
先の金曜日~日曜日、3日間にわたって近所のクボ●営業所において農機具の展示会があり、トラクターの爪を1本求めるつもりで、冷やかしがてらのぞいてみた。
休日とあって会場は大勢の家族連れでごったがえしており、最新鋭機に試乗するなど思い思いに楽しんでいた。小欄「2007/11/7 ウィークリー茶話会」で書いて以来、関心を寄せていた「玄米低温貯蔵庫あじくら」の前で足がピタッと止まった。製造元・S岡製機の担当者が駆けつけており、絶好の機会なので詳しく説明を聞いた。
米は湿度や温度によって劣化する。特に暑い時期は白米にした状態だと、1週間ほどで食味低下につながる。米(玄米)を常温貯蔵した場合、「カビ」「貯蔵害虫」「古米臭」「乾燥」「成分変化」等の品質劣化が考えられる。この品質劣化には、米の含水率、貯蔵中の温度、湿度が大きな要因となっている。
低温貯蔵で米の呼吸作用を抑えることで古米化を防ぎ、年中新米の味を保つ。また夏季は米以外にもスイカ、ビール、ジュースなども冷やせる。
S岡製機は「玄米低温貯蔵庫」においては先駆けメーカーとのこと。
昨日、展示会を終えたクボ●の担当者K田氏の訪問を受け、我が家のトラクターのメンテナンスを依頼した。その上で商談に入った。
先日説明を受けた時点で購入を内定しており、値段交渉でほぼ合意に達したので「目先のことでいえば手痛い出費だが、これで“いつでも新米”が食べられるなら安いものだ」と考え、契約書に判を押した。納期は26日の土曜日となる。