ウクライナ侵攻が始まるまでは、
戦争のイメージは多くの人命が奪われる
おぞましいものという感じでした。
ところが今回、毎日映像を見るようになり、
もちろん命が失われるのは言語道断ですが、
同じぐらい気になりだしたのが「破壊」です。
街全体が破壊されている様子を目の当たりにしていると、
技術者や職人さんが一生懸命造ったもの、
誰かが大切にしていたもの、
大勢が便利に感じて利用していたものなどが、
全て文字通り「塵に還る」ことに。
黒焦げになり、原型を留めないほどバラバラにされ、
再利用どころか、どこに廃棄すればよいのかわからないぐらい。
それもわざわざ人間が直接手を下して。
人や生き物のいのちへの暴力と同じく、
物づくりができるホモサピエンスとして、
創造主の前で本当に恥ずかしい、
お詫びしたい気持ちです。
※写真は原種チューリップの一種。