〈リバイバル・アーカイブス〉2024.2.26~3.11
原本:2022年3月18日
2022年3月16日 富田林市甘南備 富田林市農業公園 サバーファーム
満開の河津桜。
おそらく大阪で一番早いさくら便り。
メジロくんもはしゃいでいます。
丘陵いっぱいに咲いた河津桜。ピンクの濃い桜なので、遠見で梅や桃と見間違います。
早咲きの桜で有名で、平年なら2月には咲き始めます。
昨年は暖冬で2月23日が満開でした。
ソメイヨシノより大きな花びらで、赤みの強い色合いです。
花弁の色は紫紅。オオシマザクラとカンヒザクラの雑種にさらにカンヒザクラが交雑した種と特定されています。
オオシマザクラ(大島桜)由来の大輪の花と、カンヒザクラ(寒緋桜)由来の紫紅の花弁の色と早咲きが特徴です。
アーモンドの花にも似た大輪の花が魅力です。
もともと伊豆半島 東伊豆の河津町が原産で、昭和30年(1955)2月に静岡県地元の飯田勝美さん(故人)が河津川沿いで1mほどの原木を発見したことが由来です。
早咲きと大輪の豪華さで接ぎ木などで増やされ、今では全国で見られるようになってきました。
親木のオオシマザクラの大輪の白い花は富田林市では津々山台のリボン通りで見ることができます。
名前のとおり大島を含む伊豆七島、伊豆半島、三浦半島及び房総半島が原産と言われています。ソメイヨシノも江戸時代に同じくエドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた木を増やしたことが解っています。
片やカンヒザクラですが、鹿児島や沖縄では有名な早咲きの桜やそうです。
花がうつむき加減で大きく開かないので目立ちませんが、実はサバーファームにも植えられています。(同じ日に撮影)
早咲き、下向き開花、濃い花弁色のカンヒザクラ。
しだれ梅と河津桜のコラボ。
白梅とのコラボ。
もう紅梅はピークを過ぎたしだれ梅。
しだれ梅の隣の菜の花は鋤き込まれて肥料になり、次はポピーかな?
今年は1月、2月の特に寒い冬を乗り越え、遅れていた開花が一気に来た感じの河津桜。
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撮影:2022年3月16日
2022年3月18日 (HN:アブラコウモリH )
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