過去と今と未来と

カトリック教会では11月は死者の月。

最近、またひとり、お世話になった方がが天に召されました。

戦争の時代に生まれた姉妹たちが次々と…

　

時代は変わると簡単に言いますが、今わたしたちが生きているこの時代も、

わたしたち一人ひとりの人生の重みを載せて、

やがていつかは次の時代へと移り変わっていきます。

 

こうして過去が一つ一つ積み重なることによって、今この時が存在でき、

未来という一瞬先が現実のものになっていけるのだなと考えさせられる今宵です。

 

永遠の安息のために、祈りのうちに。

台風13号接近中

台風13号が、日本列島のちょうど真ん中あたりを目指して接近中。

 

進路に当たりそうな地域、既に豪雨が発生している地域に

お住まいのお友達の皆さま、

今晩から明日にかけてお気をつけてお過ごしください。

これで涼しくなるのかと思ったら、

そううまくはいかないような予報士さんのお言葉。

夏と秋のせめぎ合いでしょうか。

感謝して幸せに

 

まあまあかな、うまく行ったな、ラッキーだったな。

そう感じたら、そのまま感謝する。何事も自分の力のみで達成できるものではありません。

神さまの計らい、周りの人の善意と協力があればこそ。

ちょっとマズかったかな、失敗したかなと思ったら、

神さまが見ておられないのではないかという疑念や、

周りの人の悪意を疑ったりするかわりに、

自分の足下を観て、現実から未来に向けて歩み続けられればいいですね。

もっと幸せに生きることに繋がっていくために…

「今」から「未来」へ

 

いつ何が起きるかわからないのが、生きているということなのでしょう。

 

未来はおろか、この一瞬ごとの「今」さえ、

1秒後に何か大変なことが起きないという保証はありません。

 

未来を見ましょうというのは、過去の毎瞬の繋がりが今に続いてきて、

それが未来をつくっていくという意味で、

これまで過ぎたことも中に組み込んで先を観るということなのでしょうか…

 

神さまはいつも「今」待っていてくださり、未来へと導いていかれます…

なるように

何か困ったことがあると、うわ～、イヤだ〜とドキドキする。

ちょっと思い通りに事が進むと、しめしめ、上手くいくぞ〜、と。

一喜一憂というのか、心臓に悪そうな生き方に

ならないようにしたいものです。

いつも平常心を保つのは簡単なことではありませんが、

日常の出来事に心を振り回されて、

ハラハラ・ドキドキして時間を過ごすのは苦しいものです。

何事もなるようにしかなりません。

「なるように」というのは、事が“わたし”の意思に沿って実現するとは限らないし、

自分の狭い視野でわかることの遥か外側で、

神さまのみ旨は働いているのでしょうね。