ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「さくら花ふぶき」

2012-04-30 | 草花のささやき
今年は連休に入っても散りかけた桜がまだもっていて
花が減った分、輪郭も色合いもぼやけた感じだが
それもまたいい

時おりそよ吹く風にひらひらと舞い散る花びらは
風情があってなお素敵な光景だ

樹の下に敷きつめた淡い色合いの花びらのじゅうたんは
何ともいえず

さすが 桜は咲くまでも、咲いてからも
散ってからもそれぞれの情景を作り出してくれていて
ありがたいような不思議な気持ちになってしまう

今朝、ベランダに桜の花びらをふたつ見つけた
こんな高いところまで吹きあげられてきたのかと
嬉しくなって
家人に見せてから再びベランダから泳がせてみた
ひらりひらりとゆっくりと舞って
西に流れて行ったが
元の樹の方には戻っていかない様子だった

このところ雑事に追われていて
体調も芳しくなくこころにも余裕がなかった

それでも
こんなふうに桜を愛でることができたことに
感謝したいと思う
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「花冷え」

2012-04-24 | 草花のささやき
待ちに待った桜がやっと花開いて、いざお花見にと思うと
とんでもない寒さに逆戻り

一昨年は満開の桜に雪が降り積もって
それでもさすがにさくらは見事なものだったけれど

昨年はいつもの年とはまた違った思いで眺めた桜だったが
いつ咲いていつ散ったのか記憶にないという人も多かった

ほのぼのとした春の暖かさのもとで
今年こそ、ゆったりと桜を愛でたいものだが・・・

近くの小学校の校庭にある樹齢400年というエドヒガンが満開
ソメイヨシノより細かい感じの花は少し色合いが濃くて
夜も9時ごろまでライトアップしているようだ





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「ふきのとう」

2012-04-05 | 草花のささやき
[ふきのとう]らしき淡みどりの頭を見つけて
こころがはずんだのはいつ頃だったろう。

まだかまだかと目を凝らしてもなかなか見つけることができず
寒さが続いた今年はとくに待ち遠しかった。

かわいい頭を摘んできて早速てんぷらにした。
しっかり揚げると、口の中でとろけた後で
ほろ苦さが追いつくようにやってくる。

「今年はふきのとうがちょっと多いかなぁ」と嬉しくなって
二度目に摘んできて、てんぷらとふきのとう味噌を作った。

そうして、その後もまだまだふきのとうが
にょきにょきと
あちこちに顔をだしてきていた。

その光景は未だかつて見たことがないくらいだ。

普段は生えないような場所にも続々出てきて
日に日に大きくなって
正直ぞっとする。

毎年、20個も顔を出せばそれでよかったのだ。
昨年も少なかったのだが
この春は100個も出てきているだろうか。
異常な光景にまた何かあるのだろうかと
不安が募るのは私だけだろうか。

素直に喜べない春の始まり。

新しい生活がわが家にもいやおうなくやってくる。





コメント (2)
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