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ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「慌しい日々がすぎて」

2017-10-31 | きょうのできごと
ことしの木犀は長く香っていて、素敵な日々が通り過ぎていった・・・

9月末ごろから忙しくバタバタしていたが、それも落ち着いたある日
朝早く電話が鳴った、
こんな早くからと思って出ると慌てた妹の声
そうして、すぐ切れてしまった

またすぐ鳴って予想していたようなことが慌ただしく告げられた

救急車の中だったのか、まだ乗り込んでいなかったのか
行先の病院を告げたところで、私たちは「んじゃね」と切った。


あれからそろそろ一年、
「もしかしたら、市立病院に向かっている途中で」と
国立病院の先生はおっしゃった。

それが嘘のように元気で毎日過ごしている父

先月の土曜日には
「お父さんが歩いているところを見たことがない」と言っていた
ケアマネが驚いていた・・・

すっと立ち上がって行った父は
玄関先にある巡回ヘルパーさんたちとの連絡ノートをとると
ケアマネのところに持って行って説明を始めた

「この頃、右足の調子もいいんだ」と言っていた

実家に行くと何だかほっとした。

両親と一緒にお昼を食べて過ごすひと時

やはり子供のころの家族なんだなあと思ったりしたものだ

倒れた父は今度は脳こうそくで
中心の神経のほんの左側にできたそれは
右半身のマヒを起こした

最初は何を言っているのやらよくわからないでいたが
相変わらず「6時○○分に」というような言い方で
こんな時にもイエスかノーで答えてはくれない

そうして、またもや、見事な回復力で
朝、昼、夕と3食、左手でのご飯にまで進んでしまっている

昨年は奇跡的と言われたが今年もそういわれるのだろうか


大阪の父は入院した時は持ち前の笑顔でいたが
そのうち表情もなくなってしまって
2年半の入院生活を経て亡くなった。

父の心臓の強さと体力には本当に驚く
今年も来年もしばらくは病院生活になりそうだが

へこたりそうな毎日の中で
病院に通うための数時間が今は貴重な切り替えになりそうだ









コメント
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