ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

平井スパゲティ 生レモンソース

2022-07-29 | 美味しかったぁ~
スタンプがたまっていて、ソフトドリンクのところを
素通りして使っていなかったので、忘れず使わなきゃ
さらに、あと一回で1000円サービスのゴールだ~

それにしてもどれだけ古い台紙だろう。

オープンした時のものだから、かれこれ・・・
と思いながら、やっと診察を終えたのが12時過ぎ
家を出たのは確か8時台、随分と今日は混んでいた。

久しぶりの平井スパゲティも
この頃は早めの入店だったのでさっさと入ってのんびりしていたが
今日はさすがにいっぱいのご様子で外で記帳して待つことに・・・

クイックパスタ欄の
「チキン・トマト・刻みネギの生レモンソース」に決定
スタンプでソフトドリンクはアイスティーに
そして、お得な100円ワインは白で
混んでいるのでパスタは少し時間がかかるとお断りがはいるが
すぐワインを持ってきてもらい、喉が渇いていたので、ぐびぐび飲んで待つ
パスタと一緒にとお願いしたアイスティーも来ちゃったので
代わりばんこに飲んで待っていると間もなくパスタがきた。

パスタじゃなくてここはスパゲティだったっけ?

パスタは素材でスパゲティは料理名だっけ?まあいいか、

熱々出来立てには、ほかほかレモンのくし切りがのっかっていて
また絞れそうなのでちょっと絞ってみるがこんなものかな?
実もほぐそうと試みるがもう限界のようだ。

美味しい、久しぶりのパスタ。
珍しくこの頃パスタ食べてなかったかも・・・

さて、次回は1000円ゴールでどのパスタを食べようか?
種類がたくさんあるので大いに迷いそうな予感がする。

  

仙台パスタハウス 平井スパゲティパスタ / あおば通駅広瀬通駅仙台駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3





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三日月

2022-07-26 | 美味しかったぁ~
三越近く、下見をしたはずなのに
筋をまちがえちゃったみたい…ですぐ見つかって良かった。

本日のランチが表に出ていた。
「ミートボールとひよこ豆のカレー」に決めて入ると
一階はカウンター6席ほどでめいっぱい
マスターはカウンターの中に
奥の階段を女性が出来上がった品を持って上がり
タッタッタッと快活に駆け下りてきてが繰り返される。
カウンターは
両端に女性のおひとりさま、年齢層は幅広い感じかな~

案内されてカウンター真ん中に落ち着くが
思っていたより椅子が高くてちょっと不安な感じ。
何とか乗っかると隣にお荷物をどうぞとお声掛けいただきほっとする。

早速、カレーとデザート、アイスコーヒーをお願いする
お水とおしぼりが置かれ、
じゃがいものスープが来る・・・
ビシソワーズなのだがちょっと違う
ほんのちょっぴりだけつぶつぶ感を残している絶妙な仕上がり
ほんのり甘みある優しい味わいだ

お隣の女性がパンの耳をアルミホイルをもらって持ち帰った。
お会計して出ていくと間もなく
別の女性が来てそこに座ると
あれあれいま○○さんがそこにとマスター
どちらもご常連さまなんですね

ニースの白ワインが良く冷えていておいしそう
後からの男性も泡あわをご所望で暑さを消火しているみたい。
こんな風にワインもいただけるのね

ミートボールとひよこ豆のカレー
ほんのり黄色いご飯よりカレーの方が多いバランス
添えられたキノコとナスの炒め物
きゅうりとニンジンのピクルスが酸っぱくてアクセントに

こういう優しい味わいのカレー食べたかったんだよね
みんなが連れて行ってくれるカレー屋さんの辛くてスパイスいっぱいのは
何だかやっぱり得意じゃないみたいなの~

アイスコーヒーが来て、
ミルクとシロップを聞かれたのでミルクだけに・・・

ちょっと色合いが薄いように見えたけど、含んだらしっかり苦みがあって美味しい
頂いたミルクをドボンと入れるとあれれれ量が多かったみたいで真っ白に
カフェオレよりさらにホワイトなオレをたっぷりと

お待ちかねのデザートがやって来てほっとする。
ガトーショコラとプラムのシャーベット
濃厚なショコラと甘酸っぱいシャーベットで白無垢のコーヒーを飲む。
ああ、おなかいっぱい。

合計1050円のコスパが素晴らしい

若向きのお店なのかと思っていたが、意外に年齢層は幅広く
女性のおひとり様も多いみたい・・・

マスターがとある俳優さんにそっくり、名まえが思い出せないけど・・・
お冷の補充もお会計も
こちらのそぶりをそれとなく観ていて
すうっとタイミングよくすべてが進む感じで居心地がいい感じ

気持ちよく安心してランチがいただけるのは嬉しい。

友人と2階席でケーキセットなんかもいいかも
色々なデザートもたべてみたいなあ



三日月フレンチ / 勾当台公園駅広瀬通駅青葉通一番町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.4




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ジュイップ 大町の隠れ家

2022-07-25 | 美味しかったぁ~
「地下の最奥にひっそりとたたずむ 炭火焼と肉料理、お酒のお店」

藤崎から西方面、うろ覚えの地図を思い出して明治安田生命の裏に回る
公園より南の方だったかなとうろうろしてやっと見つけました。

地下に降りる階段が結構急な感じ
重箱さんをすぎてもっと奥の方だったはず・・・

消毒スプレーが置いてあり、除菌してドアをと思ったら
グィーンと開きました。意外にも自動ドアでした。
カウンターの中にはシェフがお一人
おひとり様ですかというジェスチャーのやりとりで
カウンター席に着きました。

椅子横には荷物入れがきちんと用意され、カウンターはパーティションで席ごとに仕切られ
店前の消毒薬も自動ドアも荷物入れも感染対策も
全てきちんとしたお店なんですね。

日替わりランチプレートと洋風丼2種、パスタ2種
パスタも丼も定番と日替わりがあるようです。
悩みましたが
チキンカツレツ 粒マスタードソースの本日のプレートに

スープもついて
サラダと前菜、色々なお料理を少しずつ楽しめるようです。

最初に来たスープ 
何気なく一口含んだら美味しい~ 心の中でつぶやきました。
すごく優しい味わいなんですもの

プレートが来て
お箸があったので最初につまんだ
小松菜とツナの和え物もかなりいいお味で
葉っぱのサラダにニンジンのラペ

季節の旬の根菜や野菜たち
一瞬、一夜漬けの和風のお漬物の風味が拡がりましたが
次にいい塩梅の優しい酸味が感じられて、何とも美味しいピクルスです。

一夜漬け風の優しい根菜たちの酸味が小気味よいほど私好み

ドレッシングもマスタードソースも程よく絶妙な味わい

キッシュ2種と思ったらひとつはオムレツで
ズッキーニのキッシュのコクが程よく美味

食べるほどに、ん~、すごいなぁ~って感じで

いつだったか、とあるレストランで近くの席にいた
欧米人パパさんのように
ううん~~と口に入れるたびに美味しいとジェスチャーと
漏れる感嘆の叫びで表現していただきたいけど・・・
それができない日本人のおばさんは心の中でつぶやきっぱなしです。
友人が隣にいたなら喋りまくるかも

食べやすくひと口サイズのカツレツののったライス
薄すぎず濃すぎず、全て絶妙な味わいで旬の素材を活かしていて素晴らしいです。

すごいお店来ちゃったかな・・・

本日のデザートはクレームドブリュレをセレクトして
アイスコーヒーと・・・
ちゃんとしたデザートもついて1100円だなんてコスパ良すぎです

12時になるまでにおひとり様がポツリ、ポツリと現れてカウンター席に並びました。
ローストビーフ丼のご注文があったみたいですが
覗けなくて残念・・・

パスタはどんな味わいなんでしょう
今度は何にしましょうか?
ランチワインもあるみたいですし・・

この絶妙な優しい味わいはシェフのお人柄なのでしょうね、きっと


帰りは藤崎のすぐ近くだったのだと改めて気づき
行きは随分と回り道をしたようでした・・・

  

ジュイップダイニングバー / 青葉通一番町駅大町西公園駅広瀬通駅

昼総合点★★★★ 4.0



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モガディシュ 脱出までの14日間

2022-07-15 | 映画のお話
ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちのお話
予告編で観た、ボロボロの車が印象的で面白そうだと思った。

何でも、コロナ禍にもかかわらず、昨年の韓国映画No.1大ヒットで
今 勢いづいている韓国映画の中でもかなりの話題作らしい

1990年、ソウルオリンピック後、国連への加盟を目指していた韓国が
多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいたのだという。
北朝鮮も同様、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていたらしい。
初めて知ることばかり、その頃私はどうしていたのだろう・・・

だが、反乱軍による内戦が激化。
暴徒に大使館を追われた北朝鮮大使は、本当ならありえない韓国大使館に子どもたちを連れ全員の助けを求める。
信じられないような状況の中、生き残るために必死に逃げ惑う姿が平和ボケには辛辣だった。

時代が違うのだろうか。
化学兵器やミサイルの飛び交う現在のウクライナとは随分印象が違う。

銃を構えた少年兵たちの遊びとも本気ともつかない
狂気じみた姿が頭から離れなかった。
だから今も混乱はずっと続いているのかもしれない・・・

ソマリアと言うよく知らないアフリカの国が舞台
いや、難民問題や栄養失調で
おなかのふくらんだ大きな目の子どもの姿はソマリアだったはずだ・・・

最初からアフリカの大地を思わせるリズミカルな打楽器が鳴り響き
つい韓国映画だと言う事を忘れてしまう
首都モガデシュの乾いた砂ぼこりとただ白い明るさのもとで
タクシー運転手と韓国から着いたばかりの参事官のやり取りが面白い
しょっぱなから北朝鮮の画策で暴漢に車を襲われるシーン
打ち抜かれた車と怪我した運転手を置いて大統領との面談に走る姿は滑稽だったが・・・

当時のモガディシュの状況を再現するのは相当な資料を研究したことだろう
渡航不可能なソマリアにかわり
西アフリカ、モロッコで行われたオールロケでの撮影だという。
アフリカの白く広い大地の風景と躍動感が素晴らしい。
乾いた土の路に砂埃がもうもうと舞う。
アフリカの太陽独特の強い日差しを体感できたのも
繊細なリアリティにこだわったからだろう。
俳優とスタッフが半年もの間、現地で撮影したからこその臨場感

銃弾で打ち抜かれ火のついたボロボロの車
銃弾よけの本を貼付け、土のうをぶら下げた車、
今まで見たこともない、想像もできない状態での
カーアクションがただただすさまじいばかりだ。

韓国人の芸達者な役者たちの演技もさながら
アフリカ現地の人達の演技も動きも素晴らしくて
どうやってこんなスケールの大きい映画を作れるのだろうと思うばかり
長い期間をかけて、瞬間瞬間を積み重ねての作品に
ただ圧倒されるばかりだ。

作りすぎのきらいはあるが
子ども連れで赴任していた北朝鮮の大使たちが
人質に子どもを一人ずつおいてきていて
帰れなければ孤児になってしまうと漏らしていた。
元は一つの国だったはずの韓国と北朝鮮の違いに気づかせられながら
南北問題を思う。

韓国側が交渉したイタリアが植民地時代の統治国だったから助かったのかもしれない。

北朝鮮参事官役の演技も光った。
最後の最後での死にざまは北朝鮮らしく壮絶だった。
撃たれ殴られ一人大変な傷を負いながらも最後の最後までやり通した。
たった一人、国に帰れなかったがこんなことは普通なのかもしれない。

ケニアに着いて飛行機をおりてからの
後ろを振り返らない二人の大使のそれからはどうだったのだろう。

北朝鮮側のその後は粛清などあったのだろうか・・

だが、ユーモアに救われた面白い映画だった。

ふと日本の大使館もあったはずだと思った。
いち早く去ったアメリカと行動を共にしたのかもしれない。

1982年10月1日駐日ソマリア大使館開設、但し、1990年7月1日閉鎖。
(現在はケニア大使館が兼轄)となっているようだ。







 
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シロノワール コメダ珈琲店 仙台幸町店

2022-07-13 | 美味しかったぁ~
富沢店ができ話題になっていて行きたかったがいつも混んでいるらしい。
なかなか行く機会もなかったが
知らないうちに次々にあちこちにできていたらしく
気づくと、ダイシンの駐車場に何か建っていた。

通りかかると吸い込まれるように入っていく人々。
モーニングで有名な名古屋の喫茶店のイメージだが
こんな所にお店ができたけど小さくて狭そうと思うばかりだった。

時間ができて10時過ぎ、入ると席が空いていてご自由にと言われたが
初めてで勝手がわからず案内していただいた。
意外に広くて明るくてモダンで名古屋感いっぱいの店内。
ふうん、こんな感じね~

美味しいデザートはないかなぁとメニューをみると
11時まで注文できるモーニングセットが目に入ったが
きょうはちょっとお呼びじゃない感じ・・・
と、シロノワールが目に留まった。
そういえば聞いたことがあるような・・・
ミニシロノワールとアイスコーヒーにしようと決めて
デザートセットでこの二つをオーダー

思っていたよりメニューが少なく
デザートもシロノワールとクロネージュがメインで
ケーキも数種でちょっとがっかり・・・

お隣は既に食べ終え、飲み終えて、パソコンを置いて
スマホをしきりに操っているご様子
いつの間にか満席になり
見える範囲はすべて女性たちでおしゃべりがはずんでいる。

飲み物に付いてくるローブパンは品切れ、山食パンのみとの
案内の声が聞こえてきた。

お水と今どき珍しい熱々のおしぼりを前にしばし待つ。

どうしたのかと思うくらい時間がかかって
やっと待望のシロノワールがやってきた。
ミニにしては大きいけど
結構なお値段なのでこんなものかしら・・
上にのっているのは生クリームではなくアイス
ソフトクリームをちょっと絞りだした感じで
ごく普通の味わいで特にコクもなくあっさり。
昔懐かしい缶詰の赤いサクランボが添えられていて、
サクランボの旬の時季なのに寂しく思うのは私だけかしら・・・

ついてきたハチミツは上からでは流れるだけなので
カットしたサイドからかけてぬぐって食べる感じでいまいち
さらに、
大きくカットされているが、口に入れるには大きすぎるので
カットするにも固めでミニナイフがほしいくらい・・・
スプーンとフォークでしばし格闘する。

付いてきた小袋の豆菓子がまるでビールのおつまみみたいで面白い

アイスコーヒーは聞かれて無糖にしてミルクを頼んだが
珈琲店だけあってほろ苦く美味しくてほっとする。
赤い細いストローが印象的だった。

向こうの女性がちいちゃなミルク入れを何度も何度もふり入れていて
どうしたのかしら?と思いながら
店を後にする頃には沢山の人が待っていたので驚いた。

こんなにも人気店だとは知らなかった。













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ベイビー・ブローカー

2022-07-12 | 映画のお話
フランスで撮った「真実」は観ていないが、
「パラサイト」もとうとう観ないでしまった・・・
同じポン・ジュノ作品の「殺人の追憶」で田舎の刑事を演じた
ソン・ガンホの演技は素晴らしかったが、
あんな暗くて重くて凄まじい作品とは違って、
いつもの是枝監督らしい観終えた後のほのぼのとする安心感があった。
昔、こじんまりとした講演会があった時に、大学生の時に教育実習に行った先で
担任と衝突して首になりそうになった話をしていたのが懐かしい・・


「ベビーブローカー」はカンヌ国際映画祭のエキュメニカル審査員賞受賞。
耳新しいが「人間の内面を豊かに描いた作品に贈られる」らしい。
主演のソン・ガンホも韓国人俳優初の最優秀男優賞を受賞した。

是枝作品「誰も知らない」で柳楽優弥が受賞した年齢とは大分開きがあるが
最近めざましい勢いの韓国映画だ。
これからもどんどん注目の俳優が出てくるのだろう。

極端な展開や過激な印象の韓国映画だが、是枝監督作品はそういうタイプでは
ないので、韓国映画を作るのは何だか不思議な感じがしていた。
登場人物、それぞれの生い立ちや人生の哀愁がにじんでいて
相変わらず、元気な子役がいて彼らしい作品だった。

ベイビー・ブローカーが裏の仕事の
借金だらけのクリーニング店主と赤ちゃんポストで働く施設出身の男
それを執拗に追う刑事主任と部下の女性たち。
翌日思い直して戻ってきた赤ん坊の母親、
(子役は相変わらずオーディションで自由奔放な個性派の子を選んだようだが)
隠れて乗っていた施設の子が加わった辺りから
どんどん展開してゆく感じだ。

ただ高く売れればいいと旅にでたはずが、赤ちゃんの幸せを真剣に願うようになり、
母になることをあきらめたはずの母親や刑事の心が変化してゆく・・・

そして
「生まれてくれてありがとう」という言葉が出てきた辺りから
少し鼻に着くぐらいに繰り返されて
その場にいるひとりひとりに、子どもを捨てたはずの母親が語り掛ける。
「うまれてくれてありがとう」と・・・

しつこいくらいにみんなに言ってきかせるあたりから
是枝監督らしくないような気がしたのだが
今回はあえてそうしたかったのかもしれない。
血のつながりはなくても家族となれることは繰り返し作品に出てきていたが
今回ははっきりと繰り返し言葉にしている。
日本映画ではないのだ。

ベイビー・ボックス出身の子どもたち、様々な事情で施設で育った子どもたちの
「自分は生まれて来て良かったのか、
自分が生まれたことで誰かを不幸にしてしまったのかもしれない」という
想いがそれで少しは和らいでくれるのならと思う。
そうして、社会にいる大人たちには、わかってほしいと思った。

母親が床に置いて捨てた赤ちゃんを
刑事がそっと抱いてベビーボックスに入れるシーンが一番心に残った。
そんな風に見えない彼女の心の底に沈んだ澱のような懊悩が
最後に子供と戯れるシーンで晴れたような気がした。

 



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フォーベトナム

2022-07-11 | 美味しかったぁ~
駅から数分、花京院から宮町に向かうとマンションがあり、
その1階に大國神社ののぼりや看板があった記憶がある。
こんなところに神社?と思いながらいつも前を通りすぎていた。
「大國神社」と「大神神社」の二つだったような・・・
いつの間にか普通の玄関になり、テナント募集中に変わった。
そのうち、玄関の引き戸が時折開いていて
何か食べ物屋さんになったのかしらと思っていた。
ほどなくして本格的なベトナム料理のお店だとマスコミで取り上げられ始め
随分すぎたような気がする。
コロナの時期と重なり、気になるばかりだった。
きょうも
玄関が少し開いてたので思いきって入った。
12時を大分回っていたがまだ1時にはなっていない
まだ十分お昼なのに誰もいなかった・・・
思ったより広い店内で、ベトナムの雰囲気が漂う。
扇風機が数台回っている。
それでもちょっと暑いかな~
ベトナムの歌が流れているようだが、特徴のない曲調で
普通の外国の曲として耳を通り抜ける。
ベトナムの食堂ってこんな感じなのかしら・・・
ベトナム人のお店の方にベトナム料理は初めてと話し、
どれがいいか聞いてみた。
パッと見、フォーとチャーハンと焼きそばかな。
どれも人気らしい。
どれにしようかな?
迷っていると牛フォーが人気と重ねて教えてくれたのでお願いした。

本格的らしいので冒険は次回にしよう。

お水がきて、またすぐ、こちらの方が冷たいからと氷入りの水がきた。
でも、氷の入っていない最初の方が冷たかったけど・・・

パクチーは大丈夫ですかと聞かれたが
たぶん大丈夫

パクチーもあまり食べる機会がないし、
パクチーの種の入った何かを食べたような気がするけど
あれは何だったかな?ドレッシング?

まもなく薄く平べったい感じの牛肉が数枚のったフォーと
別皿にレタスの荒刻みとくし型のレモンが1つ。
ライムではないようだ。

レタスと牛フォーにレモンを絞ってから
慎重に食べ始めると意外にとても優しい味わいの塩味のスープ。
牛の上品なおだしに
牛肉に浸み込んだ八角の甘くやさしい味と香りが拡がり
ほかにも香辛料の何か独特の味わいを感じたが
シナモンとかだろうか、何ともエスニックな風味
うまくいいあらわせない。

そこにパクチーのさわやかさが効いていて
ミントやバジルも少し入っているのかハーブの複雑な味わい・・・

とても食べやすいと思っていると
お店の方が来て、レタスもフォーの方にのせて
そこにレモンを絞って食べるのだと教えてくれた。

さらにお酢やナンプラーもあるので入れて味変もとのこと。
お酢にはニンニクのスライスが入っていたが辛みはあまりわからなかった。
トッピングがあるので南部のホーチミン風なのかも・・・
ナンプラーと言っていたが、味変と同様に日本風にわかり易く表現してくれたのかもしれない。
魚醤、ヌクナムだったのかなぁ
少しずつ足すとあっさりしたスープに少し変化があるような気がした。
お酢もいいけど、ヌクナムの方が私は好みかもしれない。
回し入れたらスープがちょっと塩辛くなってしまったようだった。

フォーはうどんやおそばのように歯ごたえや麺自体の香りがないので
ちょっと物足りない気がするが
色々なハーブや調味料で味変できるのはその時の気分でいいかもしれない。

夜はどんな雰囲気なのだろう?
本格的なベトナム料理、みんなでわいわい、あれこれ食べる機会があるといいなあ。




フォーベトナムベトナム料理 / 仙台駅広瀬通駅あおば通駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0



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被災地訪問~石巻大川小・門脇小

2022-07-08 | きょうのできごと
久しぶりの被災地訪問は石巻市
最初に訪れた大川小学校

娘をなくしたお父さんのお話を
暑い日差しを浴びて聴いた・・・
どんなに恐かったか、寒かったか、
辺りはガランとして
静かにゆったりと川は流れていた。

私たちは子どもたちが登らなかった山と
いち列になって逃げた軌跡をたどった。

大川小学校の裏山を少し登ると ずっと辺り全体が見渡せた。
ちょっと上っただけなのにこんなにも・・・
助かった先生はひとり、児童は4人だが、テレビで肉声を聞くのは5年生だった男の子一人だけ
彼は妹も母も祖父も津波で失っている。
彼のおかあさんはいったん学校に迎えに来て戻っていた。

つい登ってしまったものの杖だけでは降りる自信がなかった。
ええいままよと思っていると、先に降りた方が下で手を伸ばしてくれていた。
その手を頼りに深い段差を何とかこなせた。
あまり使っていない右股関節が軋んだのがわかった。

これからどうなるのだろう・・・

子どもたちも先生もこんなところに水が襲ってくるなんて
思いもしなかったのだろうなあ・・・

「自分も教師として」と佐藤さんはおっしゃった。
子どもたちを助けようと思わない先生なんて絶対いないはずだ。
何がよくなかったのか、普段から準備することの大切さ。
もしもと想像力を巡らせなければいけない
何もなかったらそれでいいんだ。

子どもたちの当日の逃げた順路を巡った。

「ここまできて行き止まり、
家が立ち並んでいて、こんな風に広くないから 
いち列になって家の裏を進んだらもういけなかった

そうして見えたのは襲ってくる黒い水」

「小さい子たちはきっと泣いていたと思う」と佐藤さんは続けた。

「その時、娘はどんな顔をしていたのか・・・」

何度も何度も父はその顔を想い浮かべて生きてきたのだろうか・・・



立ち入り禁止の校舎の中に雨水がたまっているのが見えた。
そうやってだんだんと朽ち果てるのを待っているように思えた。
朽ちるように辛い思い出もなくなるのだろうか・・・
もう見たくない人と、きちんと見据たい人と
このことをたくさんの人に知ってほしい人がいる

裁判のこと、生き残った子供や教師の事

津波の様に渦をまいていたのだろうね

裁判も結審した。

大川小
    

門脇小
  

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アンブロジア(ambrosia)でカレーランチ 

2022-07-06 | 美味しかったぁ~
「アンブロジア」でランチ会
おの万ビルと聞いて何かしら懐かしい感じがした。
昔、通ったお気に入りのお店があったような
そんな気がしたのだが、もう思い出せない。

フレンチのお店でランチはカレーをだしていると
随分前から知っていたが訪れる機会はなかった。
どんなカレーなのかしら・・・
連日の暑さにカレーはぴったりだ。
エレベーターを降りて店内に入るとワインセラー
沢山のワインが並んでいる光景が目に入ってきた。
こじんまりとした瀟洒な、まさにフレンチレストランだ。

とにかくカレーの種類が多くて迷ってしまう。
う~ん・・・どれにしよう。
こういう時はシンプルに野菜かチキンかしら・・・
野菜カレーに、辛さは3、ナンよりライスが合いそうな気がして
伺うとサフランライスではなく白ご飯のようだ。

3は私にはちょうどいい塩梅だった。
最近出会うカレーはどれも辛くて
辛さは平気だった私の味覚がこのごろは遅れ気味のようだ。

サラダが来て、
ピクルス(ラッキョウと福神漬)が来て
季節のお野菜盛りだくさんの野菜のカレーとそろった。

おひとりさま、ビジネスマンのグループ、年配のご夫婦など
あっという間にお店は満席になり、
ランチカレーの人気ぶりがうかがえる。

0でも辛いって大丈夫かなと案じていたお向いは
苦手を克服したかのように食べきっていた。
お隣の頼んだナンがインド料理店の物とは違っていて
ふっくらパンケーキ風でおいしそうだった。
ひとちぎりだけもらえばよかったかも・・・

あとから出されたドリンクヨーグルトもお口をまろやかに納めてくれたようだ。

カウンター席もちょっといい感じ
「おふたりのためのおつまみコース フルボトル1本付き」
なんてこんな隠れ家フレンチ店で美味しいワインと味わいたい!!






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いしのまき元気いちばの「元気食堂」

2022-07-06 | 美味しかったぁ~
石巻に震災遺構の小学校を訪ねた。
大川小の裏山はなだらかで元気な子供たちなら簡単に登れただろう。
複雑な思いを残しながらバスは元気市場に向かった。

席は確保してあるが、ランチは各自ご自由にとのこと
1Fは特産品やお土産品などのマーケット、2階はフードコート式のレストランのようだ。
お昼時だし、券売機で一人ずつ買う訳だし
ゆっくりお買物ができる余裕があるのだろうかと少し気になる。

駐車場にバスが止まると、ほぼ同時に隣にバスが並んだ。
こちらも団体さんだ。
先に券売機に並んだほうがいいかもと慌ててバスを降りる。
初めての所でよくわからない上にメニューが色々あって悩む。
ポスターや案内を見ると
どうやら海鮮丼も売りのようだ。

お得な日替わりランチがあるようで潔く決定。
急いで食券を買い、渡して席に着く。
呼出しのブザーを渡されてしばし待つと
ほどなくしてブザーが元気にぴょこぴょこしながら鳴りびっくり⁉

日替わりの本日の海鮮丼は
ヒラメ・マグロ・サーモン・ホッキ貝で、何と700円。
ご飯が結構入っていて、切り身も新鮮で美味しい。
大好きなホッキがあるなんてラッキーかも。
おみそ汁も結構な具だくさんだ。
地元の旬の物が満喫できる内容でかなりのコスパだ。

海鮮が苦手のお向いはウニのパスタ。
ちゃんとウニが真ん中にのっている。
今年まともなウニを食していない私も納得のウニだ。

そしてあちらはサバ出しラーメンかあらー麺あたりかな?
結構みんなそれぞれのを食しているようだった。

ウッドデッキ席は暑いので遠慮していたが、
おだやかな北上川の川面が目の前で
潮風があるから案外気持ちがよかったかもしれない・・・
ぽっかり浮かんだような石ノ森漫画館
信じられないような景色だ。
夜の花火が見えたらそれは最高だろう。

どうやら、いつもは2種類ある日替わりが今日は1種類で
団体予約対応のためだったらしい。
あの団体さんには特製のお料理が既に用意されていたようだ。

時間があったので、ホットコーヒーを追加したが
Mを頼んだら結構な量でおなかいっぱい・・・

豪華なメニューもあったようなので、また機会があったら訪れてみたい。


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