ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

ボリュームいっぱい かつ丼セット

2023-05-27 | 美味しかったぁ~
平日のお昼もだいぶまわった時間なのに、駅地下の飲食店は嫌に混んでいる。
ちょっといいかなと思うと店の外には行列ができていて
並んでいないお店のメニューを覗くと、ランチなのに数千円もする高級店だ。
しばらく来ないうちにこんなにも値上がりしていたのかと驚いてしまった。
一巡して 先ほどまでの行列が解消されそうな感じの「そば処丸松 S-PAL仙台店」に戻ってきた。
悩んだものの、手ごろなお値段のかつ丼とお蕎麦のセットを見つけてそれに決めた。
すぐ席に案内され、お冷を出されたタイミングで注文を入れる。
聞かれてお蕎麦は冷たい方に

お客さんが食べ終え、次々と入れ替わってゆく。
何回か入ったことがあるのだが結構久しぶりだ。

ほどなくして、かつ丼とざるそばセットが来た。
かつ丼が思っていた以上のサイズなので一瞬、えっと驚いてしまった。
確かにミニとはどこにもなかったけれど・・・
お蕎麦もそれなりなので
大したボリュームに圧倒される。
さらにお漬物と
ごぼうともやしと人参、それに鶏肉の入った煮物とが加わる。

食べられるだろうか・・・と、この頃少し食が細くなった私は不安にかられてしまう

大好きなかつ丼だがこの量でお蕎麦と両方ではちょっと・・・
温かいうちにと かつ丼をどんどん食べ進める。
しっかりしたカツが卵でとじられている。
やっぱり美味しいかつ丼で手抜きがないなあ~
ご飯もしっかり、たっぷり入っている。
これだけで結構なボリューム

お水のお代わりをお願いして
お蕎麦に突入、食べ終えそうなタイミングで
蕎麦湯がやってきた。
少しとろみのあるような白い本当の蕎麦湯でうれしくなる。

食べ終えた安心感でゆったりと蕎麦湯をいただいた。
ああ美味しかった。ごちそうさまでした。

今度は何にしようかな・・・

やっぱり入りやすいお店で人気店なのがわかる




そば処丸松 エスパル店そば(蕎麦) / 仙台駅あおば通駅宮城野通駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「 T A R 」

2023-05-26 | 映画のお話


旋律・栄光・絶望・狂気の文字が薄くぶれるように重なり合っている
俳優出身のトッド・フィールド監督作品 ケイト・ブランシェット主演
アカデミー賞作品賞・監督賞・主演女優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞の
6部門ノミネートだったはずがまさかの無冠に・・・

わたしは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」より
ずっとずっとこちらの方がと思うのだけれど・・・

ターとはベルリンフィル初の女性マエストロ リディア・ターの名
TARは煙草や樹木のヤニを意味するらしいがこれも意味深だなあ~なんて思ってしまう

卓越した才能の持ち主とはいえ、世界最高峰の指揮者に昇りつめる道すじにあった
ヤニのようなものが少しずつ、少しずつ、たまっていて、
ついにじわじわと漏れだして一気に拡がってゆく・・・ような

映画を観ていると、彼女の人生を狂わせるであろう
伏せんのようなものがあちこちに敷かれていることに気づくのだが
それはとても不気味で次々と現れては隠れ、だが確実に膨らんでいくようで
気が気ではなかった。

そんな仕掛けのようなものがまだまだたくさんありそうで
もう一度見てみないと見つけられない口惜しさが募ってゆくのだ。
すんなりとはわからないもどかしさの中、観終えた。
時計を見ると、えっと思うほどの時間が過ぎていた。

それにしても誰がこの企てを仕掛けたのだろう
ひとりではないのかもしれない

頂点にのぼりつめたものに待っているもの
傲慢だが繊細な彼女を不安に陥れる様々な音が不気味だった。
そうして
絶頂から一気に崩れ堕ちる後半の展開はすさまじかった。

ベルリンフィル コンサートマスターのシャロンとは恋人同士で、
パパとして養女を一緒に育てている。

演奏者の投票で指揮者が決められるこのオーケストラで、
実権を握っているコンサートマスターとの関係は
ターにとっては有利な備えだったはずなのに
次々と恋人を変える性癖が裏目に出てしまった。

それにしても
アパートの隣人の、度重なる迷惑な行為には辟易させられたのに
後半、その家族が 楽器の騒音が迷惑で家が売れないと言ってくる不条理さ

高みから一気に引き落とされ
落ちぶれてしまうと容赦なく手のひらをかえす人々
自分がしてきたことのしっぺ返しとはいえ悲惨だ

入り組んで織りなされているだろう人生を思う

それでも、苦しみのたうち回りながらも、指揮者として生きていく姿があったラスト

アジアのどこかの国で
コスプレをした客たちの前で
クラシックには程遠い電子音の華々しいメロディを
指揮する姿はなんとも言えないのだが
やはり彼女はすごいと思った
みすぼらしくても、どこであろうと、指揮をするときの彼女は変わらないのだ

オープニングの黒い背景の中、いきなりエンドロールのような文字と
流れるのはターが民族音楽研究で暮らしたという東アマゾンのシピボ族のまじないのような歌
アマゾンのイカロという治療のためのフレーズらしいのだが
シャーマン、霊媒師の女性の唱えるように歌う声がターの行く末を暗示していたのだろうか

エンディングのアニメソングの電子音の派手な曲は
わたしは遠くないターの再起を感じて何だかほっとした。

作品のヒントとなっている
バーンスタインやマーラーのことはよくわからないのだが
それらの人生や曲の内容も意味深いものだったのだろうと思う

複雑怪奇ながらも
久しぶりにクラッシックを堪能できた作品だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どんぐり庵

2023-05-23 | 美味しかったぁ~
本当に久しぶりの野草園
大年寺の階段を下りて、お昼にしようかと計画を練っていましたが・・・
すっかり変わっていた野草園には
どんぐり庵という喫茶風お食事処ができていました。

若葉の木々が清々しい風景のなか、テラス席でのランチです。

女性には何だか鴨そばが人気みたいですが、
わたくしはビーフカレーセットにしてみました。
とろりとしたカレーは久しぶりです。
程よくスパイスが効いていてこく深く美味しいです。
セットのドリンクは園内を歩いて、暑くなったので
アイスティーにしました。
こちらもおしゃれな容器で結構おいしいです。

さわやかな風が吹いて、汗が引いてゆきます~

デザートにはバニラと抹茶のアイスセットをいただきました。

ますます蒸し暑さが遠のいていきます。
ああああああ! 癒されるぅ~

お天気が良くて良かった。
月曜日でもおやすみでなくてよかった。
スエコザサもありましたし、素敵な一日でした。

 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うまいもの工房「ザ・テラス」

2023-05-22 | 美味しかったぁ~
以前から知っていましたがこちらの方に来たのは初めて
ちょうどフォレオ仙台の道路隔ててお向かいになりますね。
県の青年会館はずっと昔、オープン病院に行くバスの途中の
森の中にというイメージ
それがどうでしょう。
エスポールみやぎとなって
こんな明るくて広いレストランなんですね。
久しぶりにパスタが食べたいので悩んだ末にシンプルな
「生ハムとレモンのスパゲッティ」にしました。
サラダ・ドリンクバー・スープバー付となっていましたが
サラダバーではなく、ドリンクとスープがフリー
でもスープはコンソメスープだけでした。
ちょっとがっくりしましたが、優しい味わいです。
コーヒーはぬるめ
カップにたまるまで結構時間がかかるからでしょうか。
熱々ではなかったのが残念です、お味は苦みばしっていて私の好み
千切りお野菜のサラダが来て
鮮やかな生ハムとバジルがのったスパゲティは見るからにおいしそう。
生パスタなので、結構もちもちしこしこ
中に隠れていたレモンはほとんど熱が通って中身もほぼありませんでしたが
その分しっかりパスタに味が移っていました。

さらに嬉しいのは辛みオイルではなく
タバスコと粉チーズが当然のように一緒に置かれたことです。
これは嬉しいです。
 
トマト味ではありませので不要かもしれませんが
せっかくなので
部分的にチーズをちょっぴりかけ
また別の部分にタバスコを振りました。
この二つがないとスパゲッティの気分が出ない昭和世代

デザートハーフサイズは次回にとっておきましょうか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の花たち

2023-05-04 | 草花のささやき
久しぶりに実家を訪れた。

誰もいなくとも、庭には季節の花が咲いては枯れる。

見ごろを見逃してしまい、がっかりすることもあるが

その時々の季節の花にうっとりさせられる。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高速道路家族

2023-05-01 | 映画のお話
映画で韓国の貧しいビニールハウス暮らしを知った。

フランスの森の中にずらりと並んだコンテナハウスには生活保護家族が
ベルサイユ宮殿の森にもたくさんのホームレスが住んでいた。
アメリカの粗末なキャンピングカーで移動して働くハウスレス「ノマド」も
皆映画で知った・・・

でも、高速道路のサービスエリアを転々としながら暮らす若い家族は意外だった。
お金を貸してと寸借詐欺を繰り返しながらのテント暮らし。
ましてや妻は妊娠しているようだ。

だから
きっと ラストは悲惨なのだろうと思っていた。

こんなに頭も口も回るのに、元気で若いのに、
どうしてこんなことをして暮らしているのか不思議でしかたなかった。

大学を中退し、職を転々として、騙されて、何もかも失っただけでなく
片棒を担がされ、恨まれ、心まで病んでいた。
指名手配されて逃げ回っていたのだろう。
あまりにも陽気すぎて最初は不思議だったのだ。

なにやら彼の生まれ育ちや境遇が普通ではないことがわかる。
こんなにも家族に執着するのはどうしてなのだろう

なんと深い闇を抱えていたのだろう。
まだまだ若いのに
きっとやり直せるはずなのに・・・

男の子の無邪気な子供らしさに救われた。
女の子が素敵な女性に成長することを祈りたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする