ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「春祭り」

2014-04-30 | きょうのできごと
博物館に保存していた昔の写真の場所と時期がわからず、
公開して情報を募っているそうだ。

テレビのニュースで写真の一部が映し出されていた。

白装束の祭りの神輿の写真は
先日観た東照宮のお祭りを思わせたが
次にうつった市民からの情報メモに
「東照宮の神輿とは大きさが違うので八幡神社では?」
などと書きこんであった。


関係者だとそんなこともわかるのだなあ・・・

4月20日に観た東照宮の遷座360年記念のお神輿の行列は
六年ぶりに宮町通りを通行止めにして行われた。

  


昔は七夕祭りも3日間、通りを通行止めにして楽しんだものだが
今回は片側だけの通行止めだった。

時代と共に、祭りも変わっていく。

春祭りも昔は日程が決まっていたのが
いつの頃からか、4月の第3土日に変わっていったようだ。

両側にさまざまな店が立ち並んでいた通りは
今はマンションが多く並ぶ通りと変わってしまった。

羽生君の街宣パレードの人波とはほど遠いが
それなりにマンション前に祭りを知らない管理人さんや住人も出て
あちこちの窓から人々が眺めている様は何だかなつかしい。

 

歩道の親たちも稚児行列の子供と共に移動しながら
ゆっくりと行列は流れていく。
4世代も珍しくないようだ。



今年の桜は終わりかけていたが、
気温は低めでも天気に恵まれて
まずまずの春まつりだった。
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「サラ」

2014-04-28 | 美味しかったぁ~


タイフェアのチラシが入っていたので、
早速出かけていろいろ買ってきた。

まだ食べたことのない「サラ」というフルーツ
そしてヤシの実
それからパイナップル

サラにはスマリー種と付け加えられていたが
よくわからない

形は違うものの、ライチのような皮をむくと
薄皮があり、
味わいはちょっとライチに近い感じだが
先にやってくる南国特有の濃厚な味わいが
ちょっと苦手なような気もする

さらにビワのように種が大きいから
食べられるところはほんのちょっとで
何だか損したような気分

やはり日本のフルーツの優しい味わいが
一番かなあと思った
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「17歳」

2014-04-17 | 映画のお話


予告編でフランソワ・オゾンの作品を紹介していた。
いろいろな作品があるが、特に好きな監督ではない。
だがその最後のシーンでサングラスを外した顔が
この作品を見る一番の理由になった。

17歳は繊細なお年ごろといったところだろう。
まさに少女から思春期を経て、大人の女性へと成長する狭間

「ちょっとかわっている」イザベルに興味をもつドイツ人青年。
何かと姉を観察する、これも青春ばく進中の弟。

ある日を境に
娼婦のような生活を始めるイザベル
そうして、だんだんと複雑な家庭の様子が見えてきた。

避暑地の別荘で過ごす一家は裕福で
母はキャリアあるドクター
普段は両親はおらず、家政婦も時間になれば帰ってゆく。
弟と二人で過ごす場面が多かった。
仲の良い姉弟というだけではなかったのだ。

休日は母と義父がいてごく普通の家庭の雰囲気を保っている。

でも彼女は実父とはほとんど交流がないようだ。
別れて暮らす父には若い妻との間に1歳の子がいるようだ。


カウンセリングを受ける母と娘。

母は娘の事がやはりわからない。
汚らわしいとさえ思う。

イザベルの事を理解してくれたのは精神科医と、
そして彼女の常連客で
いつも愛情を持って接してくれた老人 の妻。


妻は彼女に会って話す。
夫と知り合ったのも17歳だったと・・・

浮気癖のある夫と連れ添い続けた妻の

「私もあなたのようにしたかった。
でも勇気がなかった」という言葉が重かった。
そして何だか嬉しかった。

それでも「一度娼婦をすれば一生娼婦さ」と
笑う客の親父のことばも残っているはずだ。

シャーロット・ランプリングが
素敵な役でこの作品をきっちり締めてくれたのが
とてもうれしかった。

彼女たちはいつも自分をどこかで見ている少女のままなのかもしれない。



見終えて、
通路を歩いていると視界に何となく入った
椅子の女性が気にかかった。

視線をおろすと
私にある朝、電話をかけてきて
見た映画の女優が私に似ていると言ってきた彼女だった。


これから話題作を観るらしい。



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「桜をめでる」

2014-04-12 | 草花のささやき


今年も桜をめでる音楽会が開催された。



ところが今年は演奏会は体育館で行われていて、
校庭にはいつもより随分と淋しい出店と
写真をとる人と遊ぶ子供たちがまばらな感じだ。



このところの強風のせいで
桜をめでながらの音楽会にはならなかったらしい。



桜もまだ満開とはいかないようで
ぼんぼりのようなふっくらした様がまだ感じられない。

それでも、大木のエドヒガンはどっしりと趣充分だ。

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「ダラス バイヤーズクラブ」

2014-04-11 | 映画のお話


始まりもロディオだった。

賭け金を持ち逃げした先で、友人の警官に出くわす。
逮捕してくれと頼み、警官を殴って確保してもらう始末。
何をやっているんだか、無類の女好きでドラッグ漬けの
無秩序に充実した毎日。

電気工の仕事中の事故で運ばれた病院で
エイズで余命は30日とは突然の宣告だった。

根っからのカウボーイなのに
同性愛者だけがなるはずのエイズだなんてと
自暴自棄になってますます荒れた生活をするのかと思ったが
仲間たちは恐れと軽蔑で近寄らず、差別が始まる。

それなのに
がむしゃらにエイズのことを調べ、
治療薬の知識もつけてゆくあたりからの展開がすごい。

製薬会社と医者の関係は今も昔もだが
敵はそれだけではない。
FDA(アメリカ食品医薬品局)に政府に税務局、警察や裁判所

これでもかと次々妨害をうけるが
世界中に出向き、牧師になり済ましたりと、
密輸をくり返し、日本までやってくる。

勝手に処方箋まで書いてと笑ってしまう。

金儲けのために始めたはずが
いつの間にか、ダラス・バイヤーズ・クラブ、
HIV感染者のための有料の会員制クラブを設立し
アメリカでは認可されていない副作用の少ない特効薬を提供する。

どんな境遇になっても
どんどん突き進んでゆく行動力と精神力はすごい。
そうして、30日のはずが7年も生きた迫力ある人生はめまぐるしい。

最後のロディオはロンが乗り
持ちこたえたのが印象的だった。

裁判には負けてしまったが
それがきっかけで政府を動かすことになり認可につながったという。


主役のマシュー・マコノヒー
クラブのパートナー、レイヨン役のジャレッド・レトの
痩せた姿は凄まじい。

二人とも、体重を20キロ前後落としたとか・・・

壮絶さと爽快感とが混じり合って見終えた。

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「はるうらら」

2014-04-10 | 草花のささやき
久しぶりに風も落ち着いてあたたかな春の一日となった。

映画を見た帰りに
評判のワンコイン天丼で腹ごしらえをして
そのまま、榴岡公園に歩いた。

暖かくてコートはいらないようだ。



しだれ桜が多いので、まだまだかなあと思っていたが,
結構咲きだしているものもあった。




梅を見たかったのだが、何とか両方見ることができた。

先に行こうと思っていた榴岡天満宮は ビルの狭間でわからなくなり
帰りに何とか寄ることができた。



神社は桜の咲き具合が全然違っていた。



やはり、高台にあり、日当たりが違うのかもしれない。
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「春の花たち」

2014-04-10 | 草花のささやき
7日の午後にとうとう開花宣言が出た。
 
ちらほらと花びらがほころんでいる桜の様子が遠目にもわかる。
だんだんと赤っぽくなって来たなあと思うと
つぼみは随分ふくらんでいたりする。

桜は咲くまでが待ち遠しく、咲きかけも
ぼんぼりのような満開の時も
散ってまで美しいから不思議だ。

でも私の好きなのは桜より「梅」なのだ。
子どもの頃、桜の木も身近にあったはずだが
梅の香りや花、そして青い実までもが
思い出として全てインプットされている。



そうして、オオイヌノフグリの瑠璃色の花も好きだ。



春をいち早く感じさせる白い花々と香り、
陽だまりにぽっかりと咲く可憐な花

春休みの頃の思い出だ。
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やがて4月

2014-04-01 | きょうのできごと
3月うさぎのように
逃げるように3月は走り去ってしまう。



31日午後3時過ぎ、銀行のATMには、普段見られないような行列が・・・

仕方なく列の最後に並んだが、なかなか順番が進まない。
振込手数料も明日から上がるので、ここも駆け込みなのだろう。

ドアが開くたびに、人々は驚きの表情を張り付けて
黙って帰ってしまう。

終えて、スーパーにでもと寄ってみると
買い物かごを持った人達が
物色をするような目をして
狭い通路をうろうろとさまよっている。

消費税が17年ぶりに上がるという。
食料品や生活必需品だけでなく、公共料金も
そうして本来なら消費税のかからない保険料や医療費もだ。

上がらないものがあるの?と言う有様だが
来年10月には10%に突入するつもりでいるらしい。

消費が冷え込んで、
結局値下げせざるを得なくなることはわかっているので
企業はどんどん増産して必死の形相だ。

さて、嬉しい気分の4月は冷ややかにやってくるのだろうか

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