ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「ファミリー・ツリー」

2012-05-29 | 映画のお話
ジョージ・クルーニーがアロハを着て
苦悩の夫・父親を演じます。

これもアカデミー賞脚色賞
ゴールデン・グローブ賞の作品賞と主演男優賞を受賞した作品です。

日々仕事に忙殺される生活を送っていた弁護士のマット

ハワイ暮らしはパラダイスだろって、みな言うけど
サーフィンしまくってるんだろうってうらやましがるけどとんでもない!
サーフィンなんて15年もしてない!!
のことばから始まる

ある日突然、妻がボート事故でこん睡状態に陥ったことから
手のおえない娘たちへの扱いに戸惑い
妻の浮気を知り
先祖が残した広大な土地の売却も抱え込んでいて
人生の転機を迎えることになる。

ほとんどかかわってこなかった
17歳とまだ幼さの残る10歳の反抗期の難しい年頃の娘たち
家族の絆、
カメハメハ大王の血をひく一族の絆
ハワイの島々の海、
緑濃い自然の雄大さ
やっぱりハワイはいいなあ

17歳の娘の一見今どき過ぎる彼氏や
妻の恋人の奥さんである女性の心の強さが
何かしら印象に残った
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「ミッドナイト・イン・パリ」

2012-05-29 | 映画のお話
本当に久しぶりの映画でした。

アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の両方で
脚本賞をダブル受賞した作品です。

ウディ・アレンの最新作とのことですが

シンデレラは午前零時で魔法が解けたけれど
これは零時から1920年代の芸術家たちのたむろする世界に
タイムスリップする夢のあるお話

パリで小説を書きながら暮らすことを夢見る
ハリウッドの売れっ子脚本家のギルが迷い込んだ先には
フィッツ・ジェラルドにヘミングウェイ、
ピカソにダリにと出るわ出るわ

誰にも内容を話さなかったはずなのに
ちゃっかり書きかけの小説まで見てもらい
批評もしてもらったりして

結局現代的なお嬢様の婚約者とは
別れることになってしまいますが・・・


エッフェル塔・セーヌ川・ヴェルサイユ宮殿、
オランジュリー美術館などなど
あこがれのパリの名所や景色がふんだんに盛り込まれていて
雰囲気も楽しめます。

いろいろなタイプの美しい女性たちが登場するのも
みものかもしれません。

美術館で説明をする美女はサルコジ夫人だったりして
遊び心にあふれる楽しい作品でした。
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「青葉祭り」

2012-05-19 | きょうのできごと



昨日とはうって変わって陽射しが暑いくらいの上天気。
出店やすずめ踊りの競い合い、
山鉾、流し踊りを見物しながら
ゆるキャラたちとも出会う。

2年ぶりの青葉祭り。
盛会です。

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「仙台空港へ」

2012-05-18 | きょうのできごと
来客を迎えに久しぶりに空港へ出かけた。
本当に何年ぶりだろう。
3年前に法事が終わってからは訪れていなかった・・・

空港に行く途中の道路は真ん中にひび割れがずっと続いていて
とても怖かった。
埋めるなど少しは補修も見受けられたが
最近また多くなった地震のせいもあって
やはりあの時のままなのだと思った・・・

冷たい雨の降る寒い日だった。
途中の気温の表示は13度とあった。

だんだん空港に近くなると景色が一変した。
いつも車を預けていた民間の駐車場がどれもなくなっていて
がらんどうの荒れ地が続いているだけだった。

唯一看板だけが残っている駐車場もあって
切なくなってくる。

そうして道路沿いの和風レストランの
モノトーンの建物がふた棟だけ残っているのが見えた。

あの地震でも瓦一つ乱れていないりっぱな屋根に目が行くのだが
戸口や窓は全て津波に流されていてもぬけの殻・・・
白壁だけが残っている様はやけに空しかった。

売りビルの前には
被災したがらくたがまだ積み上げられている。

そうして反対側に「がれき」が積み上げられている光景があって
マスコミで「がれき」と何千回と見聞きしてきたはずなのに
実物を目にするのは初めてでショックを受けた。
仙台にすんでいてこのありさまである。

何にもない向こうは松の木がちらほら。
その間に間に胴体だけ残った家が点在している。

あれから1年と2カ月余りが過ぎたが
ほとんど変わっていないことに虚しさと怒りが
まじりあって湧きあがってくる。

空港の駐車場はいっぱいで
どの車も雨の中をうろうろしていたが
(ああ 民間の駐車場が軒並みなくなったのだから
仕方がないのだなあ)とぼんやりと思っていた。

いつも止めていた駐車場の方たち、
家族経営の駐車場にもよくとめていたことなど
思い出しながら
もしあの時
月一度の帰阪にこの場所にいたかもしれないと思う。

ここまで水がきましたと大きな高い柱に印がついているのを
見上げてはため息がでる。

当時の写真も展示されていて
前と同じ空港なのに別物のような気がして
こころもそぞろにまた戻る道は
おぞましい光景をみながら
気が重かった。


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「若葉のささやき」

2012-05-12 | きょうのできごと
夜、友人から突然電話をもらったのは3月の慌ただしい日だった。

彼女から電話をもらったことはなかったので
「あれっ」という思いがこころをかすめたが、
低すぎて
こちらの調子が狂うほどの能天気なテンションではなかった

わたしにも余裕がないけれど
いつになく用件をすぐ切り出さない彼女に
「どうしたの?」ともすぐ聞けないでいると
「きょうパパが死んだの」と暗い声がした

(うそでしょお)と言ってしまいそうなのを
やっとのことで「ほんとう?」と返すと
「ほんと」という

こんな時、何て言っていいのやら
言葉に詰まってしまって立ち往生していたのが
もうずっと前のように感じる

お彼岸の中日に亡くなったのだから
もう決まっていたのかもしれないね

退職してからは
毎日のように昼食を作ってくれた彼に
彼女は「おいしい、おいしい」と
ほめて食べているんだと話してくれたよね

電話をすると
その日は温泉旅行に出かけているから
ダメだわとことわられたっけ
あちこちとふたりで温泉巡りを
していたという

彼女に元気を出してもらわなくちゃと思って、
頼んでおいたお花は
ピンクを基調に私の好きな青い花がさし色にアレンジされていた

写真で初めてお会いしたパパは
大仏様のようなお顔立ちで
穏やかで優しそうな方だった

住宅地の植え込みや並木が
いつの間にか若葉に変わっていて
ああこんないい季節だったんだと
気づいた今日

いつになく強い風に
まだやわらかすぎて葉ずれの音はしないけれど
ささやいているような
そんな気がした

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「雷とヒョウ」

2012-05-06 | きょうのできごと
連休最後の今日は
「曇りから雨」の予報で期待はしていなかったのだが、
意外にいい感じで早くからお洗濯ものを干した。

そのうちすっかりいいお天気になって
お布団まで干せそうかなあと思っていたら
陽射しが強くなってきて干すことにした。

布団を取り込んでから昼食に出かけた近くのレストランを出ると
別世界のようにあたりは薄暗くなっていて
天気はやっぱり下り坂だったのねと再認識

お洗濯ものを取り込んでしばらくするとあやしくなってきた。

北上して帰る家族の車に荷物を詰め込んで
雨と競争する気分で送りだした。

しばらくすると雷鳴が轟きだして
同時にパンとものすごい破裂音がして
近くに落ちた様子だった。

それでも次第に明るくなってきて
雨も小やみになったのでこちらも出かけたが

あとからメールや電話で様子を聞くと
インターに入ってすぐ大きなヒョウが降ってきて
車の窓が壊れるかと思うほどだったという。

雨も凄まじくてウインカーがさばききれずに
どうしうもなくこわかったとか・・・

随分とタイミングが悪かったようだ。

雷とヒョウと雨
高速道路上で最悪の状態だったようだが
それでも無事に着いて一安心

あちこちで竜巻や落雷の被害がでたようだった
大荒れの空模様で
今年の連休はさんざんな終わり方をしてしまったが
異常気象の昨今、
これ以上被害のないことを祈りたい

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