家人は串カツが食べたいらしい
でも仙台には串カツはそうそうないし
たいていの有名店は日曜はお休みときている
昔あったNHKの近くの店もとっくにない
NTT近くにあった店はどうしたかな?などとあちこち探しながら
大阪のように紅ショウガや牛串があるのもなかなかね・・・
と、以前「串カツ田中」さんのチラシが新聞に折り込まれていたようで
本場大阪、西成の串カツを提供するお店のようなのだ。
大阪の串カツ屋さんはかつて何件か食したことがあったが
あいにく田中というお店は存じ上げていない
2009年にオープンしてフランチャイズで仙台には8月27日誕生ということらしい
お手頃な上に開店から間もないので混んでいると思ってはいたが
案の定、旧ダイエーの西向かいには行列が辛抱強く張り付いていた
チラシの地図を見た時から「イタリアンダイニング」を思ったが
どうやら他の階は以前通りイタリアンで営業しているようで
一階だけ串カツになったようだ
注文が間に合わないのだろうか、キャベツをあてにビールを飲んでいるお客さんたちが
ガラス戸越しに見えて串揚げはまだのようだ。待ちわびる表情がうかがえてお気の毒
記名して家族を残し、2,30分程して戻ると、
諦めてお帰りになった方が続出したようで間もなく順番が回ってきて入店とあいなった。
椅子もテーブルも昔の大衆食堂風の店内
ドリンクをオーダーしてそれらが届いてから初めて串カツ等のメニューの注文ができるシステムという
何だかがっかりするが仕方がない
すぐやってくるならまだしもキャベツでビールはさすがにみじめなので
「さいぼし」という燻製や牛すじ土手煮、ポテトサラダと
出来上がっていてすぐもってこられるものを先手を打って頼み
定番の牛串や紅ショウガ、レンコンに玉ねぎを頼む
ところがなかなかやってこないので
結局、キャベツをつまみながらのビールとなってしまった・・・
せめてポテサラや燻製ぐらいはすぐ持ってこれるよねと思ったのが間違いのようだ
揚げるのが遅れているのではなく、全部がもたついている様子
開店して慣れていないことと、次々お客が入ってくるというよくあるパターンのようで
おかわり無料のキャベツばかりがすすむ
やっとやってきたポテサラは自分でじゃがいもをつぶすとかで
つぶしながら時間を稼ぐというかなんというか
出来上がっても思っていたようなポテサラではなく・・・
どうも想像していたのと違う感じで・・・
何とか凌いでやっときた串揚げの熱々をパクパク
すぐ秋刀魚にニンニク、銀杏やしし唐・うずら等追加して
またしばらく待って
サワーやワインもおかわりして
サワーもカットされたレモンやグレープフルーツが
そのままついてきて、自分で絞るタイプ
今どきで見栄えもよく、店側の手間もかからないシステムのようだ
ワインもワンカップ風にビンごときてご自由にどうぞの雰囲気で
大衆串揚げらしさと今どきカジュアルおしゃれ風なのがミックスでなかなかね
フルーツ搾りは見た目もいいし時間稼ぎにもなるし、客も楽しめるということのようだ
後半にたべたサツマイモがとても甘くておいしかった
串揚げの値段も安価で嬉しい
土日祝日は午後も早い時間からオープンしているらしく
動きまわるお店の人たちの疲れが見え隠れしていて
笑顔がモットーのお店なので少し心配になった
串カツ田中 仙台店 (串揚げ / あおば通駅、広瀬通駅、青葉通一番町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0