てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

欲どしい話

2008-01-13 13:56:42 | ファミリー
 内輪話で恐縮だが、辛抱してもうひとつ聞いて頂きたい。先日来、小生の還暦祝いについて記事を書いたばかりだが、またまた本日、芦屋に住む弟夫婦からサプライズプレゼントが届いた。
 斬新なデザインのセーターと、それにうまくコーディネートしたマフラーに、芦屋神社のお守りが二つも添えられていた。

 私達夫婦だとなかなかこんな気の利いたものは選べない。第一サイズにしても身体に合わせてビッグサイズにばかり目が行くが、やはり都会に住む人はセンスが良い。いま流行のピッタリとフィットしており、これまでのダボダボよりも引き締まって見える。
 ただボディラインがモロに出るので、せいぜいダイエットを続け、贅肉だけは落とさなければと改めて思いつつ記念写真に収めた。

 と、ここまで書いたところへお礼メールを入れていた弟から返信が来た。それによればセータはかみさん宛てのものと判明。そういえば襟が「左前」だし、サイズもよくよく見れば「XS」を「XL」と読み違えていた。考えてみればお守り二つもおかしな話で、紛れもなく「亥」と「子」であった。
 早速に少しばかり伸びてしまったセーターを脱いでかみさんに渡し、二人して大笑いした。何のためらいもなく二つとも自分へのプレゼント品と思い込むとは、まったくもって欲どしいもんだと恥じ入った。笑ってやってください、この貪欲な男。

 家族で祝福して貰えるのはまだしも、まさか弟夫婦からまで祝って貰えるとは思い掛け無かった。『兄弟は他人の始まり』などという下衆な表現があるが、やはり『血は水より濃い』と改めて痛感した。


妻宛ての「セーター」を着て悦に入る

小生宛ての「マフラー」とお守り2つ
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Wii((ウィー)

2008-01-12 20:47:14 | ビジネスと社会
 ベストコンディションの下でゴルフプレーを堪能した。かれこれ5年ぶりになるが、その割にはそこそこの戦績をあげることができた。

 といっても実際のラウンドではなく、いうところのバーチャルゲームである。倅宅に招かれ夕食の後、孫を相手に今流行のWii Sportsなるゲームに興じた。本物のクラブを振る操作を体感でき、実ラウンドに比べて全く遜色のない仕上がりとなっている。ゴルフ初体験の孫をして、十分に様になっている。

 Wiiとは、任天堂より発売されている家庭用ゲーム機。北米では2006年11月に、日本とヨーロッパでは2006年12月に発売された。「Wii」という名称は英語の「we」をイメージし、「家族の誰もが楽しめる」というコンセプトを表し、「ii」は独自の形状コントローラと人々が集まる様を表現しているという。

 初物食いを自認する自分としては、Wiiのことを単なるゲーム機と侮り、いささか遅きに失した感がある。なかなか奥が深い、新世代ゲーム機といえるだろう。ゴルフプレーを2回我慢すれば買える価格である。どうもはまりそうな予感がする。
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2年越しの還暦祝い

2008-01-11 16:06:40 | ビジネスと社会
 嬉しいことに還暦祝いがなおも続き、昨年末来より2年越しとなる。本日は高校・大学を通じての仲間で組織する「東松会」が主催で小生(1月生まれ)とN須(2月生まれ)のために盛大に祝賀会を催して貰った。その上、記念に赤いチャンチャンコならぬ、ベストをお揃いでプレゼントされた。

 これから団塊世代が後に控えているので、1月と8月の年2回に分けて行なうことにした。次回は8月8日で対象者は、K藤、Y浅、S村の3名。

 今回の詳報はこちら。また前回の還暦祝賀会はこちら


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日日是好日

2008-01-10 15:24:39 | 暮らしと生活
 拙ブログのタイトル「てすさび(手遊び)日誌」の手遊びとは、退屈を紛らすためにする日々の仕事。つまり退屈しのぎに日々の出来事を認めた日誌という意味があります。日々起こった事象を暇にまかせて綴っております。

 従って特筆すべきことがない日はネタに窮して記事アップもままになりません。つまり何事もなく、つつがなく暮らしているということの裏返しです。つまり「便りがないのは良い便り」ということです。

 2日間ブログ更新が飛び、「またなんぞあったのか?」と御心配頂いた向きもあったかと思いますが、「取立てて何もなかった」とご理解の上、どうか御休心ください。

 『雲門、垂語して云く、十五日已前は汝に問わず、十五日已後、一句を道いもち来たれ。自ら代わって云く、日日是好日』(碧巌録)

 縁あってこの世に生を受けたからには「日々是好日」で生きたいと思います。今日で命尽きるかもしれぬから、その日その時、みな良き日、よき時でありたいものです。
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節目の誕生日

2008-01-07 18:48:45 | ノンジャンル
 

 今朝は七草がゆでお正月に疲れた胃を労わりつつ、かみさんが小生の誕生日祝いの言葉を掛けてくれた。近年で今回ほど誕生日を、二人して満を持したことはない。

 還暦を迎えて、やっと厚生年金の受給権が発生する。先ずは市役所支所へ添付書類(戸籍謄本、住民票、妻の非課税証明書)と取りに行った。幸いなことに窓口には30年以上も前から仕事を通じて付き合いのあるU野さんがおられ、人生の先輩としてのアドバイスの上で丁寧に受け付けてくれた。

 続いて所轄の社会保険事務所へ老齢厚生年金受給の手続きに出向いた。年明け・週明けとあって1時間半待ってやっと順番が回ってきた。

 事前の「裁定請求書」の記入事項と添付書類が完璧だったようだ。担当者もテキパキとした捌きのよい人で、立所に書類チェックを終え、厚生年金額について分かりやすく説明があった。併せて、かみさんが結婚前後4年間掛けた「共済年金」についての疑問点にも的確で納得のいく説明を受けた。
 年金記録漏れ問題の渦中にあって、信用回復のためにもA級の職員が矢面に立って対処いるのだろうか。誠に快いベストな対応であった。

 誕生日祝いを兼ねて昼食は外食に決めた。先日来、無性にトンカツを食べたいと思っていた矢先に、T澤君の5日のブログ記事に触発され奉還町の「はぎわら」へ。ところが「ひょっとして月曜日は定休日?」の予感が的中、店に着くや仕舞ってあるノレン前で残念がっていると、近くにいたおばちゃん(噂の店主?)が背後から「今日はお休みよ!」と声が掛かった。

 気を取り直して、せっかくの序なので近くの「金福菓子舗」で和菓子を求める。同店はK地君(三男の高校の同級生)が東京で和菓子職人と腕を磨き、代々の後を継ぎ、今では夫婦で仲睦まじく立派に切り盛りしている。

 今日はどうしても「デミグラスソースのとんかつ」と決めていたので、グリル「B食」に行き先を変更した。結婚する前のかみさんの職場が近くで、懐かしい昔からの食堂である。軒を隔てて息子が無国籍料理「倅B食」を開業していたのだが、今日行くと入り口二つなのだが、中へ入ると何と中壁を取っ払い店をドッキングしていた。親子で洋食と無国籍料理という究極のコラボ。勿論、メニューは好きな方が選べる。

 「B食」の斜め向いは拙宅の前住人の家(現在はK佛光堂になっている)、その近くには高校の同級生が営む「S山金物店」、同じく同級生Y田(旧姓I野)の嫁の実家である「Yシダ洋品店」があるなど、普段はめったに来ることはないのだが、生活感が滲み出ている庶民的な商店街である。

 帰宅すると二男から誕生日祝いメールが、義妹からはグリーティングカードが届いていた。三男の所からは孫二人からのメッセージを添えてドーナッツを、長男の所からは既に昨日、手作り料理や焼肉を届けてくれ、今日は3人の孫が交互に祝電話をくれた。先般、皆で盛大な還暦祝いをしてくれた上、更に相次ぐ温かな志を嬉しく思う。どうもありがとう。

 話が脇道へ逸れたが、とうとう「年金受給者」となった。無事2月分(4月支給)から受給できることが確認でき、無職の身には定期収入のメドがたった。少額とはいえ安定収入はこの上なくありがたい。安心感が出た反面、オレもそんな歳になったかと寂しさは隠せない。ともあれ喜びも一入の誕生日となった。
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