ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「コレラの時代の愛」

2008-12-19 | 映画のお話
「ノーカントリー」でおかっぱ頭の不気味な殺人鬼を演じたハビエル・バルデムが主演している恋愛映画だというので興味を持って観にいきました・・・
さすがにアカデミー賞のハビエルの演技力はすごいものがあり、情感たっぷり。

女性としては理解しがたい部分もちらほらかいま見られたものの、ストーカー張りの53年も初恋の人を待った男の執念は大したものです。
奇怪な殺人鬼と執念の愛の役柄には共通するものがないともいえませんね。
ハビエルだからこその役柄かもしれません。
純粋なのか、不純なのか不可思議な長い長い愛は南国の風景と共に、浄化されたのでしょうか、おもっていたより、そんな世界にすんなりと入っていけました。
プライドの高い彼女が受け入れてくれて、ハッピイエンドで終わったことに一安心というところでしょうか。
ハビエルのまた違う役柄もぜひ観てみたいものです。
コメント (1)
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「トウキョウソナタ」

2008-12-01 | 映画のお話
「トウキョウソナタ」話題の作品観てきました。
黒澤清の作品を昔初めて観たとき、陰湿で暗澹としていて難解で
とっても疲れて帰ったのを覚えています。
あの頃の作品とは違って、随分わかりやすくなっていました。
ユーモアもところどころに散りばめてあり、
内容はずいぶんシニカルだけれど、
最後には明るい兆しもあってと
以前のように疲れきって映画館を出てくることは
なくなったようです。

でも、現代の深い溝がたくさんあって、
考えさせられるところは多い作品です。
役所さんが出てきたあたりから、
何だか芝居臭くなってきて、ちょっと残念でしたが・・・

いろいろあっても家族そろってモリモリごはんを食べるシーンが良かった。
あれがやっぱり家族の原点だよねって思いました!
コメント (3)
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