「風花のように桜の花びらが」

地震が相次いでいるこの頃。
今日は私が感じたものだけでもお昼過ぎまでに２回も

おとといの陽気はどこに行ったのか、
昨日今日と花冷えといったらいいのだろうか
ちょっと陽射しがないと肌寒い感じだ。

午前中も急に風が強くなって、
どうしたのかと思っていたら、

急に窓の外にたくさんの白いものが飛び交った・・・

思わず、「えっ！雪？！」と立ちあがって確認したら
何と桜の花びらでした。

突風に吹きあげられて高く舞ったのでしょう
まるで、風花のようでした。
びっくりです。


八重の桜はまだまだこれからですね。

「不思議なできごと」

家をでたのは何時頃だっただろうか。
少し行くと、歩道側の助手席のドアを開け放したまま
道路に車が止まっていた。
ライトもエンジンもそのまま・・・

怪訝そうに仕事帰りの自転車の若者が通り過ぎて行った。

そうしてまた通りかかったのは２時間ばかり過ぎた頃、
えっ！と少し驚いた。
車は依然として、ライトを煌々とつけたまま、
開け放たれたドアもそのままだった。

運転席にも人はいない。
いわきナンバーのスポーツタイプの乗用車だ。
後部の座席にも人が乗っている気配はない。

何なんだろう。

４時間後、２度目に戻ってきた時は異常さを感じた。
途中強く雨が降ったので、
助手席のドアは濡れているようだった。

エンジンはまだかかったまま、
ライトも点いているようだ。
もう外は明るくなってこの不自然な車はやっぱりおかしい。

路地で見まわりのパトカーを見かけることがあるのだが
大通りは通らなかったのだろうかと思いあぐねる。

車が止まっているのはちょうど教会の前。

朝食をとろうとしていた家族に
懺悔でもしているのだろうかと話す。

そういえば昨夜９時過ぎに大きな地震があった。
こわくて逃げ出してしまったのだろうか。
よくバッテリーが上がらないものねと付け加える。

それにしても、平和な町だ。
よる夜中、エンジンもかけたまま、ドアもあけっぱなしの車が
ずうっとそのままあるのだから・・・

外国ならとっくに盗まれているはず
日本でも自宅から盗まれた話もあるのだからと
変にあきれてしまう。

それにしても持ち主はどうしているのだろう。
助手席のドアがあけっぱなしと言うのも合点がいかないのだ。

あれこれと勝手に想像をたくましくしていたが
家族の出る頃には車はもうなかったようだ。
本当に何だったのだろう・・・

実に不用心です。
危なく１１０番するところでした。

「春らんまん」

土曜からの陽気でつぼみだった花々が一斉に花開いた。
東照宮の桜もいい感じでカメラや携帯で写真を撮っている人が多かった。




恒例の春祭りを控えて倒れたままになっていた灯篭も
いつの間にか直されていた。

暖かさに誘われてゆったりと花見がてら歩く家族連れ、
デイサービスの車いすや杖をついた年配の方の姿もあった。


東照宮の階段を登りきると梅があり、
これも満開のもの、つぼみのものもある。





夕方のニュースで紹介された小学校の大木の桜もほぼ満開で
きのうよりボリュームが一段と出てきた感じだ。
ひと目愛でようと
開け放たれた校門から人々がひっきりなしに出入りしては
カメラを向けていた。
つぼみだった木蓮も満開になっていた。


そうして校舎裏のソメイヨシノの並木もだいぶ花開いたようだ。


春はやっぱりいい。
花々が咲きだすとなんだかウキウキする。
心の澱も沈んで今はただ澄んでいてくれればいい。

「桜と音楽を愛でる会」

近くの小学校で「桜と音楽を愛でる会」があった。
日程は早くから決まっているので
今年の桜はどんなタイミングになるのだろうかと
ずうっと気になっていた。

昨年は肌寒く
桜はまだつぼみだったので少しさびしかったが
今年はちょうどよかった。

暖かく、中学校の吹奏楽部や和太鼓の演奏を聴いているうちに
桜が少しずつ開いてゆくのを感じるほど暖かい日だった。


留学生のみなさんや地元の商店会などの出店も出ていて
いろいろおいしそうなものも並んでいる。
　
ほぼ満開の樹齢400年とも言われているエドヒガンザクラを前に
日向ぼっことお花見と音楽鑑賞と
とっても贅沢な気分だった。


地域の人たちがこんなふうに集って
老若男女が楽しく過ごせるのは本当に素晴らしい。

「桜開花宣言」

近くの小学校の校庭のエドヒガンザクラは
少し前からちらほらと咲きだしていた。

きょう、別の小学校の西側のソメイヨシノが
数輪咲きだしていたのを見つけた。

毎週お会いする方と桜の話をしていたが、
帰宅してテレビをつけると
昼のニュースで桜の開花宣言を伝えていた。

この間楽天戦に行く途中で見た桜が
ちょうど気象台の標本木で
4日にはだいぶピンク色のつぼみをつけていたが
とうとう10輪ほど花開いたようだ。

桜の季節は何かと心躍るのだが、

今年は大きな出来事があり
まだまだ胸につっかえ棒があって
もろ手を挙げて喜べないでいる。

何とかならないものかと思うが
生きていると、穏やかな日もあるが、
悲しみも苦しみも
ちゃあんと次々やってくる。

ことさらに嬉しい喜びも
きちんとやってきてほしいのだが・・・

「楽天戦」

今期初めての楽天戦は
プレステージエキサイト席をゲットしての応援となった。

まだ不慣れなのか、
係員に聞いてもレストランがわからなかったり
不手際もそれなりにあったが、
初めてゆったりと楽しめた。


座席でもビールがなくなると声をかけてくれるので
注文もしやすい。
一列目だったので足も伸ばせて気持ちがよかった。
いつも持ってゆくお座布団も不用のシートで座り心地もぐー！


お天気も上々で温かく
時おり暑く感じる日差しと
ひんやりとした風がそよいでまさに春らしい。

グローブやミットに当たるボールの音が心地よい。

こんなに近くでバッターを見たのも初めて。
デッドボールの鈍い音も聞き取れるほどだ。

すぐそこでは次のバッターがしきりにバットを振っている。
選手の顔が目の前にあってなんだか嬉しくなってくる。

だが、ぼろ負けの試合でどうしようもなかった。
ピッチャーのダメさに
今までどの席でも聞いたことのないようなヤジが飛ぶ。
「早く帰って寝ろぉ！」

あまりのふがいなさに
いつも欠かさず来てくれているお客さんは辛らつだ。
「こんなに点をとられて～」
「ひどすぎるからもう帰る！」と
バックネットに近づいては
捨て台詞を残して次々と帰ってゆくありさま

飛ばした風船もネットに当たってもどってきてしまった。

今日は試合よりこの席を堪能したという感じだった。