2020.3.17.12:10 近鉄 南大阪線 古市駅
河内長野行準急が吉野行急行との待ち合わせで待機していました。
よく見ると「あすか万葉」のヘッドマーク。
ラッピングカー「あすか万葉」トレインです。
昨年7月から走っているらしく、ときどき見かけましたが、なかなかカメラに収める機会がなくて、この短い待ち合わせ時間でやっと撮れました。
大阪市出身の漫画家の里中満智子さんのイラストデザインです。
フルラッピングではなく、ボディースッテッカーのハーフラッピングですが、図柄は6種類あるそうです。
これは持統天皇。彼女の万葉歌が載せられています。
万葉集ゆかりの歌人が美しく象徴的に描かれていますね。
帰りに橿原神宮前駅でまたもこの電車に遭遇し、6種類全部撮れました。
昨年3月国宝に指定されたキトラ古墳の四神のうち、西を守る白虎
持統天皇の有名な万葉集の歌。里中満智子さんの30年にわたるライフワーク「天上の虹」の主人公。
富田林から飛鳥は、阿部野橋行準急と吉野行急行を乗り継いで、わずか33分、結構近いんですよ!
2020.3.17.12:53 近鉄 大阪線 大和八木駅
きょうは今後の館外学習の下見に、山の辺の道へ行く途中ですが、ラッピングカーによく出会う日です。
近鉄ではあまり見かけない色のツートーンです。
かつて大阪線を走っていた2250系の復刻版で、2014年にこの色に現行車両が塗装され、「第3回近鉄エリアキャンペーン 室生、赤目、伊賀上野」のキャンペーン列車に使用されたこともありました。
現在も4両編成で、他の電車と連結して8両で運行されていました。
広い連続窓とクロスシート、2枚扉×3が印象的です。
車内も明るく・広く、転換クロスシートの特急車両並みの装備で、なんか得した気分でした。
たった一区間(急行で大和八木~桜井駅)の乗車でしたが、耳成山や三輪山が見えて快適でした。
ついでに、JR万葉まほろば線の三輪駅での、電車の行き違い。和歌山行と奈良行。
昨年3月に導入された2両ワンマンの新造車。なんかちょっといかつい顔をしてますな。
さらに、三輪駅のすぐ横の大神神社へ行く踏切の横のサイホン水路。
たぶん水路底が線路より高くて、橋梁で跨げないので、逆サイホンになっているかと思います。
明治31年(1898)に前身の奈良鉄道が京終~桜井駅間で最初開業した当時のものは解りませんでした。
イギリス積みのしっかりした煉瓦造りで一部はモルタルで塗られています。
もうひとつ、巻向駅のすぐ横の踏切横の煉瓦溝橋。
しっかりとしたイギリス積みの煉瓦構造物。
奈良鉄道の開発が明治30年代前半と、煉瓦構造物が盛んに作られた時代だからでしょうか?
三輪山と箸墓
JR三輪駅と巻向駅の間にあります。
関連記事:今までに走っていたラッピングカーや復刻版塗装車(現在も走っている電車もあります。)
「吉野・飛鳥」と「大和高田」ついでに「ラビットカー」 2016.2.11.
こふん電車にこーふん! 2019.8.12.
こふん電車にこーふん!2 2019.9.13.
撮影:2020年3月17日
2020年3月20日(HN:アブラコウモリH )
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