富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

くすのきまち歩き 2024年度第2回(通8)「すだれ博物館と絵図で巡る新堂まち歩き」

2024年06月22日 | くすのき塾

2024.6.14 12:44 富田林市若松町四丁目1-9 道前(どうぜん)食堂にて

 

9:54 近鉄 富田林駅 南出口 

 

今回は10時スタートで、「すだれ博物館」と新堂界隈を巡ります。総勢13名。

 

駅を出発、線路沿いに歩いて、巡礼街道と深溝(ふこうど)井路に向かいます。

 

10:13 程なく深溝井路。喜志の粟ケ池に流入する幹線の農業水路です。石川から取水したきれいな水が流れます。

 

巡礼街道沿いにある「歯痛の観音さん」の祠。

 

実は西国三十三度供養塔なのですが、宝篋印塔の裏に「歯の痛そうな(半跏思惟)」観音さんがおられるのでこう呼ばれています。ちなみに富田林市域にある西国三十三度供養塔は24基もあり、市町村では全国一です。すごいですね。

 

次の辻を曲がるとまもなくすだれ博物館。

 

10:43 すだれ博物館・杉多製簾(株)に到着。

解説をいただいた森口博正氏(右2番目)と杉多製簾(株)杉多公一社長(右端)。

後ろは伝統工芸品 金剛簾の御翠簾(おみす)。

 

ビデオを見せてもらい、説明を熱心に聞く参加者。

 

竹を割る道具の説明。

 

すだれを編む機械。

 

2階の竹製品とすだれの展示に興味津々。

 

伝統ある新堂特産の新堂籠。杉多製簾の創業は185年前の天保十年(1839)!

 

気さくなお人柄でくすのきレディースにも大人気。

 

竹の節を波形模様にするような繊細な技と熟練の技術にビックリ。

 

昔はこんな感じで行商をしていたのですね。

 

先々々代、先々代、先代から技と伝統を受け継ぎます。

 

多くの神社・仏閣の御用達。

 

11:29 お話がはずむ談話室?、休憩室かも。伝統を守ることの大切さを身に染みて感じることができました。

長いお時間お邪魔し、お世話になり、ほんとうにありがとうございました。

 

11:56 新堂界隈を巡る。

民話「めおといちょう」でも有名な龍地山 光盛寺(こうじょうじ)。浄土真宗本願寺派(西本願寺)。

 

さあ、これから楽しみなランチ。お昼のメニューは...

 

道前食堂 きつねうどん 500円。おおぜいで押し掛けて、すみません。

 

大きなお揚げとだしの効いた甘い目のお出し。これぞ大阪のきつねうどん(「けつねうろん」と訛るのは昔の河内弁)に舌鼓。

いつ来てもなつかしく、みなさん満足・満腹でした。

 

お腹も膨らんだところで、新堂界隈の散策の続き。町の真ん中を通る東高野街道の「食違い(屈曲道路)」。

 

13:15 最後の立ち寄り、「清水大師」

今も清水がこんこんと湧く弘法大師ゆかりの井戸。富田林には大師ゆかりの井戸が5つもあります。

 

ほかいろいろ回りましたが省略。

13:46 予定より少し遅れて、富田林駅に無事到着。暑い中最後まで歩き通してありがとうございました。

 

記念の集合写真です。

参加者にもれなくプレゼントします。次回もお会いできますように...

 

〈画面をクリックすると拡大します〉 本日の行程

 

〈画面をクリックすると拡大します〉 町に4つもあったお寺(現在は3つ)。

 

〈画面をクリックすると拡大します〉 新堂についての解説

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撮影:2024年6月14日

2024年6月22日 HN:アブラコウモリH

 

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