ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「山寺へ」

2009-08-16 | きょうのできごと
とうとう梅雨も明けることなくお盆がやってきた。
それでもお盆だけはと、夏らしい天気になり、
気温もぐんぐん上がって、8月初めての夏日を迎えた。

しかしながら、今更梅雨明けというわけにもいかないらしい。

そして、我が家は、
いつもふもとの店先でこんにゃくをかじっていただけの山寺に
登ってみようかということになった。

運動不足の身体が心配で、手すりにしがみついてみたり、汗だくになることを予想して、タオルだらけの完全武装で登ってみたが、爽やかな素晴らしい景色。

この暑さの中、1015段の岩肌にある階段を老若男女が行き交うさまは、
日本も捨てたものではないのかもと思ってしまう。

つれあいは頂上で一息つくこともなく、勧めるお茶を固辞!

目的はおビールだったようで、ふもとでのお昼の板そばとづんだもちのテーブルには瓶が並ぶことぉ~

板そばは期待していたほどのこともなく干からびていたのが残念。

〆はサクランボとラ・フランスのジェラードと
やっぱり、からしをいっぱいつけたこんにゃく~
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「ベルサイユの子」

2009-08-06 | 映画のお話
ベルサイユ宮殿のある森に暮らすホームレスのダミアン。

六法全書をそらんじたり、焚火の明かりで静かに本を読む姿に彼の人生を思う。

ダミアン役のギョームの遺作と聞いていたが、ダミアンは実に魅力的だ。

映画の撮影中にルーマニアでウィルス感染から肺炎を起こし、
昨秋37歳で急逝とのこと。
もっともっと彼の作品を観ていきたかった・・・

幼いエンゾ役のマックスも名子役だろう。

12歳になったエンゾを演じた少年もさすがフランス映画という感じで素敵なんだわあ~

母親のニーナは何年もかかったが、路上生活から抜け出し自立できたのに、
他人の子を認知するためにホームレスを捨てたはずのダミアンは
また戻っていってしまったのは
二人のホームレスになった理由が違いすぎたためかもしれない。

ダミアンがいつか戻ってきてハッピイエンドと行かないところが
フランス映画らしいのだが、
ギョームが本当にもう戻ってこないことが淋しい。

少しずつ、彼の出演した作品をじっくりと観ていきたい。

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