ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「秋のビール」

2013-08-31 | 美味しかったぁ~
まだまだ暑さには容赦ないところもあるのだが
朝晩の風が随分涼しくなってきた。
久しぶりのさわやかな風に心底ほっとする。

秋のビールが先日から出始めた。

一番初めに買ったのは毎年恒例のキリンの「秋味」
これはビールで何年も前から飲んでいる。

それからサッポロの「富良野の秋」まろやかリッチは発泡酒。
開発したオリジナル品種の「フラノベータ」と言うホップ。
世界でたった1軒の上富良野の農家でしか栽培していない幻のホップだという。
なるほど香りがよい飲み心地だ。

小缶でアサヒの「秋宵」とサントリーの「秋楽」も買ってきた。
どちらもアルコール6パーセントの発泡酒
「秋楽」は旨み香ばしと言うコピーだけあって
琥珀色が他社とはちょっと違う感じ。
確かに香ばしい味わいだ。

そんなふうに飲み比べを家族で催した。

私はビール党ではないので
あとは赤ワインに変更して
久しぶりに芳醇さを味わった。

暑くて冷えたさっぱり系の白ワインに
没頭していた今年の夏だった。

つまみはというか
わが家はがっつり食べながらの晩酌なので
野菜を巻いた生ハムと
ホワイトロースハム、ももハム・ペーパーハムの
ハム尽くし。

さんまの刺身をはじめとして
ヒラメにホタテにイカ刺し。

茶豆ととうもろこし、
きのこのマリネ。

一番人気は北海道産の紅サケの麹漬
そうしてツブ貝と昆布のあえ物も珍しい。

秋のビール飲み比べのお腹いっぱいの晩でした。





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「ヒナが・・・」

2013-08-17 | きょうのできごと


実家に行った帰り
バスを降りると少し風があり
たちこめる熱気がかすかに流れているのを感じた。

駅はUターンの帰省客でごったがえしていたが
街中は夏休みで人出が多い。

夕方のバス停にリュックを背負った若者たちが
並んでいた。
被災地の海岸行きのバス停だった・・・
こんなところにバス停があったのかと
いまだ復旧できない線路を思い起こした。

歩いて自宅に帰る途中
小学校の歩道のネットにからまる朝顔のつる先が
あちこちで思いあぐねたように宙にさまよっている。
ひとつずつ絡ませてやりたい気持ちで
見ていると
しおれた花の合間のネット穴に
何やらいる気配。

よくのぞいてみると
鳥のヒナのようだ。

ネットにはまり動けなくなったのかと
ちょっと足に触れると
羽根を縮めたり、ちょっぴりだけ足位置をかえるので
はまっているわけではないようだ。

暑さのせいもあってか
随分弱っているように見えた。

巣から落ちてしまったのだろうか・・・

スズメより大きい鳥のヒナのような気もする。

しばし悩んだが持ち帰って育てるわけにもいかず
やはりどうすることもできない・・・

自然の摂理に任せるしかないだろう。

虫好きの母子にメールを送ると
少しして返事が返ってきた。

「カラスの子かな」と彼女
幼稚園年中さんの男の子は
「フクロウの赤ちゃんだ」と言っているらしい
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「ペーパーボーイ 真夏の引力」

2013-08-15 | 映画のお話


「スキャンダラスな極上ミステリー」「美しくも残酷な夏」
「永遠に忘れられない最初で最後の恋」
と言うコピーがパンフにはちりばめられてはいるが、
壮絶・問題・カンヌ・衝撃シーンなどのことばがそれ以上に並んでいた。

ともあれ、二コール・キッドマンが出演しているなら、
それなりの映画だろうと見ることにしたのだ。

しょっぱなから60年代のフロリダの田舎町の雰囲気いっぱいに
黒人メイドが語り出す事件。小さかったぼっちゃんのことから始まって
「いくら貰えるの」と何とも気だるい。

このメイド役のメイシー・グレイの独特のハスキーな声と抑揚のある話し方、
彼女の面立ちやしぐさがとても印象に残った。
私は知らなかったがそれなりのシンガーだというので納得がいった。
何とも魅力的な声で語られる作品である。

突然母を失った男の子がメイドの愛情のシャワーいっぱいに育てられ、
孤独だが純粋な青年になっていく。
彼の心の傷は大学で問題を起こすぐらいで済んだが、
まわりの人間たちはまるで妖怪変化のようで恐ろしい。

これぞという死刑囚に目をつけては文通だけで婚約者になる性癖の
白人女シャーロットは娼婦の持つあるゆる手管を備えたような淫らさだ。

年の離れた兄もまた偏愛嗜好で、濃厚なねっとりとした人間関係が連なる。

無罪放免となった死刑囚の変質狂ぶりも
ドロドロの底なし沼のような湿地帯にはまって身動きが取れなくなるようだ。

そうしてそこにはワニがうじゃうじゃしている。

男と女、アメリカの闇・腐った社会・欲望・人種差別・貧富の差が
泥と暑さのようにまとわりついてくる。

知らなかったまわりの人々の持つ別の顔、
引きずり込まれたら這いあがれそうもない泥沼の中を
水泳が得意だった青年は潜み逃れて、
ふたつの死体を運んで行くシーンに心底ほっとする。

でも、彼の人生は随分変わってしまっただろう。
どうやら殺人事件は実話のようだが・・

暑苦しい真夏の映画の実力俳優たちの演技は恐ろしいくらい下品で凄まじい。

だからメイシー・グレイの声や
ザック・エフロンの正統派ハンサムに救われるのかもしれない。










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「あづい、あづい~」

2013-08-14 | 映画のお話
昨日はとうとう映画を観に家を飛び出した。


着くなり、「フォーラム」の建物から行列が飛び出していて何だこりゃ状態。

みんな考えることは同じなのかしら・・・

お盆だというのにお墓参りに行かないのね。


行列はどうやら「風立ちぬ」を見るらしい。

座席指定とかで時間もかかるんだからもっと早く来ていればいいのに・・・


受付の女性はひとりでてんやわんや。


そのうち、映画が始まりそうになり入場しだしたので、

むこうが優先でこちらは窓口で待たされた。


一段落して

入口から近いE1(いーわん)を両方共と伝え

座席をとりほっと一安心。


5分前に入り、何気なくチケットを見たら、なんと座席がA3(えーさん)になっていてびっくり。

思わず立ち止ったので後ろの女性たちも立ち止まってしまい

「お先にどうぞ」とゆずったものの


まんまえの真ん中で見なきゃいけないの?

スクリーンとの間は1mあるのかしらという感じで

見にくすぎるし、目がどうにかなりそう・・・



確か座席の変更はできないはず

でも私は「いーわん」といったのになんで「えーさん」なのって

泣きそうな気分に・・・


それでも昭和生まれの生真面目さ?

(しようがない。ここで見るとするか)とあきらめて・・・

見出したらだんだん目もなれてきたかもって感じにはなったけど。


二つ目の映画は残忍な場面が多発しそうな雰囲気だったのが

不安だったけど、とりあえずがんばってみることに


それでも

原因→結果と言う感じで撮っていたので

血を見る途中経過がなくて本当によかったぁ~


それにしてもやっぱり「あづい、あづい」

2時半ごろ家に帰ったけど、

街中はどんよりと温風におおわれた感じで、

冷え切った身体をしばしほぐしつつ

遠回りして帰りついた。


最高気温は32度9分だったそうな。


ちなみにひとつめは「トゥ・ザ・ワンダー」 ふたつめは「嘆きのピエタ」でした。

  

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「蕎麦アレンジ」

2013-08-12 | 美味しかったぁ~
残ったおそばでアレンジ料理というと
きこえがいいかもしれない。
ゴマ油でさっと炒めたそばを
パスタ用の明太子で和えてみる。
海苔はたっぷりと・・・



それからもう一つは

オリーブオイルでさっと炒めて
塩コショウで味付け
山椒もちょっと隠し味に
頂いてゆでて冷凍していた青山椒と
ちりめんじゃこで和えて
トッピングにも・・・
あっさりしておいしいです。

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「残暑のころ」

2013-08-12 | 草花のささやき
暑い! 何なんだろうこの蒸し暑さは!



じっとしていても汗が落ちてくる。。。。

テレビをつけると
34度を超えていた。 うそでしょお~

10日の35度越えの時も風がなくきつかったが

ついこの間まで20度そこそこの日があったなんてうそみたい。
半そでで歩いている人もいなかったのに・・・
とぶつくさ言ってみても仕方がない・・・

私の好きな花ももう終わっていることだろう。
初夏の花たちだろうから

今はもう夏はたくさん、秋が待ち遠しいと思うわたし。
これではなにもできそうもないから・・・



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「バックグランドミュージック」

2013-08-06 | きょうのできごと
父方の伯母が急に亡くなった。

朝から高速バスとタクシーを乗り継いで出かけた。
高速バスからインターを降りてすぐの停留所で
携帯でタクシーを呼んだ。

着くと
読経がおわり、納棺が始まるところだった。

昨年の伯父の時は丹精込めて作ったお米を入れたのがついこの間のようだ。

マイクロバスでついた火葬場は
今どきの建物だが鶯がしきりにさえずっていた。

随分と昔、祖母が亡くなったのも夏休みの頃だった。
同じ場所にあった古い火葬場の裏は草いきれがした。
いとこと祖母のことを話して待ったのを思い出す。

出がけに祖父が断固として
「行かない」と声を荒げていたのも
はっきりと覚えている・・・

骨を拾い、去年も同じように伯父を送ったことを思う。
まだ一年もたっていないというのに。

昼過ぎから始まった告別式は地元のお寺で執り行われた。
窓を全て開け放して風が通るが蒸し暑い。

読経が始まる前までは
バックグランドミュージックが小さいカセットで流されていた。

式も中盤になる頃から
しきりとカナカナカナ・・・とヒグラシが奏で
鳥がさえずる。
それらが実にタイミング良く心癒されるのだ。

悲しみに暮れる女孫のことばも
涙をこらえるのがやっとという思いだったが
カナカナ蝉と鳥のさえずりのバックグランドミュージックがごく自然に流れて
何だか落ち着いた心もちになった。

納骨式のお墓のすぐそばには川が流れている。
やはり鳥が時おりさえずってくれていた。


この頃は
地下鉄の駅でも鳥のさえずりが流され、
トイレでは水流音に鳥のさえずりまで入っている。

一瞬、(これは本物?)と疑った自分が恥ずかしい。

自然の中で静かな優しい音に囲まれて
心癒されるお葬式だった。


 
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「なんじゃあ、これぇ!!」

2013-08-05 | きょうのできごと
早朝、新聞をとりに行く時は階段でと決めている。

梅雨明けした朝の空気を吸い込みながら
ゆっくりと階段を下る途中
白い壁に黒い線が見えた・・・

不思議に思って
エレベーター側に回り込むと
「なんだこれ?」



昨年も今頃だったか、

階段の溝のところにひっくり返っていたのが
鳥でもなく、蛙でもなく、ましてやネズミでもなく

毛が生えているようだけど何だろうと
首をひねったものだ。

手では到底触れそうもないので
靴先でちょっと端の方をこづいてみると
少し反応があったので
生きているのが分かった。

それにしてもなんだろうと
よくわからないまま
見たこともないのだが
たぶん「コウモリだろう」と結論を出した。

そうして一年後

今年はちゃんと壁にしがみついていたので
小さい足と言うか手のようなものがよく見えた。

じっくりと見ると
やはり逆さまに止まっているようすで

下の方が顔だろうという感じが見て取れた。

「やっぱりこれはコウモリ」と断定!


カメラを取りに戻って証拠を残した。



出かけるのに
8時ごろエレベーターで降りた時も
5階の部分で目を凝らしてみると
まだ壁に止まっているのを確認した。

タカにでも襲われそうになり逃げ込んだのだろうか
明るくなってしまい動きがとれないのだろうか・・・

子どもの時、夕方になると
大学のグランドだったろうか、回って飛ぶ姿を見た記憶がよみがえった。


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