「顔が痛いのですが・・・」

先日の検診の結果を聞きがてら、
診察をしてもらおうと病院を訪れた。
検診結果は相変わらずで、体重は年々増加して、
検査値も何だか危ない綱渡り的になってきた。

それから、先生に最近の症状を相談した。

実は10日ほど前から顔の右半分が痛いんです。

最初は夕方頃、右前部分だけ頭痛がして、
それが3日ほど続いてから、今度はほおのあたりが痛くなって

いえ、一日中と言うわけじゃあないんです。

痛みは筋肉痛のような感じの痛みなのでもんだりして
適当にやり過ごしてきたんですが・・・

土曜夜に熱を持っているような感じがして
何となく口の中を見てみたら口内炎らしき物があったので
一生懸命ビタミンＢを飲んで

今は口内炎は治っているような感じなのですが、
だんだん痛みが下がってくるんです。

昨日は歯茎のあたりが痛くて
でも歯を磨いていても
どこが悪いという感じじゃなくて

そして
今日は歯茎のあたりからあご、首のあたりが痛い感じで
何なんでしょう？
右半分だけなんて・・・

先生は口の中を2度ほど見ていたが
口内炎はないようだし、
ピリピリした痛みとかしびれとかいうのでなければ
少し様子をみたらとおっしゃる。

あっさりした先生で
こちらが言うままに色々して下さるので
叱られることもなく、うるさく言われることもない。

でも今日は何かしら答えや薬を出してくれると
期待していたのだが診察料もなしだった。

とぼとぼ引っ越して遠くなった病院から
健康のためにと歩いて帰る道すがら
リンパ腺か、ホルモンか悪い病気ではないかと
心配して相談したのにと
とてもあっさりしていて、いつもは都合のよい先生を
恨めしく思った。

そうして、はたと思い当たったことがあった。
上旬、私はヒマに任せて、
怠けものを決め込んでいたのだが
鬼のようにするめをかじっていた何日かがあったことを！

もしかして、これは
普段は使わない噛むという行為を
一気にしたための後遺症？

こめかみの痛みから始まって
顔の筋肉痛と続いて
あご、のどときているのは・・・

それにしても右だけなんて
随分偏った噛み方をしているものだ。

それが原因だとしたらとんだお笑モノ！

それにしても早く治らないかしら～

「ドリームハウス」

家族との時間を過ごすことに決め、職場を去ってゆくシーンから始まって
さてこれからどんな出発が・・・と期待を込めて見始めた。
家に帰る電車の中での不審な人物が気になって、
これが犯人だろうなどと私なりに見当もつけていた。

でも、愛する妻と可愛い娘たちの待つ
引っ越し先の家にいったい何が待っているのかと
ちょっとドキドキしながら、
出てくるであろう幽霊たちのことを想像しながら

やがて、物語は私の予想外の展開になり、
「君は5年前にもそう言って・・・」という施設長のことばあたりから
私の想像は軌道修正をしなければいけなくなる。

不穏なまわりの人々の中で孤立しながら、
最後まで愛する家族を必死に守ろうとした真の姿がいとおしかった。

そんな彼の強い思いや
愛してやまない家族の思いが通じて
事件は解決されたのだが・・・

虚しさもないではないが、それでも救われた思いがした。

「テッド」

「キミとおしゃべりができたらいいのに…」と願った少年の願いがかなって
クリスマスプレゼントのテディベアのテッドがしゃべりだす。

そうして、27年もの年月が過ぎ、
二人は腐れ縁的な気もしないではないが
おじさんになってもまだまだ親友だった・・・

親父ギャグと、ちょっと危ないジョークがやたら飛び交うドタバタ劇。

それにしてもはっぱをやるシーンが多くないの？とは
同行者の感想

ハッピイエンドでいかにもアメリカ的な作品。

ある程度映画を見ていないとジョークもわからないので、
観客の笑いもことのほか少なくさびしい気がした。
やっぱりあんまり笑えなかったけどね

「アナザー・ハッピー・デイ」

アナザー・ハッピー・デイ　ふぞろいな家族たち

私がこの作品に興味を持ったのは
「エズラ・ミラー」が出演していたからのひとことです。
彼が出ているならどういう役をやるのかたいていの見当はついていましたから
好奇心いっぱいでした。

案の定かなりの見ごたえある問題作

そうしてエズラが
思っていたよりずっと出ずっぱりだったことで見応えがありました。

最初は彼の母親のリンにかなりイライラしながら見ていました。
離婚して別に暮らしていた（元夫との間にできた長男）息子の結婚式があるので
実家のある町に車で行くシーンから始まります。

彼女のしぐさに言葉に、考え方に、私のイライラはどんどん募っていくのです。

それなのに彼女は
認知症と心臓病の父の介護に疲れきっている母に
「どうしてうちの子はみなリストカットとドラッグ依存症とアスペルガーなのかしら」
などと言っているのです。
誰かそういう系統の人はいなかったの？などと・・・

それぞれに、にっちもさっちもいかない状態の者同士が集まった
結婚式前夜から当日まで
そんな短い間に起こった色々な出来事がせめぎあうほどに

エズラは思っていた通りの役柄でとんでもないことを繰り返します。

これほどに病める家族もいるものだろうかとなどと思いながら

たった一人だけ、まともな長男の結婚式を無事に終えてからも
騒動が相次ぎ、現実を思わせます。

実にふぞろいな家族たちの狂騒劇風ですが、
私は少し救われたような気がしました。

あんなに嫌だった母親の異常な神経質さは
やがて私の中では子どもたちの唯一の理解者に変わっていき

気丈すぎる実家の母の姿には
やはり子育てが問題だったのだと気づかされ、

繊細すぎる彼女とは到底合わなかったはずの元夫、
いやに攻撃的で自信過剰の後の妻
そうしてリンが再婚したおっとりすぎる夫と

家族はそれなりに自分に合った相手を見つけて
つながっていると感じたからです。

これから一家はどんなふうに再生してゆくのでしょうか

「思秋期」

イギリス映画。

愛し憎んだ病気の妻も亡くなり、
何もかも失って飲んでは騒動をくり返し自暴自棄な生活をする中年男。

追われて小さなチャリティショップに逃げ込んだ
野良犬のような彼に
優しく声をかけ、心をこめて祈ってくれた女性ハンナ。

何不自由なく暮らしているはずの彼女だと思われたが
夫は別の顔をもつとんでもないＤＶ男だった。

それでほしかった子供も産めない身体にされ、
暴力がエスカレートするのを耐え忍びながら
何とかやり過ごしてきた彼女だったが・・・

その闇は抱えきれないど大きくなっていた。

人生の秋は誰にでもやってくるけれど
こんなふうに理解してくれる人に出会えることはないと思う。

どんなことがあっても自分をずっと待っていてくれる人が見つかった。

それならきっと今までの人生をご破算にできるかもしれない。

「声をかくす人」

リンカーン大統領暗殺の共犯者として
アメリカで初めて死刑になった実在の女性の物語
さらにロバート・レッドフォードが監督とのことで
興味を持って見たのだが・・・

どうしてこんな題名になったのか最後まで
ふに落ちなかった・・・
　
毅然として答える彼女に声をかくすという
イメージがどうしてもつながらなかったのだ

裁判ではなく軍法会議にかけられたことで
わずか3カ月で処刑されたそうだ

その１年後に民間人を軍法会議にかけることが禁じられ
のちに捕まった息子は軍法会議にかけられることなく
最初から裁判にかけられ
放免されたというあとがきがあった

息子を守るために最後まで信念を貫いた母は
あまりにも気高くてさすがだとは思ったが
ふに落ちない分、見応えが半減してしまったような気分

「柿の種の黄金比率」

「オレンジページ」のモニター企画で、「亀田の柿の種」を試食しています。
そうして、柿の種とピーナッツのベストな比率を考え中です。

柿の種って昔からあるポピュラーなお菓子ですよね。
おつまみにおやつにうってつけ。
でもピーナッツの比率ってあまり考えたことがない。
子供の頃はもっとピーナッツが入っていればいいのにと思ったことが　　　　　
あったかもしれないけど・・・
昔の柿の種と今のものではピーナッツの比率も実は多くなっているって
ご存知でしたか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この時季によく見かけるチョコ味の柿の種も結構おいしい。
そうして一度だけ、注文して買ったチーズコーティングの柿の種は
本当においしかった。
一度きりでずっと見かけないけど、今はもうないのかしら・・・

普通の醤油味の柿の種は一番慣れた味わいでおいしいけど
新発売の梅しそ味もおもしろい味わい。
ほんのりと梅しその味がしてうるさくないのがいいね。

黄金比率はやっぱり今のままの６対４でいいのかしらね。
もっとピーナッツが多くてもいいような気がするけど半分ほどもいらない。
わたし的には５．５対４．５って感じだけど、
半端だからやっぱり６対４にしておこうかなぁ～