夏の予感

目を開けると、いつになく明るい陽ざしがさしこんでいた
靄のかかった薄暗さがない
青空が見え、太陽さえ輝いていて、やっと本来の季節が来たようだ

バスタオルも枕カバーも加えて洗濯機を回しながら
ルンルン気分で朝食のさなか
突然、セミが鳴きだした
「みぃ～みい～んみんみんみん」って　懐かしい声
テレビ画面を見ると7時19分
今年の初ゼミは7月30日、朝7時19分なり
いよいよ夏の予感だ
3度程「みぃ～んみぃ～んみんみんみん」を繰り返すと鳴き声は突然止まった

2週間ほど前の夕方,「かなかな」とヒグラシが
申し訳なさそうに少しだけ声を漏らして以来のできごとに
テンションがあがるのがわかった

でも窓から流れ込む外気は異様に冷たくて
いまいちおぼつかない晴れ間を思わせたが　まあいいだろう

今日は夏の予感だけにしておこう

「フルーツサンド」

お茶にしようとあちこちうろうろしてみたが
これっといった所はなくて
スイーツセットにしてみようかと思いなおす

コロナ禍のご時世、地下やビル内となるとできるだけ密は避けたいもの
お昼時で行列ができているお店もあって
やっと戻ってきただろうお客さんたちの姿はうれしいものの
私のお茶の居場所はなかなか見つからない

エスパルレストラン街の地下をずっと進んでいくと
ITAGAKI FRUIT CAFE（イタガキフルーツカフェ）に突き当たった。

言わずと知れたデパ地下の果物をになっている老舗「いたがき」のカフェ
食べたかったのはケーキセットで一番軽いロールケーキセットにしようと思っていたが
本日のセットというのが時価のようなので
ちょっと伺ってみた所
こちらの全て15時以降の扱いと知った
ショックだがそれは当然のお話ですね～

そこでお勧めされたのがフルーツサンドのセット
フルーツサンドとフルーツの入ったヨーグルトとドリンクがついていて
この時間帯でもOKのメニューで人気のセットとか
ホットのお紅茶をお願いしてしばし待つ

久しぶりのフルーツサンド
初めて食べたのは確か仙台ホテルだったかなぁ・・・
とは随分とおお昔の話になってしまう
家で何度か作ったことはあったものの
外食でいただくのはかなり久しい

テーブルにのった時に違和感があったのはイチゴのせい
イチゴの大きさと個数は季節により違ってくるためだ
メニューにあった写真とは随分とバランスが違っているから寂しい
せめていちごの旬の季節にすればよかったぁと思ってしまう
当然、クリームの量が多くなっているため
ちょっと慣れるまで食べにくかったが2個目からは上手に食べることができた
熱々のお紅茶もたっぷり
決して甘くないばかりか酸っぱさが秀でたフルーツたちの味わいが
昔のフルーツサンドとは大いに違っていた

「しめ鯖じゃないのぉ~」 やっちまったぁ

ほとんど毎日、自分の食べたい物を買ってくるだんなさま。
本日はちくわと大きな生の海老と袋入りのサバ
でも、気が向かないと当然手ぶらなので
ある程度、晩御飯は、用意してあるから不経済な話だが・・・

いつものように今晩食べるものをお伺いすると
ちくわは明日でいいとのこと
エビはボイル調理する事を確認して
（焼いて食べたいのに勝手にボイルすると大変なことになる）
「旨味」、「昆布だし」の表示のあるサバの日付が今日までなのを伝えて
これも今晩食べることになった。

エビの黒い筋を竹串で抜いて
次にサバを袋から出すとなかなかいい感じで
ふた切れ入りでなかなかのボリューム

早速すぐ食べれるようお刺身用の皿をだして
細く切って並べた。

食事の時、しめ鯖とわさびをのせた小皿を並べると
「フライパンで炒めたのか？」と聞かれた。

フライパンで炒めるって
今日までだから大丈夫じゃないのかしらと思い
焼きしめ鯖が食べたかったのかもと感じたが

どうもそんな空気ではない・・・

旨味だの昆布締めだのと表示があってきれいなサバだったので
しっかりしめ鯖だと思いこんだのだぁ！！

丁重にお詫びして細切りにしたのをフライパンで焼いた。

食べるとなるほど、酸っぱさは全くなかった・・・

「紛らわしいこと」と思いながら
今後は全て調理法を確認しなければと思った。

思い込みが一番やっかいなことはわかっているのにまたやっちまった。

スイーツでまったり

今回のランパスはスイーツがちょっぴりだけ
唯一中心部で載っているのはPRONTOのみです
助かります

美容院の予約を入れていたのでバスから降りてそれまでの空き時間
「はちみつバターパンケーキ　アイスのせ」でまったりタイム
久しぶりの訪問でしたがコロナ禍の影響か
がら空きの店内は先客がお二人
ほぼ同時にはいった女性のお二人組とで贅沢な空間になりました。

先にいただいていたお紅茶を飲みます
しばらくして　バニラアイスののったパンケーキが登場
バターとはちみつと粉砂糖、そして溶けたアイスの味わいが
重なり合ったり、離れたりして
ちょっとおもしろいです。
パンケーキはとてもやわらかくてしんなり
優しい甘さです。

お紅茶もたっぷり味わえてうれしいのですが

本格的なコーヒーのように
お紅茶も、ちょっと本格的だといいなあと思いながら
まったりタイムを終えました。

スパイスカレー

通るとカレーの文字が飛び込んできたのはいつだったろうか
確か黒いドアのバーがあったような気がしてたけど・・・
エビスのマークか何かの記憶も残っている・・・
ああ、一度行ってみたいなぁと思っているうちに変わってしまったのね
いつものパターンながらなんだか悲しい

ということで今度は行ける時に食べに行かなきゃね

以前は夜の店だったので閉じた黒いドアから
何とはなしに地下に降りるイメージでいたのだが
コロナ禍のこの時節
ドアは限りなくオープン状態で中がのぞけます
13時を回っていたので先客は３人ぐらいで空いていました
カウンターと奥にテーブル席があるようでした

カウンター上にずらりと並んだスパイスは数えていませんが19種類なのでしょうか・・・
各席ごとにアクリル板の間仕切り、ティッシュと消毒液とお冷ボトルがあるようでした。
この日は肉肉しいのは食べたくなかったので
牛筋も豚角煮もパスしてキーマカレーの並200gを注文
唐揚げプレートや太麺カレーもあるみたい
（倍の特盛400gも同じお値段なんてどーゆうこと？）とメニューを見ていたら
えっと思うほど早くそれはやってきて
ドロドロのスパイスカレー也
紫キャベツと温玉がついていて、細かい粒のサフランライスがのぞいている・・・
ひと口食べてみたら　あまり熱々ではないのね
思っていたほどスパイスカレーのクセやコクはないかも・・・
そして辛みもないかもと、辛みスパイスをひとふり、ふたふり、さらにふりふりして～
だんだん辛くなってきましたよ

紫キャベツの彩と食感はいいとして、何だか中途半端な味わいっていうかほとんど味がなくて
私的には酸味がほしいなぁ~と思いながら
このマイルドなカレーに温玉を溶かすとますますマイルドになってしまって
何だかね～と思ったり
お米も黄色いけどかわいい日本米で、これもといまいち何だかね～と思いながら
ぺロッといただきました。

合がけとか辛み段階とか、もしかしたらあったのでしょうか
全然気づかず、注文し、食べ終えてしまいました。

夜もお酒もいただけるようですね。
ブーちゃんやもーやんのカレーも食べたいのでまたお邪魔してみましょう

去年も雨だったけど・・・

梅雨あけは　まあだだよ～

梅雨があけてバタバタと動きまわっているうちにつゆがあけたらしいテレビでおとといと言っていたから土曜日のことだ土曜の夜は結構な雨が降ったようで天窓をあけたままにしていたら翌朝はジメ.......

>続きを読む

去年とおととしの同日のブログを読むととても懐かしい
梅雨があけていたり、じめじめが続いていたり、季節の思いが書き留めてある

でも、大した不安もなく、自由に生活できていて、
いつもの季節の中の梅雨のひとこま
普通の生活ができていたんだなあとしみじみと思う
あの頃は随分幸せだったのかもしれないなんてね

今年は特別なんだから仕方がない
長いトンネルを抜けても、さらに暗いトンネルが続いていて
それがどこまで続いているのか、いつ明るい光が差してくるのかという状況なのだから

東京のコロナ感染者の数が連日最高数を更新し、もうすぐ３００人台と
第一波よりひどい状態になっている
来週は桁が違ってくるのだろうか？

ここ仙台も晴れ間が続いていたはずが、長い梅雨になってしまった。
コロナ患者も最高数になってきていて第２波が襲いかかりそうだ

怖いと言っていても仕方がない
今までは震災も一部の地域の事で助けにも行けたのに
コロナは世界中にまん延して侵攻している
世界経済が滞って、他の国との関係もきな臭くなっている。
こんな時こそ一致団結して協力しなければと思うのだが
ワクチンの開発にしろ、出来上がったらどう分配するのかという
利権の駆け引きで手をこまねいている始末
本当に情けないことだ

天気予報についていた晴マークがなくなり
今日はやっと舗装がかわいたかと思っていたが、　明日も雨
いつになったら梅雨があけるのだろう
いつになったらコロナの収束が見えてくるのだろう

映画の中の世界、ウイルスが世界を襲って人類は地下に潜り
あるいは宇宙に逃げ出して、
地球は荒れ果て、わずかに生き残った者たちが・・・となってしまうのか

いつか
コロナの時はああだったねと昔話ができるといいのにね。

福島にて 地元いざかや「轟座」

久しぶりの福島での外食、それも夜
イタリアン、フレンチにワインがいいかなとあれこれ探したものの
やはり地元の美味しい名物をあてにうまい地酒をとこちらを探して訪れた。
靴箱に納めて上がると
入り口で検温、消毒を終えて入店なり
カウンター席でもよろしいですかとのことですぐにご案内
カウンターと言っても広く長く、他の席とそう変わらない
ずずずいっ～と一番奥におさまる

土曜の夜で店内は結構なキャパだが満席でにぎわっている

まずはずっと食べたかった鰊の山椒漬け
残念ながらちょっと切れているとのこと
接客がうまい。
メニューにも載っていなかったのでもう扱っていなかったようだが
本当に残念そうに感情を込めてないことを知らされたので
一番食べたかったものがしょっぱなからないのでガクッときたものの
気を取り直して、いかにんじん、紅葉漬け、会津の赤身馬刺し、目光の唐揚げとオーダー
初めて「もみじ」ではなく「こうよう」と読むのだと知った。

餃子にビールで少しおなかに入れてきたので
福島各地の地酒を少しずつ飲みたいと飲み比べセットなるものを聞いてみるが
特にないとのこと・・・だが、
小さいグラスで少しずつはご用意できるかもと確認してきてくれるという
少ししてグラス現物を持って、メニューのこちらとこちらのものを２００円引きで
このグラスで並べてご用意できますとのこと
接客はかなりのもの

純米酒を中心に県内各地のを５種類ほどお願いして飲み比べ
それぞれの名称を手書きでグラスに添えてありセットにして持ってきてくれた
奥の松、天明、奈良萬などなど


突き出しの３種盛もなかなかの彩と味わいで魅力的
有資格者の板前のいるお店とどこかにあったが盛付けも美しい
紅葉漬けは思ったよりしょっぱくてご飯に合いそうだったし
いかニンジンは結構ニンジンが細目でイカが目立つようにしつらえてあった。
会津の馬刺しは会津坂下に食べに行った時のように分厚くてかむほどにうまみたっぷり
添えられたニンニク味噌が美味しくて好き

九州産の馬刺しにはこれはつかないもんね～などと思ってしまう

福島牛の網焼き２種もおいしい。
〆は焼きおにぎり、しょうゆと味噌のを半分こずつシェアして青のりのみそ汁

今度は絶対、鰊の山椒漬けが食べたいなあ～