ノアの映画、観てきました。不器用なまでに神に従順であろうとするノアは、大切な人を守ろうという気持ちさえ神に捧げようと… 話が進むうちに、神に命じられた通り最愛の子イサアクに手をかけようとするアブラハムの姿とかぶりました。
まるで全編VFXで描いた旧約聖書です。初めから天地創造のお話で、人間について地上に降ってきた堕天使も登場します。
それにしてもあらためて思うのは、人間の罪深さ。あの時代から現代にいたるまで、人は対立し合い、殺し合い、奪い合い… いつになったら本気で悔い改めるのかわからない人類。「怒るに遅く、いつくしみ深い」神さまの姿を、大洪水の中で何度も垣間見させていただきました。
そのせいか、映画館を出る頃には、なぜか外は大雨になっているような錯覚に陥っていました。