てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

朝市

2008-08-09 14:04:53 | 暮らしと生活

午前5時の朝市光景(向こう奥に10軒程並ぶ)

 涼しい内にと今朝、お盆を前に墓参りをしてきた。
 午前5時、通りすがりのJA前では近隣の農家が三々五々集まり、土曜朝市の開店準備に余念が無い。店はまだ数店しか出ていないのだが、既に10数人のお客が待機しており、お目当ての店が出るとワーッと群がり、野菜や花を並べる間もないほど。人によっては運び込む軽トラックに駆け寄り買い占める有様。

 当方は墓参りの花がお目当てだったので慌てるほどのことはない。序に漬物用の白瓜、フロウマメ、金瓜(マクワウリ)と朝食用に赤飯を求めた。

 朝市とくれば「新鮮で、安い」が売り物なのだが、先月近所に大型スーパーがオープンし、そこの「地産地消コーナー」に出した残り物のようなものしかないので余り魅力がない。値段も決して安くはない。お年寄りの小遣い稼ぎ感覚でやっているのだろうか。

 岡山の中心を流れる旭川にかかる京橋西詰の河原で開催される“備前岡山京橋朝市”が有名である。毎月第1日曜日の午前6時~午前10時まで開催される。
 今朝の口直しに九月市(9月7日)にでも出かけてみるとしよう。
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親友を見舞う

2008-08-08 16:50:53 | 健康と医学
 このほど親友K内を見舞った。高校・大学を通じて知り合い、学校卒業後は進む道は別れたが、同窓で組織する会で年に2~3回は顔をあわせていた。
 8月8日に開催の予定であった、この同窓会延期の通知が入りK内がこの数カ月間、入退院を繰り返していることを知った。

 K内は大学時代は少林寺拳法部で活躍、卒業後は地元の大手企業にUターン就職を果し、若い頃は組合の委員長を長く務めた。これが災いして出世のルートからはずれたかと思いきや、晩年になって俄かに役員にまで上り詰めた。
 そんな絶好調の折も折、逡巡の末に今年の3月に自ら辞任を決めた。前年に脳梗塞を患いながら職場復帰、どうにか親父の寿命を凌いだことを節目に一大決心したようだ。

 お互いに健康には人一倍留意し、人生の第二ステージを大切に歩もうと誓い合ったばかりだった。ところがリタイアして3カ月も経たない失業保険受給待機期間中に脳梗塞を再発、同時に心臓の弁に細菌が付き、急遽7月に心臓の専門・心臓病センター榊原病院で開胸大手術を受け、どうにか一命を取り留めた。

 退院間無しを自宅へ見舞った際には、「とうとう切腹させられた」と痛々しい胸の傷跡を見せてくれた。病み上がりで声に勢いがなく呂律が怪しいが、予後は順調で後は時間が薬のようだ。
 これまで長年仕事でしんどい目をして来たのだから、ここらでゆっくり静養せよとの天の声。暑い時でもあるし、あせらず療養に専念するように激励した。
 そしてかみさんからは「うちのお父さんに不整脈があるように、この年になると誰しも何らかの病気を抱えている。『無病息災より一病息災』の方がむしろ元気でいられる」と何処かで聞き覚えのある台詞回しで慰めた。
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パソコンの取持つ縁

2008-08-05 21:32:51 | ビジネスと社会


 小生が風呂に入っている時のこと、相変わらず多忙を極めている仕事の合間を縫って、T澤さんが『スガレ追ひ』(井伏鱒二)を届けてくださった。帯付のハードケースに入った初版本である。

T澤「お約束していた本です」
家内「貴重なものをお借りします」
T澤「私は二度と読むことはないと思います。それよりも思い入れのある方に読んで貰った方が…」

 小欄「2008/7/22 岡山県立図書館」 の記事がT澤さんの目に留まり、自分の本棚にあったことを思い出したそうだ。この本の奥付からすれば彼が学生時代に濫読した中の1冊。

 数年後、T澤さんは今の会社に入社。配属された職場の取引先が『スガレ追ひ』の中に登場する<新聞取次所の岡崎さん>なのだが、彼は知る由もなかった。

 今夜、わざわざ本を届けてくださったお礼の電話をT澤さんに入れると、「ご縁のある方に読んで頂いた方が意義があるので…」とのことだが、事の次第が分かった以上彼にとっても無縁ではないはず。それを上述のようにさりげなく言う気遣いに心を打たれた。

 余談ながら、4年半前(小生のリタイア後)にT澤さんが病に倒れたことを知ったのは彼のブログからであり、直ぐ見舞いに参上した。その後もお互いのブログを通じて貴重な有益情報を交換するなど、きちんとリレーションがある。まさにブログの“取持つ縁”とはこのことである。

 思い起こせば、小生と一回り違いの彼は入社早々に余技のパソコンを活かし、職場の電算化の火付け役となった。社内的にも、わが職場が他職場に伍することなく電算化を進められたのは偏に彼の功績によるものである。
 マック(Macintosh)の世界へ誘ってくれたのも彼で、小生のパソコンの師であり多くを教わった。それこそ仕事がハネてから課外でも何十時間にも及ぶ個人指導もして頂いた。パソコンのことでSOSを出せば、ある時は駆けつけ、またある時は電話でリモート指導して立所に解決してくださった。

 T澤さん、今日まで色々とお世話になりました。どうかこれからも宜しくお願いします。
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餅は餅屋

2008-08-04 17:28:29 | ビジネスと社会

大活躍したケルヒャー高圧洗浄機 K2.30

 わが家には僅かばかりのアパートがある。オーナーである母の名前緑に因んでグリーンピア(平成6年8月1棟4戸竣工)とグリーンヒルズA・B(平成10年5月2棟6戸竣工)と命名している。

 管理するミ●ワホームとは、平成16年8月に現行の管理システムに変更になった。その際「有料管理委託業務」は毎月の管理料負担が大変なので希望せず、「入居仲介システム」を選択して入退居時にのみ定額の手数料を支払い今日に至っている。

 従って定期清掃、巡回、点検はすべて、オーナーの責任においてやらなければならず、ミ●ワホームに依頼すればその都度実費負担となる。

 先月末で退去者があり、ミ●ワホームの指定業者による室内清掃が終わったのを見計らって、本日は長男の高圧洗浄機を借り受けて、自力で各アパートの玄関、天井、階段の清掃に精を出した。洗浄機の調子は頗る良いのだが、最後の1棟だけ水圧が一定せず手間取った。
 ある住人からは「見違えるようになった」と感謝の言葉を頂いたものの、別の1軒からは清掃前に申し出ていたにもかかわらず「玄関の噴出し口から水が入り革靴が濡れた」とお小言を頂戴してしまった。

 素人だけに3時間がかりの大仕事だった割には納得のいく仕上がりにならず、達成感よりは疲労感だけが残った。毎月定額の管理料を払う「有料管理委託業務」は伊達じゃない、それなりの意義はある。餅は餅屋というが、プロの技には敵わないと痛感した。
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