てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

二人の同級生

2010-10-09 10:24:00 | 暮らしと生活
 今朝の山陽新聞スポーツ欄の記事で、ゴルフ戦績入賞者の中に知人の名前を2人見つけた。一人は中学校の同級生戸野村(とのむら)クンである。

 中学校の入学式の屋外オリエンテーリングでのこと、高台に立つ彼が眼下に見下ろす村を指差して「この村(トノムラ)にワシの家がある」と自己紹介したので珍しい姓でもあり一度で名前を覚えた。
 居合わせた同じ村出身のもう一人が「ワシもここの中谷(ナカタニ)じゃ」と名乗った。当時身長が高かった(長かった)ので、それに結びつけて名前を一度で覚え、かなり親しくしていた。

 ところで、ずっと後年ギターレッスンを始めようかと思い立った時に、ギター教室のサイトで岡山新堀ギター音楽院に辿りついた。主宰者の名が先述の同級生と同姓同名の「中谷貞夫」とあるので、もしやかの長谷、いや中谷?と胸をときめかせながら会ったら全く別人であった。
 中谷先生に初めてお目にかかった折その話を切り出した。先生もご自身の名前には関心をお持ちのようで、かつて電話帳で調べたら岡山市内で1名だけ同姓同名があり、その方は某会社の社長だとおっしゃった。どっこい、少なくともこれで3人目である。

 戸野村とは大学時代4年間のアルバイト先で一緒になり、その後も時々交流があったが、一方中谷とは中学卒業以来、通勤電車の中で見掛けたくらいで、それ以外は音信が途絶えている。何処でどうしているのやら。
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しばし夜空

2010-10-08 08:21:00 | 気象・気候

10月7日の朝焼け

 異常に暑かった夏もとっくに去り、8日は二十四節気のひとつ「寒露」。

 冒頭の写真は7日の「朝焼け」の光景です。今更ながらの感はありますが、もうしばらく夜空の余韻に浸りたいとの思いから、これまでのブログ背景「サマーナイト」から「夕空」のテンプレートにチェンジしました。
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彼岸花と金木犀

2010-10-06 13:11:00 | 気象・気候



庭に咲く彼岸花と金木犀

 初秋の風物詩といえば彼岸花と金木犀だが、遅ればせながら庭の彼岸花は今が盛り、今年はその名とは異なり彼岸をはるか過ぎてから咲きそろった。

 逆にいつもよりひと足早く金木犀の香りが漂ってくる。彼岸花と金木犀の香りが入れ違いではなく同時にやって来た。

 今朝もウオーキングの最中、闇夜に馥郁たる金木犀の香りをみつけた。どこからともなく漂ってくるその香りに思わず足を止めたくなったほど。

 金木犀の花、彼岸花共に一週間ほどで咲いて散る。潔くて儚いのは桜と同じで、共感を呼ぶ花だ。ただ如何せん絵心、歌心など持ち合わせぬ無粋な私にはただそれだけのこと。

【関連記事】
「2009/9/23 シルバーウイーク」
「2007/10/31 深まる秋」 
「2005/10/13 わが家の金木犀」  

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彼岸花と金木犀(「 フレディの日記」より)

彼岸花は目立ちたがり屋
いきなり地面から出てきて
さっそうと花びらを広げて
どうです、きれいでしょうと
真っ赤な衣装でフラメンコ
踊りつかれてしまったら
知らないうちにさっと消えた

金木犀は香りのお喋り屋さん
金色の小さな花をいっぱい
葉っぱの蔭から出てきて
秋が来たよ、秋が来たよと
ペチャクチャと香りのお喋り
喋り疲れてしまったら
地面に散って知らんぷり

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夏秋同居の吉備路

2010-10-05 10:28:00 | レジャー
 昨日は倅の所へ送るマスカットを求めて何軒もはしごをした。マスカットの一大産地である津高、一宮を皮切りに果ては総社くんだりまで足を延ばしたが、結局は最初に訪ねたJA岡山の直売所「フルーツ王国一宮」が最も新鮮で、品揃えも良かった。

 せっかく総社まで来たからにはと、ちょっと噂の国民宿舎サンロード吉備路に立ち寄った。同施設は全国国民宿舎客室利用率No2の人気の宿であり、併設されている天然温泉も好評のようだ。また敷地内には温泉スタンドや地元農家直営の野菜市も開設されている。

 ダイエット中には外食が大敵、特にバイキングはついつい過食となるので極力控えている。にも拘らず丁度ひる時となったのでランチバイキングを食べる羽目に。和食と併せてイタリアン料理のコーナーもあり、くれぐれも食べ過ぎに注意しながら、美味しいものを少しずつ頂いた。

 食後の腹熟しに、近くにある備中国分寺を散策した。この界隈は古代吉備文化の史跡と景観に恵まれ、多くが県立自然公園「吉備路風土記の丘」に指定されている。
 とりわけ里山と備中国分寺五重塔、それを取り巻く田園が織りなす四季折々の風景は、吉備路を代表する景観として広く知られている。

 吉備路といえば、かの平山郁夫氏がかつて度々訪れ、その時の作品をまとめた画集「吉備路を描く」の中から備中国分寺周辺でスケッチした場所4カ所には道標が設置されている。

 平山画伯が足を止めたと同じ場所から五重塔を拝観、感慨を新たにした。備中国分寺の南に広がる田圃では地元の方々が、春はレンゲソウや菜の花、秋にはコスモスを植えて景観に花を添えている。コスモスの盛りには少し早く、まだヒマワリがみられなど夏と秋が同居していた。



 






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日本のヴェネツィア

2010-10-04 17:54:00 | 暮らしと生活
 先日の夕刻のこと、ご近所のK田夫妻が拙宅の前で、何やらガイドブックを片手にウオーキングの足を止めておられた。この界隈の“川市”が紹介された『水路散策之図~庭園都市岡山への誘い~』(平成22年8月1日岡山商工会議所発行)を差し示し、「ここにお宅が載っていますョ」と教えて頂いた。

 手前味噌ながら、この辺りの用水(水路)はちょっとした絵になり、これまでも度々テレビや新聞、雑誌などで紹介された。9月23日にはうちの裏の川市風景が地元の山陽テレビ(RSK)で放映されたばかり。
 拙ブログでも何度か紹介したが、ちなみに「川市」で検索をかけたところ5件ヒットした。

 早速に岡山商工会議所を訪ね、同ガイドブックを頂いて来た。なるほど、拙宅を含めこの界隈が何カットも取り上げられ、絵と文で素敵に紹介されている。見慣れた風景であるが、こうして冊子になると実物よりもずっと様になる。

 冊子の巻頭で岡山大学大学院環境学研究科教授の馬場俊介氏は、「岡山って日本のヴェネツィアだ」と、用水路が市街地を縦横に流れる岡山のことを絶賛する。そして日本の他の都市では、見たことがない光景だとも。

 日本のヴェネツィアとはちとおこがましいし、景観上もさることながら、私ども農家にとって忘れてならないのは、「太陽の恵みと並んで、用水は米を育む命水でもある」ということ。


冊子『水路散策之図~庭園都市岡山への誘い~』の表紙

隣家の川市の紹介記事

同アングルの写真で奥側が拙宅(10月4日撮影)

界隈の紹介記事

拙宅の橋の上から撮った隣家の写真(10月4日撮影)

すぐ上流にある水門(10月4日撮影)
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