ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「気配りの日本人?」

2015-08-18 | きょうのできごと
おもてなしの日本がオリンピックを前にあたふたしているこの頃


お中元をいただくと礼状を書く。

「いつもながらお心配りいただきまして」と書こうか
「お心遣いありがとうございます」としようか
「お気づかいに心から御礼申し上げます」
としようかと悩みながら
前年と同じ文章にならないようにそれなりに配慮するのだ。

この頃思うこと・・・

~日本語が通じない~

いつもお寿司を買う駅地下のお店で
「本日のお勧めの○○はいつ頃出るのですか」と聞くと
「さあ~まだ出てないようですね」と答えて
忙しそうに品物を並べている・・・

まだ出ていないからいつ頃になるのかと聞いているのに
まるで人ごとだ。自分のお店のことなのにね~
時給が決まっているから決まった仕事以外のことは関係ないのだろう

すまなさそうに「あと○○分はかかります」とか
「○時頃になります」とは返って来ないのだ。

「何個お入りようですか?
お急ぎならすぐ作りますので○○分ほどお待ちいただけますか?」
などと気のきいた返事は期待していないけれど
もしそんな風に返ってきたら絶対お店をかえないもんね


「日本語の通じる方をお願いします」と、今度はお願いしてみようか?
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「つゆしぐれ 梅雨時雨」

2015-08-17 | きょうのできごと
4月あたりからいきなり暑い日があったりとおかしかったが
5月6月と気温は高めに経過して
7月から8月にかけての猛暑や熱帯夜にはもううんざり

屋内にいても肌がピリピリと焼けるような感覚があり
気温が高いとはこういうことかと納得する

自分のかいた汗に負けるような生ぬるい夏ではなく
汗などどんどん蒸発していく感じだった

それが、七夕の最終日に雨が降って
ひと息つけたと思うように
いけいけの夏模様にようやく落ち着きがでてきた

そうしてこの頃は雨にうんざりである
少しは晴れてもいいのではないかと思うくらいだ

空梅雨だったのを思い出したように毎日雨が落ちてくる
しとしとと時には思いきりざあっーと
うっとうしく、湿度が高くて蒸し暑さに辟易する

おそ梅雨なのか、時雨のはしりか
お盆も過ぎたので梅雨しぐれとでも名付けようかな
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「靴職人と魔法のミシン」

2015-08-05 | 想いで


ニューヨークの下町で代々続く小さな靴修理の店を営むマックス
貯金もない、彼女もいない、冴えない単調な暮らし
家には認知症の年老いた母が待っている

だが、魔法のミシンの力で奇跡が訪れるという
「大人のためのおとぎ話」なのだ

父の代からの付き合いの隣の理髪店主とは
お互いが読み終えた新聞を毎日交換したり
ピクルスのお裾分けがあったり
古い街並みとユダヤ人、下町情緒が何だか懐かしい

コツコツと靴底を貼り替え、修理する毎日
色々な人たちが訪れる
ヤクザにオカマにマスコミ関係者、大きな足の子どもに老人
そして美人たちも

魔法のミシンで縫った10,5インチの靴を履いた時だけ
靴の持ち主に変身できるのだ


母の夢を聞くと
「お父さんとの夕食」との返事

ある日突然いなくなってしまった父に変身すると
素敵なディナーとダンスを楽しむ別人のような母

親孝行のつもりが
夢のかなった母は翌日亡くなってしまう~

ドタバタのコメディあり、ほろ苦く哀しい場面あり、
そうして人まで殺してしまうから恐ろしい
だが、死体も血の跡もなく警察は相手にしてくれない

我に返ったように自分の店に戻る姿が
大それたことのできない気まじめな職人なのだ

誰になってもコートに赤いマフラー姿で
おもしろすぎて笑ってしまうが
マックスの変身した誰もがおどおどしていて
キャストの演技力に感心しきりだ

(殺人現場や死体の)掃除屋、ゾンビは
やはりブラックユーモアなのかも・・・

最後の理髪店の地下のシーンや
お抱え運転手や高級車は
これからの彼の活躍と言うより
別の世界での暗躍が思いやられてかなりうんざりもの

考え過ぎては笑って見過ごせない自分にもうんざりだ






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