![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/3a/4067500e013da590b66f22d395229fcb.jpg)
昨晩はイギリスを中心に活躍中のヴァイオリニスト
相曽賢一朗氏のリサイタルに行ってきました。
ヴァイオリン一本を手に奏者が登場、
早速演奏が始まりました。
初めから終わりまで無伴奏、つまり
ヴァイオリン一本に演奏のすべてがかかるという、
ある意味固唾を呑んで聴き入る、
奏者の卓越した技術とセンスが光る演奏会でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5c/fbcaf8ffa88c8b08ca68e7bef83f58b6.jpg)
生きるというのも、きっとこういう無伴奏なのでしょうね。
自分という楽器を一本だけ手にして
ステージに上がることが許される…
途中で疲れても、間違えても、
旋律をど忘れしても、修理が必要になっても、
演奏会を最後まできちんと弾き通す勇気と信頼が、
神さまから求められているのでしょうね。
地球の裏側で大勢の人の血が流されるとは思いもよらず、
平和の内に音楽を堪能していた夕べでした。