てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

梵鐘を救った力士

2018-10-19 19:00:00 | ビジネスと社会
 西大寺公民館の文化祭(10月20日~21日)を目前に控え、ギターと盆栽の両クラブを掛け持ちのため、展示準備や練習の仕上げに余念がありません。
 
 今日は両クラブの待ち時間を有効活用して、裸祭りで有名な西大寺観音院を散策しました。境内北にある鐘楼門には、今なお重文の梵鐘が残っています。千余年前新羅時代の朝鮮鐘です。

 嘉永七年(安政元年=1854年)1月18日、お寺が火災に遇った際、力士玉の森大吉が鐘楼から下に投げ落として朝鮮鐘を救ったそう。西大寺観音院ではこの功績を深く称え、玉の森大吉の没(明治22年4月26日没)後は墓塔を建てて供養しています。

 この玉の森大吉こそは、西大寺ギタークラブの世話人M下さんの曽祖父にあたります。(お断り:facebookに同文掲載)

※追記
玉の森大吉の孫娘ミヨは、八代三保ヶ関親方と婚姻、つまり増位山太志郎の母上です。










コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする