この季節、昨年は西日本全体、今年は主に九州南部を中心に、
驚異的な雨量が記録されて、
「命を守る行動を」とニュースで流れています。
かたや、同じアジアでも南のほうでは
水不足が深刻化しているそうです。
町の共同の井戸はすでに枯渇しているというのです。
女性や子どもが毎日容器を携えて水汲みに行くのですが、
井戸は底の地盤が丸見えです。
女の子が細いロープ一本を伝って底まで降りていき、
ほんの少し部分的に残っている水を汲み、
またよじ登って帰ってきます。
掌は皮が剥け、痛々しいことに。
時には手を滑らせて落下する子どももいるらしいです。
まさに命がけでの水の確保です。
水は生命に不可欠。
過ぎても不足しても生物は生きられません。
そんなことを思いながら、
今の自分の水の使い方を
もう一度考えてみないと思いました。