ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「パリ20区、僕たちのクラス」

2010-10-23 | 映画のお話
カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを
受賞した作品ということで興味があり観に行った。

でも、ちょっと後悔するようなしないような・・・
不思議な気持ち

パリ20区の中学校の教室が舞台。

肌の色も出身の国も生活もたぶん将来も
随分と違いすぎる24人の生徒たちと
その中で奮闘する白人の男性教師の1年間のできごと。

一見みな素人のドキュメンタリー??と思ってしまいそうな作品だ。

青春まっただ中、お年頃の彼らの厄介な人間関係や家族との葛藤だけでなく
フランスがこんなにも雑多な人種の国だってことに
今さらながら驚く。
そうしてさまざまな問題が山積しているのが見て取れる。

日本って悠長なまだまだ幸せの国なのかもしれない。
テレビではどうでもいいようなことがニュースだと報道され、
やたらおバカな番組が垂れ流されている・・・

うんざりするけれど、やはり問題は見え隠れしていないようだし
どっぷりとつかっていると、ほうけてしまそうな気がする
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「金木犀の香り」

2010-10-08 | 草花のささやき
金木犀の香りのことが夕刊に出ていた。
天気予報士のあすの天気のコーナーである。

空気が乾燥していると香りは拡散されるので遠くまで漂い、
逆に湿度が高いと木の近くにとどまるので香りを強く感じるそうだ。

低気圧や前線が近づいて湿度が高くなってくると、
それにあわせて金木犀の香りも強くなってくるのだという。

そうして金木犀は「雨を知らせる花」とも言えるでしょうかと結んであった。

雲が広がるような時は湿度が高くなって金木犀も香りやすいのかあ~
だから2日は晴天でほとんど香りを感じなかったのかもしれない・・・

昨日の朝は前の晩の雨が上がり、まだあちこちぬれていた状態。

車の排気ガスや生活のにおいが漂わない早朝は
さらに金木犀の香りの世界だったということなのだろう
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「金木犀」

2010-10-07 | 草花のささやき
先日、駅のホームに立ってぼんやり電車を待っていると、金木犀の香りに気づいた。
すぐ隣の公園の金木犀が匂い立ってきているのだ。
そして地下鉄に乗り継いで降りた駅にも金木犀の香り。
金木犀のかわいい花が見え隠れする木をバスプールの中に見つけた。

毎年、わたしが香りに気づいた「金木犀の日」は今年は10月4日。
2日に出かけた時は全く気付かなかった香りだが
この頃は、玄関のドアを開けただけでも甘く外気にまじっているのを感じるほどだ。

歩いていると、朝早くからあちらこちらの金木犀が香っている。
香りの濃淡を楽しみながら
思わず見上げるとまあるく刈り込まれた大木があったりする。

今年は随分遅いが、かわいらしいオレンジ色の花はたくさん付いているようす。

普段はめだたないが、たいていの家の庭に金木犀があることに気づかされる季節。

昨夜の雨の水のにおいがだんだんうすくなっていって、
金木犀のひとりじめになりそうな気配・・・

そうしてやがてご飯の炊けるにおいが混じり合ってくる
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