明日は灰の水曜日。
日曜日からは四旬節が始まります。
今のままではいけないなと感じながらも、
忙しいとか、そんなに急ぐことはないとか、
そんな完璧にはできないよとか、さ
まざまな理由を付けて、愛
の神さまに立ち返るチャンスを先延ばししている自分を、
この時期に回心の道へと
方向付けることができますように、導きを祈って。
主は、悔い改める者には、立ち返る道を開き、
耐える力を失った者を励まされる。
主に立ち帰り、罪から離れよ。
御前で祈り、罪を犯す機会を遠ざけよ。
いと高き方に立ち戻り、不正に背を向けよ。
〔主御自身が、お前を闇から救いの光に
導いてくださるから。〕
忌まわしいものを憎みに憎め。
陰府で、だれがいと高き方を賛美するだろうか。
生きている者と違って、
だれが感謝の言葉をささげるだろうか。
死んで、もはや存在しない人からは、
感謝の言葉も消えうせる。
生きていて健やかなときにこそ、
人は主を賛美する。
なんと偉大なことか、主の憐れみと、
立ち帰る者への贖いとは。
(シラ書より)