昨年豊作だった富有柿だが、今年は裏作なのか10数個しか実をつていない。
すす病が発生し葉っぱをすす状のカビが覆っているのも一因か。
2月にカイガラムシ駆除剤(マシン油乳剤)を散布したのだが、どうやら不十分だったようだ。
隣接するビワの木を、8月29日に伐採した序に駐車場にせり出している柿の木の枝を落とし、その際7個もの実を落としたのが今となっては悔やまれる(苦笑)
一方、裏庭の西条柿は今年も沢山の実をつけた。
昼間260個ほどを収穫し、まだ木に数十個残したまま。
夕食を早めに済ませて女房と二人三脚でショウヤクにとりかかった。
100個は淡し柿にすることに。
ドライアイスを使えば短期間で出来上がるところ、経験則により敢えて35度の焼酎とブランデーを使って仕込んだ。
明けて今朝、女房は残る半分の干し柿作りに余念がなく、見る間に見事な柿すだれが。
柿といえばシャキシャキ食感だが、あわせ(淡し柿)てよし、干し柿よし、更に熟し柿もまたよし。
加えてビタミン・ミネラルが豊富で、万能食材といわれる所以はここにあり。
”柿が赤くなると医者が青くなる”の諺通り、りんごと並び称される「医者いらず果物」の双璧であろう。
天気が急変しても、すぐに取り込めるように一工夫