
明日2月18日はベルナデッタの記念日です。
聖女の名を洗礼名、堅信名にいただいている方、
おめでとうございます。
だいたい聖人・聖女というと、
勇敢に宣教に赴いたり、勉学熱心だったり、
暖かな環境をかなぐり捨てて貧しい生き方を選んだり、
厳しい労働で身体を鍛えたりといったイメージに
結びつくことが多いように思います。
ベルナデッタは没落した家族の病弱な長女で、
体調がよいときは家の手伝いをしたり、
学校とは縁遠い子ども時代を過ごしたために、
大人になってからもうまく文章が綴れないなど、
わたしたちと同じ、あるいはもっと「貧しさ」を
骨身に染みて知っていた人と言えます。
貧しいからこそ選ばれた。
自身もそう語ったように、
神の選びの神秘は人の常識を遙かに超えます。
神の目が人を観る視点を、
ほんの少しでも悟ることができますように、
祈り込めて。
