いつものように始発からバスに乗った。
ステップを上がってすぐ
突き当りの一つ後ろの席に座る
介護を終えて家に帰る道のりだ。
コロナもいまだ落ち着いていないが
この頃は結構人出が多くなってきた・・・
バス停に止まる度に乗りこんでくる人、人
バスは窓を少し開けるなどの換気をし
マスクの着用とおしゃべりは控えるようにと
繰り返しテープが流されている
ふと、鏡にうつる運転手さんの顔が左に寄ったような気がした。
そして急に目を細めるような、今までとは明らかに違う目つきに変わった
さらにアナウンスの時とは別の口調で何か言っている
が、うまく聞き取れない
無線の交信の返答なのだろうか・・・などと思っていると
続けてもう一度繰り返された
今度は聞き取れた
「きちんとマスクをして下さい
あごマスクはやめて下さい」と言っているようなのだ
乗客たちに緊張が走る
一番前の席の方はマスクがきちんとなっているか鏡を見て確認している
周りの乗客たちもそれぞれマスクを確認し整える様子がうかがえた
それでも何だか悪くなった運転手さんの目つきは変わらない・・・
(えぇっ、誰なの?)と思っていると
こっちの方を見ているような気がしてくるからたまらない
思いなおしたように運転手さんが続けた
「○○●●から乗った黒いマスクのお兄さん、あごマスクはやめて下さい」
と、すぐに運転手さんの目つきも顔も元の位置に収まり
ほっとした~
皆ほっとした様子だ
○○●●から乗ったお兄さんは私も見ていたはずだが
マスクの位置までは観ていなかったなあ・・・
改めて運転手さんのチェックのすごさを思った。
乗客たちの命を預かっているんだものね。
例のお兄さんは私のすぐ後ろの席の様だった。
ステップを上がってすぐ
突き当りの一つ後ろの席に座る
介護を終えて家に帰る道のりだ。
コロナもいまだ落ち着いていないが
この頃は結構人出が多くなってきた・・・
バス停に止まる度に乗りこんでくる人、人
バスは窓を少し開けるなどの換気をし
マスクの着用とおしゃべりは控えるようにと
繰り返しテープが流されている
ふと、鏡にうつる運転手さんの顔が左に寄ったような気がした。
そして急に目を細めるような、今までとは明らかに違う目つきに変わった
さらにアナウンスの時とは別の口調で何か言っている
が、うまく聞き取れない
無線の交信の返答なのだろうか・・・などと思っていると
続けてもう一度繰り返された
今度は聞き取れた
「きちんとマスクをして下さい
あごマスクはやめて下さい」と言っているようなのだ
乗客たちに緊張が走る
一番前の席の方はマスクがきちんとなっているか鏡を見て確認している
周りの乗客たちもそれぞれマスクを確認し整える様子がうかがえた
それでも何だか悪くなった運転手さんの目つきは変わらない・・・
(えぇっ、誰なの?)と思っていると
こっちの方を見ているような気がしてくるからたまらない
思いなおしたように運転手さんが続けた
「○○●●から乗った黒いマスクのお兄さん、あごマスクはやめて下さい」
と、すぐに運転手さんの目つきも顔も元の位置に収まり
ほっとした~
皆ほっとした様子だ
○○●●から乗ったお兄さんは私も見ていたはずだが
マスクの位置までは観ていなかったなあ・・・
改めて運転手さんのチェックのすごさを思った。
乗客たちの命を預かっているんだものね。
例のお兄さんは私のすぐ後ろの席の様だった。