん」の栽培が行われてきました。文献によれば、江戸時代(3)から栽培されてきた記録があり、地域には、樹齢100年を超える古木も散在しています。
 「桜島小みかん」は、消費地の鹿児島では、数少ない県内産のお歳暮(4)商材として重宝されており、食用以外にも、お正月の「しめ縄(5)」や「鏡餅飾り(6)」としての利用など、地域に根ざした産品となっています。

古くから生産が続けられてきた「小みかん」は、1979年に「屋根掛けハウス」が導入され、現在の栽培方法が定着しました。
 1983年には、「桜島町農業協同組合」による集荷販売体制が整い、本格的に生産振興・販売促進に向けた体制づくりが進み、今日に至っています。

*https://gi-act.maff.go.jp/register/entry/46.html より


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