ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「怒り」

2016-10-09 | 映画のお話

邦画はあまり見ないのだが
パルコⅡにできた東宝シネマを
初めて訪れるきっかけになった

仙台にまた東宝が戻ってきたのだ

「怒り」は
豪華メンバーがそろっての作品
それなりに観ごたえはありそうだと思ったが
やはり感じることの多い作品だった

宮崎あおいの演技力はなかなかのもの
男性陣も演技派ぞろいで
渡辺謙の漁師町の父親役もよかった

人との関わりは難しい・・・

親切心からの行為も
相手を狂行に走らせることになるのかと思うと
おぞましいだけでは済まされない

信じ通すことの難しさ
たとえ相手が猟奇的な殺人犯でも
最後まで信じ切ってあげられるのだろうか
自分のためではなく相手のために


理不尽な社会を
何とか生きている人々があふれている

今は普通に暮らしていても
いつか不条理な出来事に巻き込まれることが
もしかしたらあるのかもしれない


生い立ちや社会のひずみで
心がむしばまれてしまった人たちが
いまやあふれているのだから・・・

信じることは難しい
気づくことも見破ることも難しい

真実を知ることはもっとむずかしいのかもしれない


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「金木犀の日」

2016-10-02 | 草花のささやき
今年の金木犀の日は9月22日

その日から何度か自転車で行き来している道があった

行きは何でもないのだが
帰りはその辺りでふわっと金木犀の香りがする

翌日も通ってやはり帰りに香りが漂った

どこだろうと目をやると
あった! 銀木犀だ!

今年は金木犀の日ではなく
初めて銀木犀の日になった。


目立たないけれどしっかりと香っている

シルバーのきりりとしたいでたちが
素敵な銀木犀だ



今年も実家の金木犀は相変わらず
パッとしない
植木屋さんが入ってから
どうもさえない状態が続いている

27日に訪れた一番町の金木犀も満開だった
普段は目立たないが
花の時期は甘い香りを漂わせてしっかりと主張している

近くの学校の歩道際に数本ある金木犀も
大木で花をたくさんつけている

今はもう小さな花々が散リ敷いて
桜のように名残惜しさが残る風景だ
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