2024.6.14 12:44 富田林市若松町四丁目1-9 道前(どうぜん)食堂にて
9:54 近鉄 富田林駅 南出口
今回は10時スタートで、「すだれ博物館」と新堂界隈を巡ります。総勢13名。
駅を出発、線路沿いに歩いて、巡礼街道と深溝(ふこうど)井路に向かいます。
10:13 程なく深溝井路。喜志の粟ケ池に流入する幹線の農業水路です。石川から取水したきれいな水が流れます。
巡礼街道沿いにある「歯痛の観音さん」の祠。
実は西国三十三度供養塔なのですが、宝篋印塔の裏に「歯の痛そうな(半跏思惟)」観音さんがおられるのでこう呼ばれています。ちなみに富田林市域にある西国三十三度供養塔は24基もあり、市町村では全国一です。すごいですね。
次の辻を曲がるとまもなくすだれ博物館。
10:43 すだれ博物館・杉多製簾(株)に到着。
解説をいただいた森口博正氏(右2番目)と杉多製簾(株)杉多公一社長(右端)。
後ろは伝統工芸品 金剛簾の御翠簾(おみす)。
ビデオを見せてもらい、説明を熱心に聞く参加者。
竹を割る道具の説明。
すだれを編む機械。
2階の竹製品とすだれの展示に興味津々。
伝統ある新堂特産の新堂籠。杉多製簾の創業は185年前の天保十年(1839)!
気さくなお人柄でくすのきレディースにも大人気。
竹の節を波形模様にするような繊細な技と熟練の技術にビックリ。
昔はこんな感じで行商をしていたのですね。
先々々代、先々代、先代から技と伝統を受け継ぎます。
多くの神社・仏閣の御用達。
11:29 お話がはずむ談話室?、休憩室かも。伝統を守ることの大切さを身に染みて感じることができました。
長いお時間お邪魔し、お世話になり、ほんとうにありがとうございました。
11:56 新堂界隈を巡る。
民話「めおといちょう」でも有名な龍地山 光盛寺(こうじょうじ)。浄土真宗本願寺派(西本願寺)。
さあ、これから楽しみなランチ。お昼のメニューは...
道前食堂 きつねうどん 500円。おおぜいで押し掛けて、すみません。
大きなお揚げとだしの効いた甘い目のお出し。これぞ大阪のきつねうどん(「けつねうろん」と訛るのは昔の河内弁)に舌鼓。
いつ来てもなつかしく、みなさん満足・満腹でした。
お腹も膨らんだところで、新堂界隈の散策の続き。町の真ん中を通る東高野街道の「食違い(屈曲道路)」。
13:15 最後の立ち寄り、「清水大師」
今も清水がこんこんと湧く弘法大師ゆかりの井戸。富田林には大師ゆかりの井戸が5つもあります。
ほかいろいろ回りましたが省略。
13:46 予定より少し遅れて、富田林駅に無事到着。暑い中最後まで歩き通してありがとうございました。
記念の集合写真です。
参加者にもれなくプレゼントします。次回もお会いできますように...
〈画面をクリックすると拡大します〉 本日の行程
〈画面をクリックすると拡大します〉 町に4つもあったお寺(現在は3つ)。
〈画面をクリックすると拡大します〉 新堂についての解説
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