ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「台風がやってくる」

2016-08-30 | きょうのできごと
迷走していた台風10号が
まもなく住む街に上陸するらしい

朝は大したことはなかったのだが
風が強くなったので
ボラの仕事を自粛させていただき
自宅でパソと遊んでいる

次第にうす暗くなって
風の音だけがする
(我が家は雨の音がわからないのだ・・・)

外にかけていた傘を入れようと
ドアを開けようと思ったが
風が強くてドアが開かない
何度か試みて早々に傘をしまった

家じゅう閉め切って洗濯物を乾かすための
換気扇を回していたからなおさらだったのかもしれない

性分で洗濯は毎日しないとストレスになる
明日は晴れるとわかっているのに

台風がやってくる
どうか、停電だけはしませんように・・・




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「長生きするって・・・」

2016-08-08 | きょうのできごと
年老いた夫婦の元に
一通の手紙が届いた
文面はご照会というやわらかい言葉で始まっていたが
相続放棄、支払い義務という言葉で終わっていた

晴天の霹靂とはこのことだろう
10人ほどもいる兄姉弟の中で
ただ一人生き残っていたことは
おめでたいはずだったのだが・・・

手紙には
何十年も行方の知れなかった弟が
昨年亡くなったとある

そうして負の遺産を残したとかで
まっとうに生きてきた老人の元に
戸籍をたどって
とんでもない手紙がやってきたのだ

今までどこでどんな風に生活していたのやら
得体のしれない恐ろしさがじわじわと
押し寄せてくる

期限は3か月
まっとうに生きてきたはず
こんなどんでん返しではたまらない

兄弟って怖い
借金って恐すぎる








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アオギリにたくして」

2016-08-03 | 映画のお話
シルバーセンターで映画を観た
いっぱいの観客で満席だった

こんな風にヒロシマの原爆の事を
平和の事を
考えてくれている人が沢山いるのだと思うと
少しほっとする

気づくと8月も3日
もうすぐ原爆記念日

最近も何人かの方と戦争の話をしたような気がする

戦争に行って亡くなったり負傷して帰還したり
満州で逃避行するうちに
小さな子供を何人もなくしたり
シベリアで抑留されたり
色々知っていることはある

それでも実感がない

この映画を見て一番感じたことは
残されたものの苦しみである

ヒロシマの原爆でさえ
ヒロシマに住んでいてさえ
やっとの思いで生き残った被爆者たちに
相当な差別があった事を知った

被ばくした息子に
せめてそうでない嫁を迎えたい気持ちは
母親として充分理解できた

4人の兄が戦争や原爆で亡くなって
気ままに生きられるはずの五男が
好きな人との結婚もできずに
人生を悲観するさまも哀れだった

戦争で日本が負けたこと
空襲で焼け野原となったこと
沢山のこれからの日本を背負っていくはずの人たちが
犠牲になったことはわかっていたが

生きていかなければならなかった人の
それぞれの思いや葛藤や苦労は
すっかり忘れていたような気がする

オバマさんがヒロシマに初めてきたことは
画期的だったが
あちこちで きな臭い
この投機が幅を利かせた世界で
進んでいく格差社会で
「負けるが勝ち」という言葉も死語になりつつあるようだ








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする