ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

気になるお店 TEA ROOM  C R U M B LE   

2019-09-20 | 美味しかったぁ~
耳鼻科がいつの間にか閉院していて東側にある旧従業員寮は静かに日々を送っていたはずが・・・
温かくなってきた頃から少しずつ変化の兆しが・・・

そして気づくと「CRUMBLE」という名前が掲げてありました
(何かお店かしら?)(カフェかしら?)と気になりつつ、
「クランブルって何?」と思い、まずは調べてみると
どうやらイギリスのお菓子らしい
だが、ちょっとぼそぼそしていそうで私好みでなないかもだけど・・・

何日か続けて訪れた時は
椅子がたくさん外に出ていて・・・まだやっていない様子
その次の日もやっぱりクローズになっていたりでがっかり~

今から思うと色々と準備中だったのですね。

私が行くとたいていやっていない
遠回りして家に帰る道すがら覗いてみると
そんな時はライトもついていてでもちょっと寄れない時なのよね~

そんなこんなでできる前から知っているはずなのに
一度も訪れていなかったのです。


今日も時間がないけれど
急いで廻って、
一人なのでカウンター席についてみたものの

お店の名前からと
「グランマのクランブル」とお紅茶は「イングリッシュブレイクファースト」に

クランブルはイギリス定番のデザートのようですがお初です。
焼きりんごの上にクッキー生地のトッピングとアイスクリームがのったもので
温めてあるので、
アイスが冷たすぎず、クッキーは少しばかり温かく不思議な取り合わせですが
私にはちょうどいいようです。

様々な食感といろいろな温度で味わう、なかなかに美味しいスイーツでした
ティールームのお紅茶ですが、残念ながら特別感はありませんでした。

遠慮してカウンター席に座ったものの、
窓からの景色もさえず、部屋もよく見渡せないので失敗したなあ・・

メニューはいただきましたが
注文は席を立ってレジのところで会計と一緒に先に済ませるようで
何だか慣れないとゆったりできない感じです。
カウンターもあまり幅がないので落ち着きません。
椅子もクッションが軽すぎて沈みすぎる感じです。

お紅茶の牛乳はレジに行ってお願いしなければならなかったりするみたいで
初めての来店者には口頭で色々ご案内していただけるといいなあ
でもそれはやはり日本的なのでしょうね

慣れるまで訳がわからずちょっとゆったり感は無理のようです。

お紅茶に入れるミルクやお砂糖も必要かどうか最初に聞いて
必要に応じて添えてもらえた方が合理的な感じがします

お店のいいところ、棚も陳列もそしてお庭も全然見る余裕もなくて残念でした。

時間にも気持ちにもお腹にも余裕のある時にゆっくりと
機会があったらどなたかと一緒に出直してみましょう

ティールーム クランブルカフェ / 広瀬通駅仙台駅あおば通駅

昼総合点-


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「Us アス」

2019-09-10 | 映画のお話


夫のゲイブ、娘のゾーラ、息子のジェイソンとともに夏休みを過ごすため、
幼少期に住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れたアデレードは、
不気味な偶然に見舞われたことで過去のトラウマがフラッシュバックするようになってしまう。
そして、家族の身に何か恐ろしいことが起こるという妄想を次第に強めていく彼女の前に、
自分たちとそっくりな“わたしたち”が現れ・・・というあらすじ

前作「ゲット・アウト」アメリカの差別意識をテーマに、アカデミー賞にノミネートされ、
脚本賞を受賞するなど大きな話題を集めたジョーダン・ピール監督の新作だ


自分たちの影(シャドウ)がある日突然現れて、いきなりおそいかかる。
くすんだ赤い服を着た彼らはみな武器のはさみを持ち、つぎつぎ現れては別の自分を殺すのだ。

最後の回想シーンで「えっ」とは思ったものの、考えをめぐらすとどうも収集がつかなくなる。
混沌とした心もちでもう一度筋をたどるとますますわからなくなってしまうような・・・

いったいどういうことなのと思いながら、海沿いにメキシコに逃げようとする家族の目の前に
赤い服のシャドウたちが海に浸かりながら手をつないで一列になったシーンが現れる
それらは海にも陸にも山にも連なって延々と続く・・・

トランプの国境の塀を思い、「えらい皮肉やなあ」と苦笑い・・・

「私たちはアメリカ人」と影はきっぱりと言っていた。
アメリカ人が国を捨てて、シャドウたちが乗っとるとでもいうのだろうなあ

冒頭の古びたテレビのシーン、1986年
約650万人のアメリカ人が15分間手をつないだ融和と平和を祈るイベントを紹介していたし

小さなアデレードはマイケルジャクソンのスリラーのTシャツを着ていたし

息子のジェイソンは名前も仮面も意味深
そしてもう一つ 「エレミア 11章11節」も気にかかる

たくさんのうさぎはクローンの象徴?
最初は白いうさぎがほとんどだったがあとからいろいろなウサギが映し出されたし


Hands Across Americaと影たちの復讐と復活祭と

ただ私は小さなアデレードはあの時入れ替わったものの
あの遊園地の世界はシャドウの世界のような気がしてならない
ショックで声が出なくなったのではなく
最初から話せなかったのだ

そして14歳でやめたバレーの踊りのシーンが気になる
またそこで入れ替わったのではないだろうかと思えてならない
シャドウは声を振り絞っていたからあれはやはり本当のアデレードではないような気がする

アデレードがどんどん強くなり、戦闘モードに入ったようになる
執拗に追いかけるものの、とどめを刺さなかったり挙動不審だ

人は戦うことがやはり本能なのだろうとかさえ思えてくる
子どもたちの変わりようも激しい
最後の方は血だらけになっておびえることも忘れたような顔つき

ぎこちない動きがシャドウを思わせるが、今は本物も影もどちらでもいい気がする
のっとったものが生きながらえるが、一部のカリスマが牛耳るのだから同じことだ

アメリカ人は多様で日本人の私には到底理解できないところが多々ありそうだ

アメリカ人と胸を張りながら、アメリカ人を捨てるような映画が出てくるのだから




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「ニューヨーク 最高の訳あり物件」

2019-09-09 | 映画のお話


ニューヨークの最高の物件が舞台だと単純に思っていたが
ドイツ映画だけあってちょっとニュアンスが違うようだ。

アメリカとヨーロッパとの違いを感じるちょっと皮肉のきいたコメディ?
アメリカで頑張ろうとするドイツやノルウェー出身の彼女たちの姿と、
お金はあるけれど若い女好きの移り気な男の甲斐性のなさを感じた作品

離婚を突きつけられた妻と最初の妻に慰謝料として半分ずつ渡された物件は
ニューヨークど真ん中の素敵なインテリアのメゾネットタイプのマンションなのだが
実はかなり古くて
見えない裏側の配管はガタガタだったというのも意味深だ

大きな絵をかけたり外したり、冷蔵庫や戸棚の中が入れ替わったり
妻たちのバトルはマンガチックでコミカルだが・・・
シリアスなのは女性が自立して成功を収めることの難しさ

スタイリッシュな元モデル妻は離婚を告げられてもまだ自分の元に帰ってくると信じて疑わない
立ち上げる事業の大切ななスポンサーでもあるのだから

ドイツからやってきた最初の妻、そうしてその娘と孫まで遊びに来て大騒動だ。

子守を押し付けられた風の最初の妻を不憫に感じることもあったが
彼女はインテリで何でもやってのける自由自在な女性で考え方も物腰もやわらかいが芯はかなりのもの
年相応の経験もたっぷりでそうかなうものでもないだろう

ずっといがみ合って行くのかと思っていたのだが
自分が幼子をかかえた彼女から最愛の人を奪った過去を次第にわかってくる

だが私には次々と女性たちを捨てていった男へのしっぺ返しもいまいち
孫と娘を愛おしがる男の今更の心情もわからない
許すことと受け入れることは違うのかもしれない

誰しもが年老いていく
理解しがたい世代の若い女に翻弄されてわが身を知る始末
女は合理的だから、なんだかんだ言ってもやがて分別がつけられる生き物だものね~

お金だけが物を言うアメリカにやってきて頑張っている女性たちを思う
成功すればそれなりの人生を送れる国なのだ

日本にいる私はアメリカもヨーロッパも別の世界
日本人の専業主婦の目で映画の中の彼女たちの生き方を見守ってあげたいと思う


2017年・第30回東京国際映画祭コンペティション部門で上映した時のタイトルは「さようなら、ニック」
ニックは夫の名

原題も「Forget About Nick」

おしゃれなタイトルで目を引いたのは確かだ、映画が魅力的になるというのだろうね~

妻と同様の40代以上の女性たちに観てほしい作品だ
いや
体形や美貌より、恋や結婚やキャリアよりも大切な物って何だろう?
と、若い女性たちにも観てほしい気もする

あなたの人生にとって一番大切な物は何ですか?



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